基地崩壊
とりあえず3話です。
機体案がいまのところ全くないという致命的な問題をかかえておりますw
あれから早1ヶ月
いつものように訓練はげむべく、ランドはハンガーに来ていた。
準備を整え、いざ!・・・というときだった。
パーン「お前はまだシミュレーターかよ」
キンバレー「士官学校でたての坊っちゃんには相応しいぜ」
丁度帰って来たのか、2人の野次がはいる・・・この2人、ランドをおちょくって楽しんでいるのだ。
ランド「機体が無いんですから仕方ないですよ!」
ついついムキになって反論してしまう。
この辺がまだ子供だとはわかってけど・・・
ジョシュア「2人共、あんまりランドを弄るなよ。」
すっかり仲裁が仕事になったジョシュアが割って入る。
パーン「了解しましたよ」
キンバレー「へいへい」
2人は悪びれる事無く行ってしまう。
・・・くそぅ、好き勝手言いやがって。
すっかりふててしまったランド。自分の仕事をバカにされれば悔しいのは当たり前だろう。
ジョシュア「すまんな。あまり気にするなよ」
通り抜ける隙に、ジョシュア中尉が2人謝罪してくれるが、耳を素通りするだけだ。
ランド「・・・はぁ、行くか」
俺は嫌な気分のまま、今日もシミュレーターへと向かうのだった。
〜???〜
兵士「各部隊、準備整いました。師団はいつでも出れます」
兵士と思われる男が、椅子に腰かけた若い男に報告をしている。
若い男「わかった。各部隊はそのまま待機、今夜25時、カーメン基地をこの地球上から消す!」
ランド「隊長。本日も訓練おわりました」
訓練を終えて、報告書をジョシュアへと渡す。
特に問題も無く、いつも通りだ・・・
ランド「(まだ日誌が残っているから、気分が滅入るよ・・・)」
ランドが気を落としていると、
パーン「さーて、俺たちエリートはこれで終わりだ。キンバレー、ポーカーでもしようぜ」
キンバレー「おう新人は速く仕事終わらせるんだな、ハハハハハハハハ」
2人は相変わらずランドを見下して去って行く。
最近なんかひどくなってきてないか?
確かにACSパイロットは扱いが良い。戦場の主役、それだけあれば差が生まれるのだろう。
あれでは他の兵士からの受けもわるいだろう。
ジョシュア「すまん・・・あいつらは全く!」
ジョシュア中尉も注意はしているようだが、2人は聞く気すら無いようだ。
ランド「良いですよ。はやく、あんなこと言われない位になるようにしますから」
あくまでも「なるように」後ろ向きな考えだったが、
ジョシュア「そうか、ではまた明日な。」
ジョシュア中尉もそのまま去ってしまう。
そこに気付かない辺り、そこまで有能ではないのだろう。
ランド「(さて、俺も戻るとするか)」
ランドは日誌を仕上げる為、部屋へと戻るのだった。
ランド「や、やっと終わった!」
長きにわたる日誌との格闘。手元の時計に目を通すと、既に深夜になってしまっている。
ランド「長く時間かけすぎたな・・・風呂に入って寝るか」
特にやることもないだろう。俺はそのまま風呂へと向かうのだった・・・
〜???〜
兵士「5・・・4・・・3・・・」
兵士と思われる男が、指揮車でカウントダウンを行っている。
兵士「2・・・1・・・作戦開始です!!」
若い指揮官「各機発進」
若い指揮者らしき男の号令により、10mの巨人・・・漆黒の黒に塗られたギガンテスが、砂煙を巻き上げながら、大地を駆ける
若い指揮官「優先目標は指令部だ。雑魚はなるべく無視していけ!!第1分隊、ミサイル一斉射!!」
指揮官の指示に呼応したギガンテスが、ミサイルをカーメン基地に向かって発射した。
ランド「ふあぁ・・・寝るかぁ」
寝る準備を完了させそのまま布団に入る。無音の中、安らぎの眠りへ・・・・・・・・・入れなかった
「ヒュルルルル・・・」
ランド「えっ?」
ランドが気付いた時には遅かった。
「「「チュドドドドドドドドドドド」」」
基地にまるでシャワーのようにミサイルが降り注ぐ。
ランド「な、なんだっ!?」
オペレーター「て、敵機襲撃!!ジャミングにより、発見出来なかった模様。各員第一戦闘配備。直ちに警きゃあぁっ!・・・・・・・・・・・・・・・」
オペレーターの通信が突如途絶え、辺りにはミサイルの音だけが響いている。
ランド「し、指令部がっ!!とととにかく急げ!!」
ランドは慌てて服を手にとると、着替えながら部屋を飛び出した・・・
兵舎を勢いよく飛び出す・・・目の前に広がっていた風景は先ほどとはにてもにつかぬ風景だった。
建物はくずれさり、辺りにはミサイルが降り注いでいる。
兵士「お前、はやくぶっ!!」
ランドに駆け寄ってきた兵士がミサイルで吹き飛ぶ
ランド「あ、あ、うわあぁ!!」
目の前で人が吹き飛ぶ。
人がいたところにはもう何もない
ランド「あ、ああ・・・う、動け!動かなきゃああなる!!」
自らを奮い立たせ、近くに落ちているライフルを拾う。
ふと上を見れば、ミサイルの雨は止んでいる。
ランド「はやく、隊長達に合流しないと!!」
その隙に急いで走り出す。
「・・・ガション・・・ガション、ガション」
走る俺の前に、歩きながらライフルを構えたギガンテスが通りかかる。
恐らくこれから来る敵を警戒しているのだろう。
ジョシュア「ん?・・・ランド!?無事だったか!!」
ランド「た、隊長!!」
ギガンテスのスピーカーから聞こえてくるジョシュアの声。
ランド「良かった・・・これでた」
ジョシュア「いいか!急いで建物に入れ!ACS同士の戦闘で歩兵がいても死ぬだけだ!!」
安心したランドに対して、話す隙も与えずに警告するジョシュア
ランド「り、了解しました!」
迫力の隠った声に、ランドはうなずくしかない。
パーン「そうそう、大人しくしてな。ハハハ」
こんな状況でも、パーンはランドを嘲笑う。
ランド「(・・・仕方ない。早く逃げないと)」
この状況では何も言い返せない。素直に近くの建物に入るためと踵を返す。
パーン「まったく、新兵はつかえ」
嘲笑っていたパーンのギガンテスが突如爆発する。
ランド「え?」
振り向いたランドの目についたのは、残骸となったギガンテスの姿だった。
ジョシュア「敵ACS!?12時の方向からか。キンバレー、撃ちまくれっ!!」
呆気にとられているランドを尻目に、ジョシュアはアサルトライフルを12時・・・前方に向かって撃ち始める。夜間で照明も無い為、弾は当たる気配を見せない。
キンバレー「た、隊長!うわああああああ・・・」
今度は、混乱していたキンバレーのギガンテスに弾が命中。何発かが装甲を貫き爆発する。
ジョシュア「キンバレー!!・・・ランド!急いで建物に入れ、奴ら手慣れてやがる!!」
未だに動けずにいた、ランドに向かって、ジョシュアは促す。
ジョシュア「(一瞬で2機を葬った挙げ句マズルフラッシュも無かった・・・サプレッサー装備のアサルトライフルか!?)」
大方の予想をつけたジョシュアは、建物を背にし、敵を迎え撃つ姿勢を整える。
ランドも、急いで別の建物にはいり、ジョシュアの様子を伺う。
すると、痺れを切らしたのか、1機の黒いギガンテスが飛び出してくる。
ジョシュア「もらった!」
ジョシュアはアサルトライフルをギガンテスに向けて発射する。
ギガンテスは滑りながらそれを回避し、腰のグレネードを投げつける。
ジョシュア「っ!?」
あわてて後ろに飛び退く
だがまっすぐ逃げているときに急に旋回はできない。
「プシュシュシュシュ」
あっというまにアサルトライフルのえじきになる、
グレネードの爆発の後に見えたのは鉄屑となったギガンテスの姿だった。
ランド「た、隊長ぉー!!」
思わず叫んだランド・・・それを敵は見逃さなかった。
マイクで音を捉えたのだ。黒いギガンテスはこちらを振り向き、躊躇なくアサルトライフルを発射した。
ランド「うわあああぁ!!」
慌てて建物の中を通り抜け、裏口へと向かう。
すると、中にいた他の兵士も飛びだしてくる。
ランド「建物・・・建物は!!」
辺りを見回し、建物を探すが・・・殆どが崩れさってしまっている。
ランド「あ、あった!」
100m程先に、建物を見つけ・・・他の兵士達とそこを目掛けて走るが、
「ガガガガガガガガガ」
兵士1「ギャッ!」
兵士2「い、いやだぁ!?」
兵士3「ッ!!」
こちらを逃がすまいとするギガンテスのアサルトライフルに撃たれ、数人が吹き飛ぶ。
アサルトライフルで打てば、砂煙が起こり、視界が遮られる。。それを懸念したのか、今度は頭についている対人兵器のバルカンを発射してくる。
「タタタタタタタタタ」
先ほどよりも多くの弾が迫る。
ふと周りを見回すと、すでに数人しか居ない。
ランド「くそっ、くそっ!このままじゃ・・・死んでたまるかぁ!!」
崩れた建物の角で左に向かって飛び込み、そのまま真っ直ぐ駆け抜けた。
他の兵士達はそのまま前方のた建物に飛び込み・・・建物ごとギガンテスに潰されてしまった。
ランド「はぁ、はぁ・・・うおりゃあ!!」
敵に再び見つかったら死ぬ・・・勢いよく倉庫らしき建物に飛び込んだ。
基地は・・・・・・・・・火の海に包まれていた。
ACS同士の戦闘は鮮烈を極め、辺りには爆音と銃声と叫び声が絶え間なく響き、その様は正に阿鼻叫喚の地獄絵図。
倉庫らしき建物に飛び込んみ、呼吸を整え何かないかと周りを見回すと
ランド「はぁ、はぁ・・・・・・こ、これはっ!?」
目の前には微動だにせず君臨する巨人・・・ギガンテス
ここは、ACSのハンガーだった。
ランド「訓練はしたんだ。これに乗れば・・・けど・・・」
乗れば先ほどの先輩三人のように死ぬかも知れない・・・そう考えると自然と足が震える。
ランド「どうすりゃいいんだよおおおおおお!!」
目の前に掲げられた人生を左右する選択肢に、ランドは叫ぶしかなかった。
あ、軍事関連は少ししか知ってません。
その辺は多めに見てもらえますと・・・




