あれ?俺ら3人、なんかやっちゃいました?
「「「………………………」」」
「お、おい、これ本当なのか瑠莉、、ルカ」
「うん、嘘なんかシステムがつくわけないから本当なんだと思う、ほんとに信じられないけどね、笑」
俺ら3人はジョブ表示条件を見て驚愕した。
【※このジョブは通常職に加え、ゲーム内1人のみ所持可能のレアジョブが追加されています。
レアジョブ追加確率:0.000001%】
「0.000001……って、具体的に何人に一人ぐらいなんだ?ヨウリン、」
「たしか、ざっと1億人に1人とか、だと思うが………」
まさかそんな幸運が俺ら3人にほぼ同時に来るなんてことあるのか?そんなのほぼありえないだろ、何か発生条件があったのか?誰かが設定をいじってるのか?変なボタン押したりしてないか?
考えるだけで冷や汗が出てくる。
そんな中、瑠莉香があるひとつの仮説を立てる――
「私の推測なんだけど、一応ほぼ同時ではあったけの私たちってジョブが決まったのがヨウリン→スイシン→私って感じだったじゃん?で、ヨウリンのジョブに書いてある幸運者ってやつで一番最初に能力をゲットしたから、予めパーティを組んでた私たちにもその幸運の影響がきてあとの2人もレアジョブの確率が上がったとかなのかな?」
確かに瑠莉香の推測は一理ある、俺たちはこのゲームに入ってきてここに来るまでの間に便利なことが多いからとパーティを組んだ。その影響で俺から2人にも幸運がうつった可能性は0じゃないどころか大いに有り得る。
「まぁ、とにかく、俺らここにいても何も進まないし、このゲーム詳しい人に聞いてみないか?」
「スイシンの言うとうり俺も他の人に聞きたいと思ってたところだし行こうぜルカ」
俺らは行動を起こそうと思い、ルカを呼ぼうとすると俺ら2人をよび止めた。
「2人ともちょっと待って!!2人ともこのゲーム詳しくないかもしれないから説明するね?このゲームにはほんっとにたくさんのジョブがあるんだけど、その中には他人のジョブを乗っ取って自分のものにしてしまうものやジョブの制限をしてしまうジョブだってあるかもしれないでしょ?だから無闇にジョブをばらさないほうがいいと思うの!2人ともこの考えどう?」
それもそうか。俺の影響がある可能性があるもののほぼ同時に3人が超レアジョブを引いてしまった事実は明らか。レアジョブ自体が知られたらまずいのに3人とも赤の他人に詳細を話してしまうとなると何が起こるかは容易に想像がつく。最悪の場合、また3人ともジョブの再設定から始まってしまうことだってあるだろう。
「とりあえず落ち着く拠点を得るって意味でもフィリアビルドで3人の拠点を作るための土地が必要だから、そのための資金集め兼ジョブ確認の意味でもモンスター討伐でも行くのはどうだ?」
「そうだな。とりあえずこのゲームのモンスターとやらがどんなもんなのかも知りたいし、その考えありだな」
仁斗が考えてくれた提案に納得した通り俺たちはすぐにその場をあとにして初のモンスター討伐に向かうのだった――――




