問題の入学式
登場人物増えます。
俺、神代涼の朝はたとえ高校の入学式であろうと遅い。
重い体を起こしてベッドの上から降りる。
下の階から人の声が聞こえる。
涼は不思議に思いながら階段を降りた。
「最近保持者の事件が多いですよね~」
テレビからコメンテーターの声が聞こえた。
「なんだテレビ消し忘れてんじゃん」
この家は一軒家だが自分以外は誰も住んでいない。
別に親がいない訳ではない涼の両親は仕事の都合上海外で生活しているためこの家には涼一人でのびのびと過ごしている。
「また保持者が殺人かよ・・・」
保持者とはここ20年関で生まれた人間の約15%のことを指す。
その約15%の人間には原理は解明されていないが脳の一部分がものすごく発達していて何かしらの特殊な能力が使える、いわゆる超能力的なことが出来る人間のことだ。
「俺ら保持者にはただでさえ生活に制限かかってんだから事件起こすのは辞めて貰いたいなぁ」
そう言いながら涼はテレビを消す。
「そろそろ準備しないと間に合わねぇな」
涼は顔を洗い新しい高校の制服に腕を通す。
そして冷蔵庫から朝食代わりに10秒でエネルギーをチャージして歯を磨き家を出た。
「お、相変わらず入学式でもギリギリだな」
「あぁ、世界か、おはよう」
「おう、涼おはよう」
この爽やかイケメンは神崎世界
この学校は小学校から高校まで一貫校なので高校に入ったからといっても回りにいるのはほぼ顔なじみだ、その中でも世界は親友といってもいい存在だ。
「それにしても入学式だってのに相変わらずのセキュリティだな」
「まぁ最近保持者がらみの事件が多いからしょうが無いよなぁ」
世界の言葉に涼は朝のニュースを思い出しながら応える。
「それにしても物騒だろ?」
そう言って世界は体育館内を見渡す。
そこには銃を所持した自衛隊員が5人壁際に等間隔に立っていた。
「しょうが無いだろこの学校だって保持者の管理のための学校だしな、まぁ俺らAランクは普段出来ること多いからまだマシだろ」
「それな、これ以上制限されたら俺も事件起こすかもよー」
「冗談でもこの場でそうゆうの辞めとけって」
「はーい」
保持者にはランクというものがある。
それはAからEまであってそれによって保持者は生活している中で出来ることが決まってくる。
ランクは交友関係や親とか能力などで最新のAIが総合的に判断して出しているらしい。
俺と世界はAランクなので定期的な検索などを除けば一般人とほぼ変わらない生活をおくれている。
「今日だってどうせ入学式とか言っといて政府の人が長いこと保持者の危険性とか話すだけだろ」
「はぁーマジ憂鬱」
俺と世界はそう言ってため息をつく。
「あ、入学式でもギリギリ登校だね涼」
「うん、おはよう結」
「おはよう涼あとついでに世界も」
「おう、おはようってかついでってひどくね?」
このショートボブの美少女は七瀬結
俺と世界とよく三人で一緒に居ることが多い馴染みだ。
そしてこの学校で3.4番目ぐらいに美少女だ。
「なんか結局この三人でいると高校生になった実感が無いよね」
「「たしかにな 笑」」
「それにしてもすごいね涼と世界10年連続で同じクラスじゃない?」
「たしかに俺と涼ずっと同じクラスだよな」
「ほんと確率どうなってんだよ」
「やっぱりずっと同じなんだ、私だけ今年違うね
っていうかこの学校って一学年だけで350人ぐらい居るよ?やばくない?(笑)」
俺と世界は小学校から今まで違うクラスだったことは無い。
「お、そろそろ始まるよ私は自分のクラス席戻るね」
結が体育館に取り付けられている時計を見ながら言う。
「うん、またね」
そう言って結は自分の席に戻って行った。
「俺らもそろそろ座るか」
「だな」
世界がそう言って俺達も席についた。
その時だった。
「ん?なんだこれ?」
体育館内が急にまぶしく光り出す。
「世界どうゆう状況だこれ?」
そう言って世界を見ると世界はひどく驚いた様子で固まっていた。
「おい!世界大丈夫か?」
「ん?あ、あぁ大丈夫だよ」
「なんなんだこれ」
「俺にもわからない」
そう言ってるうちにも光は強くなる。
配置されていた自衛隊員も何やら集まりだした。
「え、なんかやばくね?」
「だな、回りも騒ぎ出してるぞ」
俺達はただ事じゃないと思い結の所へ向かった。
「涼、世界これってどうゆうこと?」
「俺達にもわかんないとりあえず先生に状況を聞きに行こう」
その時急に光が回りを覆い尽くした。
その瞬間俺の意識も途絶えた・・・・
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