35/92
異世界より。女騎士さんいらっしゃい!
2019.9
女騎士シリーズを書くつもりだったが、閃かずボツ。
「突然だが転校生を紹介する!!」
―――ガチャン……ガチャン……
「初めまして、今日からお世話になります『ヒギィィノ・アヘルコビッチ・バックデツイテー』です。気軽に『アヘル』と読んで下さい!」
鎧甲冑を身に纏い、頭には兜を被った謎の出で立ちの転校生に、クラスは誰もが静まり返った。
「あ、そうそう。アヘルコビッチちゃんは今流行りの『異世界転移』で来たんだぞ!」
『異世界転移』その言葉にクラスは慌ただしく騒ぎ出した。
「えっ!? マジ!!」
「スキルは!? ねぇ! スキルは!?」
「はいはい、順番にな!」
先生の一声でクラスが静かになる。そしてゆっくりとアヘルコビッチは口を開いた。
「スキルは……『アヘ顔』だけです」
ニコォ、と笑顔で答えるアヘルコビッチ。その期待外れの答えにクラスの生徒達は白けて露骨に興味を失った。
「なんだそれ?」
「マジかよ……」
「しょーもな……」
「はいはい、それじゃあ皆! これからアヘルコビッチちゃんと仲良くするんだぞ!?」
「「はーい」」
適当半分な




