33話 新武器初披露
新武器に関してはアカシックレコード参考
日も傾き夜市に繰り出す、タルフ様とオリエンスは急遽用事ができたと言って、どこかへ行ってしまった。
現状100m少し離した屋根の上からアル様を見ている。本人曰く、庶民として楽しみたいらしく、街中でメイドを引き連れていればすぐになんらかの権力者とわかってしまい楽しめないからだそう。今は遠距離の攻撃武器も充実しているので、ここからでも余程の相手ではない限り大丈夫だろう。
シュドウが先導し屋台を巡っている。楽しそうだ
先ほどからアル様の少し離れた位置に全身黒ローブの怪しい奴が付いて回っている。普通の人間なら気づかないだろうが、明らかに一定の距離以上離れないように調整しながら歩いている。少しカマをかけてみるか、こっそりと背後から近づく
「先ほどから、誰かをつけているようですけど、どういったご用件で?」
魔力の練度が低い、あまり戦わない職なのだろうか、これなら暴れても取り押さえられる
「な、なんですか急に。というかあなたは誰ですか?」
「あぁ、すいません気のせいだったようです」
魔力で軽く威圧しつつ、その場を離れる。黒なら護衛がいると分かりちょっかいをかけにくく、白ならただの変なやつと思われるだけで済む。
念のため、一瞬で詰められる距離まで近づき周りを見渡せるよう高い位置をとる
動いた、黒だな。シラを切られても困る、現行犯で捕まえるために少し泳がせるか。
10m、9m、7m、8、7、6、5、4、3、2、1
手をかけた
新型武装340*3を発砲、一応速度を落とし非致死性(ものすごく痛いし致命傷にはなる即死しないだけ)の弾を放つ
ギィン
なっ、防がれた⁉︎
「っ‼︎」
弾丸をものともせず、アル様を捕まえる
速攻で近づき谺の抜刀の一撃
パァン
人間らしからぬ、大きな爪と金属のような装甲。見たことがある、大会で戦ったあの魔道具に酷似している。
念のために最上位回復薬を持っているので、即死しない限りは治療できる。相手にしても、アル様を殺せば、人質がいなくなり厳しいはずだ、なので殺すまではしない。
速さを活かし、近接戦を仕掛ける、トロワと響で切り付け、至近距離で発砲。装甲に傷が付く。大会の時とは機種が違うのか攻撃が通る。削り切れる。トラップは力で破られて意味をなさない。膝裏やアキレス腱など、装甲が薄く、移動能力に関係がある部位を重点的に責め、機動力を奪う。今回は高火力兵器があるので最後は少し余力を残させた状態で一撃で決める。
ギィン
殺気を感じたので、防ぐ。どこから攻撃された?見えなかった。目の前に視界を防ぐように、突然人が現れる。すかさず剣を横に振る。刃が当たるとボヤけるように消える。その後は誰もいない。連れてかれてしまった…
全く、詰めが甘いですねしっかり早めに処理しておかないと




