表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鍛冶屋の息子、MMORPGにはまる  作者: リーフランス
サードシークレット、夏のイベントは不思議だらけ?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/626

ウィンディーネを救え!

 明らかになにかある綺麗な水色に手を伸ばそうとするが、ヘドロの指によって吹き飛ばされる。


 だけど威力は低く、木に叩きつけられる事はなく、逆に距離を開いた事で、ヘドロアームの全身を確認できたが、少し小さくなっている気がする。


 なんとなくわかった、あの水色がウィンディーネだ……。


「リオアさん、ヘドロアームの中にウィンディーネさんがいました!」

「それって取り込まれてる? 寄生されてる? どちらにしても厄介ね! 大技の魔法で攻撃したら、ウィンディーネもろとも倒してしまう可能性があるのね、気をつけましょう!」


 ウィンディーネを倒したら、クエスト目的の霊薬が手に入るかは不明だが、クエストを受けた時の情報収集でNPC達がウィンディーネと加護を貰う程度に友好的な関係を築いていたから、そんなウィンディーネを倒してしまったら、少なくとも良い事に繋がる気はしなかった。


「わかった、ヘドロをアースキーで剥がして、ウィンディーネを助けるしかないか!」

「レンナ、ウィンディーネは水属性無効と聞いたことあるわ、ウィンディーネの周りのヘドロを削る時は参考にして!」

「了解!」


 ヘドロアームの全身を使った押し潰し攻撃を回避して、再びヘドロに氷の力を纏ったアースキーを突き立てて掘る……。


 凍ったヘドロが赤いエフェクトを発して消えているので、ダメージが入ってるはずだが、ヘドロアームは痛覚がないのか、怯まずに腕を振り回して攻撃してくる。


「かい…………足重、ぐう!?」


 何度も攻撃を受ける事はしたくないので攻撃の手を止めて、回避を試みるが、足下にあったヘドロに足を取られた結果、攻撃を食らってしい、再び吹き飛ばされて、木に叩きつけられる……。


「うう……いたた、気がつけば足場がヘドロだらけになってる……」

「気を引くから、回復しなさい! マジックショット、ミラージュステップ!」

「パワーアップ! リジェネレート! スピードアップ!」


 リオアさんが気を引いてくれてる間に回復薬で回復する、フェルも補助魔法をかけ直してくれた。


「すまん今復帰する!」


 ヘドロを避けて、ヘドロアームに接近して、再び共鳴の力で氷の力を纏ったアースキーで凍らせては、ヘドロを引き剥がしていくと、再びべドロの中に綺麗な水色を見つけた!


「みえたフェル、水のイメージだ!」

「はい!」


 アースキーの氷がとけて水になる、それを綺麗な水色の周辺のヘドロに叩き込むと、ヘドロが剥がれていく。

 すると綺麗な水色は透明なボールみたいな形状で、中に綺麗なアクアマリンが入っている事に気が付いた、水属性で攻撃したおかげか傷はついていない。


「動きを封じるよ! 決められるなら、今のうちにお願い! パラライズウィンク☆!」

「わかった! ぬおおおおお!!!」


 自分達が水を使ったことで好機と捉えたのか、ヘドロアームの動きを封じるリオアさん。


 アースキーから手を離して、両手で水色のボールをヘドロから抜き取ろうとする、みちみちとボールと繋がろうとするヘドロが千切れる。


「頑張ってくださいレンナさん!」

「はあああ!!」


 フェルの応援を背に、ヘドロから完全に水色のボールを抜き取り、素早く距離をとる。


 するとヘドロはパキパキと水分が抜けたように固まっていった、すると乾いたヘドロから脱出するように、中からモグラが出てきた……。


 あの大きなヘドロを動かしていたとは思えないくらいに、現実のモグラと同じ位の大きさだった。


「クリティカルレイ!!」


 リオアさんの一撃でモグラが赤いエフェクトを放ち消滅する……ヘドロの鎧が戦闘機能の全てと言わんばかりに、モグラそのものは弱かった……。


「あ、泉が綺麗になっていきます!」

「乾燥したヘドロも消えていくな……おー爽快だ」


 フェルとそんな会話をしつつ、手放したアースキーを拾ってしまう、ヘドロが消えたおかげでアースキーはヘドロまみれではなく、戦う前みたいな状態になっていた。


 泉に目を向けると、泉は底が見えるほど透明な水に満ちていた、ここがウィンディーネの住処なんだろう……。


「それで、このウィンディーネぽい球体はどうすればいいの?」


 そう言った瞬間に手に持った水色のボールが浮いたと思ったら、泉の中に吸い込まれていった。


 すると、水色のボールは泉の水を取り込み、人の形になり始めたのだ。

 その姿はスタイルがいい、大人の女性で、顔と胴体が肌色で手先足先が透き通った水色をしていた。


「ふう、やっと解放されたわ!」


 そう、ウィンディーネは話しだした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ウンディーネが助かってよかった! これでイベントが進みますね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ