どこにおきます?
タイマーが鳴って、扉が開いたのでダンジョンから出て来たら、ワタナベさんが待ち構えていた。
「おかえりなさい!大丈夫ですか!?」
「戻りました。もちろん大丈夫ですよ」
心配してくれていたらしい。
「アラートがどんどん消えていったので、大丈夫なのはわかってはいたのですが…」
それでも心配で…とワタナベさんが言う。
「そうですね、でも今までにはないくらいの数の魔物がいましたよ」
「そうなんですか!?本当に大丈夫ですか?」
見ての通り大丈夫ですよと言うと、
「もし、ポーションを使ってたら、遠慮なく請求してくださいね」
あー、ポーションね。
いつも持ってるけど、ほぼ使ったことないんだよね。
ヤバかったら遠距離攻撃しかしないしな
「ポーション使ってませんよ、っていうかケガしてませんから」
「はぁぁ…リッカ君は本当に強いね」
まだまだですよと笑いながら、
「そんなわけで、魔石とワインが大量です。どうします?」
「とりあえずワインの本数聞いてもいいかな?」
ワインの本数?
葡萄蜂が134本。
葡萄兎が106本。
葡萄栗鼠が92本。
葡萄鹿が8本。
葡萄馬が68本。
葡萄狼が78本。
葡萄虎が112本。
葡萄猪が152本。
葡萄熊が102本。
葡萄象が52体。
「合計904本みたいだけど」
そんなに倒して来たのか。
通りで…だよな。
「904本!?そんなに?」
ワタナベさんは、色々考えてるみたいでブツブツと独り言を言っている。
「リッカ君!支払いはするからしばらくワインを預かっててくれないだろうか?リッカ君の【無限収納】は時間も止まるんだよな?」
「そうですよ?」
「半月かひと月くらいでワインセラーをなんとかするから、その間だけでもお願いできないだろうか?」
「大丈夫ですよ?」
それもなんでも屋の仕事のサービスとして存在してるからな。
【無限収納】から保管に関する説明チラシをワタナベさんに渡す。
「こんな感じになってますけど、大丈夫です?」
月額料金
一畳 20,000
二畳 30,000
三畳 40,000
あとは一畳ごとにプラス一万って感じだ。
ほとんど使われてないサービスだけどな。
「こんなに安くていいのかい!?それならワインセラーは買わずにリッカ君に預かっててもらいたい」
どういうことか聞いてみたら、900本入れるためには、用意するワインセラーが何台も必要なんだって。
しかも大型の大容量なのは、1台100万とか軽くするらしい。
予定外の900万の出費は痛すぎるよな。
なら、時間停止で劣化しない俺の【無限収納】はかなりお得だろう。
でもワインって、熟成?とか必要ないの?
時間停止でいいのか?
ダンジョン産だから、1番美味しいワインがドロップしてるってことか?
よくわかんないけど、ワタナベさんが【無限収納】で良いって言うならそれでいいけど。
「了解だよ。うちの社長にも連絡しておいてくれる?」
「もちろんだよ。ちなみに今は何畳分くらい使ってるのかわかるかい?」
今は…。
「三畳と少し?くらいじゃないかな?」
「それなら五畳分で契約するよ。今すぐ売れそうにない店のワインも預かってくれるかな?」
なるほど、そういう使い方もあるね。
「了解だよ。あとは魔石はどうする?全部買取でいい?」
904個ありますけども。
「全部お願いするよ。処理もいつも通りで」
「社長に伝えておくね」
よろずやの事務所に戻って、昴義兄に色々報告、書類作成丸投げ状態で、疲れたから帰ると自分の部屋に戻って来た。
さてと、早速ステータス確認しなくちゃな。
レベルが上がってるはずだ。
葡萄象と戦っている時に、ピコーンって音が鳴ってたからな。
ステータス
[名前] 雪野リッカ
[年齢] 23歳
[レベル] 65 レベルアップ!
[魔力] 549,250 アップ!
[体力] 274,625 アップ!
[スキル] ▼
やっぱり!
自分よりレベルの高い魔物と戦うのは、経験値が多いんだろうな。
葡萄熊とか葡萄象くらいの魔物が、他にもいるといいんだけどな。
もっとレベルアップ頑張ろう!
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。
引き続き他の作品共々よろしくお願いします!
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