魔道具博覧会での評価決闘を仕掛けます
仕事が忙しいため次は木曜日に投稿します
お披露目会当日
「ねリリー本当にこんな堅苦しいの着なきゃいけないの?」
僕はゆうつな気分だ
「当たり前ですユリス様今日はお披露目会なんですよ公爵家ご子息にして子爵家当主であるユリス様がちゃんとした格好で行かなければ回りに馬鹿にされます」
「わかったよリリー」ハァ仕方がないあきらめるか
支度が終わりリリーと一緒に皆がまっている馬車に向かう皆親族として出席してくれるようだ
おはようございますと皆に挨拶をする
「おはようユリスでは出発するか」との父上の一声で馬車が王宮に向けて走りだした
「ユリスお前はその年で子爵になったと言うことはもうすでにかなりの数の貴族が知っているから娘を紹介しようと近ずいてくるから気をつけろよ」
「はい父上うまくかわして見せますよ」
「頼もしい限りだが本当におまえは10歳か?」皆頷いていた
「皆ひどいどっからどう見たって10歳児じゃないですか?」と抗議していたら皆に苦笑いされた
そんなことを話していると馬車は城につき僕は馬車を降り会場へと向かった会場での待遇は本来なら辺境伯待遇なのだが僕が子爵家当主になったので子爵待遇と言うことになってしまった。子爵の場所で待機していると国王陛下が入場されてきた。
「皆のもの今日はよく集まってくれたここにいる子ども達は5歳の者達だここまで無事に育ったことを神に感謝しこれからも健やかに育つことを祈って乾杯」との国王陛下のお言葉でお披露目会は始まった。
「お兄様」
「アリスどうしたんだい?」
「お父様達は挨拶周りで忙しいからお兄様の所にいってなさいて」
なるほで兄上達はお供で姉上はギルド長としての挨拶周りがあるのだろう
「わかった迷子にならないように側にいるんだぞアリス」
「はいお兄様」
しばらくするとシルクが挨拶にきた
「ユリス君こんにちは」
「やあシルク元気だった」
「ええもちろんユリス君は?」
「もちろん元気さシルビアは大変そうだね」
「ええこの国の王族ですもの笑」
と笑い合っているといけすかない集団が近ずいてきた
「おい子爵待遇ごときのやつがなぜ大公女殿下とはなしてるんだ」
「なぜ貴方に理由を説明しなければならないんですか?」
「なんだとこの俺に逆らうのか」
「逆らうもなにも貴方のこと何も知りませんが?」
「田舎者ごときが知るはずないかよかろう教えてやるグッスフォンヤリスだグッス様と呼べ」
「そうだぞ俺達はお前より偉いんだ様づけで呼べ」
「そうだ俺達に手間をとらせたのだからお前の妹をもらって行く俺がもらってやるのだから有難く思え」
「ちょっとあなた達横暴すぎるはよ」
とシルクも抗議してくれたがお構いなしにアリスに近づいて行く
「おまえちょっとこい」
と乱暴にアリスの腕をつかんだので思い切り蹴りをお見舞いしてやった
「おまえもう許さないぞ父上」
「どうしたグッス」といって醜いはげ豚が現れた
「そこにいる田舎者に蹴られたのですどうにかしてください」
「貴様わしのかわいい息子にそんのことしてどうなるかわかってるんだろうなあ」
「いやどうなるかなんてわかんないですね禿豚さん僕豚語わからないので笑」
かなり頭にきてたので侮辱してやった。
「貴様もう許さん貴様らやつを殴り殺せ」
豚は近くにいた護衛に命じたが護衛は相手が子どもで戸惑っているようだ
おお怖こんなとこで僕を殺したらどうなうかわかってるのかな?わかってないから言ってるんだろうけどさて僕もアスト、グリをを召喚するかな召喚、するといきなりグリフォンが現れたので回りはパニックになり犯人が僕だとわかったのか父上達と王様が慌ててこちらに向かってきていた。
「ユリスなにをしているんだ説明しろ」
と父上に言われたので今までの経緯を事細かに説明した
「ヤリス伯爵どういうことだ我が息子への暴言だけではなく娘のアリスを迷惑料代わりにもらってやるから感謝しろだと貴様らは公爵家を侮辱するつもりか」
「いやそんなつもりは」
といいながらがたがたと震えていた。グリと父上の怒りようにビビッタようだ
「しかしこやつは子爵待遇なので親は伯爵になるはずでは」
「貴様は馬鹿かユリスは子爵待遇ではなく子爵家当主だ貴様貴族のくせに私の息子が最年少年齢で子爵位を授与されたのを知らんのか」
「そんな馬鹿な」
「ヤリス伯爵事実だ」
「陛下」
「それでユリスこやつらをどうするつもりじゃ」
「そうですね当主は引退息子は子爵家当主である僕への暴言と公爵家の娘であるアリスへの暴言で極刑がだとうかと」
「ま確かに妥当じゃの」
死ぬのは嫌だと騒いでいるが僕も極刑にするつもりはない僕からしたら得るものがないからだ。殺して終わりでは納得がいかない。当主なんて引退するだけだし傀儡をおけば今までとかわらないじゃないか
「でもさすがに極刑は可愛そうなので提案がありますこの後行われる魔道具博覧会での評価決闘を行いましょうそちらの勝った場合の条件をお聞きしましょ」
「ならグリフォンとそこにいる騎士と白金貨300枚即金で支払ってもらおう支払えなければ貴様は奴隷だ」
「わかりました」
悩むふりをしてサクラに念話で相談する。
「こちらの要求はどうしようサクラ?」
「迷いの森には貴重な資源の宝庫でしかも隠しダンジョンがありますぜひこの機会にもぎ取るべきです」
「わかった他はお金や財宝でいいかな?」
「はい」
「よし決まった迷いの森の領有権と宝物庫の中身全部と白金貨500枚即金で」と伝えると回りはどよめいていた。
「さすがに要求しすぎだ」
「なにを言ってるんですグリフォン200対に一流の騎士団を要求されたのですからこれくらい当然では?」
「何を言っておる一匹と1人しかいないじゃないか」
「確かにここにいるのはそうですが他にいないなどと誰も言ってないですよ。それは父上が保障してくださいます。」
「うむ先ほどのユリスの話公爵家が保障しよう」
「そんな」
「さてどうします?子ども相手に逃げ出しますか僕はそれでもいいですよ笑」
「わかったその条件で受けてやる必ず後悔させてやるから覚えておけ」といい会場を出て行った
「ユリス大丈夫なのか?審査員は中立だから向こうがどんなに悪かろうが魔道具の出来だけで決まってしまうぞ」
「大丈夫ですよ僕があんな豚に負けるわけないじゃないですか?この僕を本気で怒らせたこと必ず後悔させてやりますよ」と言うとなぜか皆怯えていた。
「では僕は屋敷で魔道具を作ってきますので一度失礼します」といい僕は屋敷に転移した