パーティー準備
朝の朝食の時に父上に朝食の後執務室に来るよう言われた。
コンコン「父上ユリスです」
「入れ」
「失礼します」
机の書類はめずらしく少なかった。
「何か御用ですか?」
父上の机の前まできて父上と向かい合う
「ああ、パーティーをどうするのか聞こうと思ってな。」
「いろいろ趣向を凝らそうとは思っていますが?」
「そうそれだ!!それが怖いんだ。ユリス何をやらかすつもりだ?」
父上は疲れきった表情で聞いてきた。
「やらかすとは失礼な。古代魔法王国時代のパーティーを再現してそれに何か僕のオリジナルを追加するつもりです。」
と胸をはって答えた。
「ハァ~やはりユリス主催のパーティがまともなものになるはずないかハァ、、、」
「ダメですか?父上」
「いや、再現できればユリスの評価ひいては後ろ盾である我が家の評価もあがり派閥のトップとしての地位をさらに固めることができる。メリットは大きい。ただし失敗すれば影響は計り知れない。だからとにかく成功させろいいな。」
父上の顔が怖い
「わかりました父上。全力を尽くします」
「うむ」
「では準備がありますので失礼します。」
父上の執務室をでた後転移でダンジョンの鉱石があった区画え転移した。
さて何かいいものはあるかな?
「ご主人様こちらにお皿などがあるようです。」
「でかしたサクラ」
サクラがいる区画に行くといかにも高級品といった感じのグラスや皿などが並べられていた。
順番に丁重にアイテムボックスに必要分を入れていった。
他にも何かないかと探していると図書区画と書かれた区画を見つけた。中に入ると棚がものすごい量の本で埋め尽くされておりなにか面白い本はないかと見ていくと面白そうな御伽噺の本やお酒の本、料理本を見つけアイテムボックスにしまいとりあえず用事は済んだのでサクラと一緒に部屋に転移した。
部屋に帰るとテトに念話してサイウルフとモンスター牛の肉を持ってきてもらった。
とりあえず肉はアイテムボックスに入れた。
演奏楽団を創造するため当日の会場に転移した。
えー指揮者演奏者は一流で音楽の分野のみアクセス権限を与えて召喚光が納まるとそこには演奏楽団がいた。
「皆には明日のパーティーで演奏してもらうから頼むぞ」
「「「はい。お任せください」」」
皆自信満々と言った表情だ
皆には異空間の屋敷でゆっくりするよう伝え異空間に入ってもらった。
次はミュージカルの劇団だな。
知識を限定して召喚。光が納まり劇団が現れた。
「君達には明日パーティーで邪心戦争を演じてもらう。よろしく頼む」
「「「はい。お任せください」」」
「ご主人様私は団長のダンと申しますが直前まで練習がしたいのですが、場所を用意していただくことはできますか?」
「わかった。なら時の部屋を用意しよう」
時の部屋を用意して部屋の説明をしてたらものすごく驚いていたがすぐに収まりこれなら練習時間がかなり取れるなどやる気に満ちた声が聞こえてきて入っていいと許可をだすと我先にと中に入っていった。
さて次はバーテンダーかな
知識を限定して召喚
光が納まりバーテンダーが現れた。
「ご主人様よろしくおねがいします。」
「うんよろしくね。明日のパーティーでお酒を提供してもらうから頼むね」
「はい。お任せ下い」
頼もしいかぎりだ。バーテンダーさんにも異空間に入ってもらい屋敷で休んでもらうことにする。
「よしこれで作業は終わりかな。」
「そうですね。お疲れ様です」
「ありがとう。サクラ さ明日の準備もあらかた終わったしゆっくりするかな。」