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配属先

書いてて思います。

作者の願望が顕著にでますね。これ

何やら厳重な警備が敷かれている部屋、若い兵士は、「よし…」と呟きながら、扉をノックした。


高齢の男「誰だね?」


若い兵士「はっ!今日からこの基地に配属になりました、ランド・シュバイツ小尉であります!」


すぐに帰ってきた返事は高齢の男のものだった。ランドと名乗った若い兵士はそのまま恐る恐る扉を開いて入り、司令官と思わしき男の前で敬礼をした。


司令官「何、かたくならんでも良い。私は、エドモンド・バークレイ准将。この基地の司令をしている」


バークレイと名乗った男は、書類から目を離しランドに向かって説明を始める…と思いきや、


バークレイ「さっそくで悪いが、話は君が所属することになる、第409小隊の隊長の、ジョシュア中尉に聞いてくれたまえ。これから会議があるのだ。すまんな」


そういうとバークレイは再び書類に目を通し始める。


ランド「りょ、了解しました!」


いきなりの丸投げだったが上官に逆らえるはずもなく、ランドはそのまま部屋を後にしたのだった。







ランド「いきなり丸投げかぁ」


部屋を後にしたランドは、ジョシュア中尉に会うため、兵舎を目指していたのだが、案の定道にまよってしまう。

よく考えなくとも、基地にきたばかりのランドに場所などわかるはずもない。

歩き回るしか無いな、と判断したランドは当てもなく歩きだしたのだった。



ここはロシア西部、カーメンという地域にたてられた基地だ。

旧ロシアが戦時中に建設していた基地で、現在はユーレスタ連邦の兵士が駐屯して管理している。

対峙する形となっているうアトラス機構とはもう何年も戦闘という戦闘は行っておらず、休戦の話が末端の兵士まで広がっているほどだ。






ランド「や、やっと着いた・・・」


さ迷う事30分、ようやく兵舎らしき建物を見つけた。。

警備をしている兵士に聞くと、一回の左端がジョシュア中尉の部屋らしい。


感慨に浸っている場合ではないので、ノックをする。


???「ん?誰だ?・・・まあ入れ」


気だるそうな返事だ。ランドはそのまま


ランド「失礼します」


と言って部屋に入る。


ジョシュア「うん?お前・・・誰だ?」


ジョシュア中尉は、中肉中背、どこにでもいるような男だった。

部屋に入ってきた男には見覚えが無い。至極まっとうな問いだろう。


ランド「今日から配属になりました、ランド・シュバイツ准尉であります。バークレイ司令から、ジョシュア中尉に話を聞けと仰せつかってまいりました。」


生真面目に答える。

新兵らしく、丁寧な敬礼をしないと


ジョシュア「ふむ・・・俺はジョシュア・ケルム中尉だ。第409小隊の隊長をしている・・・って事は司令から聞いてるか。・・・後は日程と、哨戒等のローテーションだな。後2人の隊員がいる。案内しよう。」


ジョシュアはそのまま部屋を出ていく。

どんな隊員だろうか?いびられたりはしないよな・・・

今後の事を心配しなが、ランドはジョシュアに付いていった。






〜ハンガー〜


ジョシュアの後に続いてハンガーに入る・・・


ランド「こ、これが・・・」


ランドは言葉を失った。

目の前にあったの隊長10mの巨体

戦場を180°変えた存在――ACS01「プロトタイプ・キガンテス」

20年近くたった今でも、新たな機体は作られず、圧倒的な存在感で戦場を支配する。その名に恥じない―正に巨人


元は人の用な細いフレームらしいが、何重にも付けられたアーマーによってゴツくて太いがっしりとした風体をしている。

雪の中でみめだたない白いカラーに塗装されており、アーマーによって肩、足、頭まで四角く、頭の長方形のガラスの中にはメインカメラがついている。


ジョシュア「どうだ。仕官学校で見たのよりもすごいだろ?お前もこれに乗るんだぜ」


すごい・・・シミュレーターしか乗ったことのない俺には、本物のギガンテスを見る機会はあまりなかった。それが今目の前にあるのだ。

自信気に語るジョシュア中尉はとても大きく見えた。



ジョシュア「よし、とりあえず隊員を紹介しよう。おーい、パーン、キンバレー」


ジョシュアは、近くにいた2人組に向かって声をかける。


ダン「隊長。呼びましたか?」


キンバレー「何か用ですか?」


ジョシュア「新人だ。おうランド、とりあえず自己紹介しろ」


ランド「は、はいっ!今日から配属になりました。ランド・シュバイツ小尉です!よろしくお願いします!」


ジョシュアにいきなり振られ、慌てて自己紹介をする。


ダン「ふーん。まあ、宜しく。」


パーンと呼ばれた男は、ひょろひょろとした白人だった。こちらを見下しているのか、差別的な視線を向けてくる。


キンバレー「仕官学校でたてのお坊ちゃんか。戦力になるのかねぇ?」


キンバレーと呼ばれた男は、太った黒人だった、こちらも同じくランドを見下しているのか、差別的な視線を向けてくる。


ランド「よ、よろしくお願いします!」


何か嫌な予感しかしないなぁ・・・


そういう風に思われていると、自然と気づく物なのだ。


ジョシュア「・・・説明しておくから、ランド、お前は部屋に戻って荷物を片付けておけ」


ジョシュアは何か悪い雰囲気を感じたのか、早々に助け船をだしてくれる。


ランド「了解しました。失礼します」


隊長、助かりました。

心の中で礼をしながら、ランドはハンガーを後にしたのだった。






ランド「ここか・・・」


教えられた部屋は201号室、2階の一番右端の部屋だ。

・・・とりあえず荷物を置こう。

カバンから荷物を取りだし、辺りに置いていく。


あらかた出しおわったな・・・勤務は明日からだし、今日はいろいろと疲れたから寝てもいいよな


洗面所へと向かい、歯磨きだけは済ませる。


その間鏡に映った自分を見ていると、


ランド「はあ、相変わらず冴えない顔してるなぁ」


自らの顔にはガッカリするぐらいだよ。


ランドはそう言っているが、別に不細工な訳ではなく、どっちかと言えば・・・まあイケメン?の部類に入るほうだ。

隔世遺伝とやらで、髪は黒く、肌もアジア系に間違う程だ。身長も170はあり、訓練のおかげでそれなり引き締まっている。

先ほどガッカリしていた顔もそれなりに整っていて、尚且つ臆病でヘタレだが、優しい性格のおかげで今までアプローチを掛けて来た女性も居たのだが・・・自らに自信が持てずチャンスを棒に振ってきた。そもそも女性とまともに話せない


ランド「ふあぁ〜・・・」


そのまま布団を被り、眠りに着いた・・・

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