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エレフセリア∽フルオール  作者: 紗夜
新たな試み、新たな発見
2/4

「新」の生活

感想など書いてくださると大変嬉しいです。

あまり文章として成り立っていないかもしれません、、ご了承ください

なにか物事を始めようとしたらついつい他の事に目が行ってしまうことはあるある、と聞いたことがある。

「これ、懐かしなぁ〜、うぉ?!これも懐かし過ぎやしないか?!」

新生活に浮かれている気持ちもあるのだろうか、普段開けないような所まで手を伸ばしてしまう。そんなあるあるに自分もまんまとハマってしまっている。パンドラの箱とはこの事か、とひっそり、点と点のズレた思考を巡らしていた。


そんな中、よくある典型的な勉強机の引き出しに触れてみたところ目に止まったものがあった。小学生3年生の頃…いや…4年生だろうか、俺が唯一モテていたであろう時期にに貰った一通のラブレターが入っていたのだ。


今じゃLEINでの告白もあるらしいのだからラブレターという代物は小学生でいることかつ、モテ期がその6年間で来なければならないという鬼畜条件み満たした者のみに許されたレアアイテム的なものなのでは……


いかん、いかんこんな事を考えていたら朝になってしまう

待ってろよ新生活!!!

待ってろよ俺の娯楽(ゲーム)!!!








「そろそろ行くぞ〜?」

「あ、!ちょっと待って!!あと2分だから〜!」

「早くしてくれよ〜?」

こいつの1、2分は大抵10分ぐらいかかるのだ、家と学校が近いからと言ってゆったりと行動するな!と、言いたいところだが、入学初日だし、怒らせてしまうと色々面倒なことになるのでここはお口を〇ッフィーにしておくとしよう。


去年の1年間は俺が中学まで送り、高校に通う朝を迎えていたのだが、これからは高校に一緒に歩いて行く生活に変わっていきそうだ。道のりを一緒に登校しているこいつは、俺の1個下の妹、葉蘭 瑠莉香(ようらん るりか)

親からの話や友達との会話から他の家庭の兄妹事情などを聞いている限りでは、自分たちの関係は仲が相当良いのだと思う。


家には俺と瑠莉香の2人で住んでおり、

ちょうど一年前、俺が高校に入る時に、

「1人で家に住んで自由な生活をしてみたい!!!」

と母に相談したところ、

「ん〜、その気持ちはよ〜く分かるのよね〜、あ!じゃあ、瑠莉香の面倒も一緒に見てくれるならいいわよ!!」

と1つ条件を追加されたものの結構すんなりと自由のんびりスローライフを手に入れることが出来てしまったのだ。それからというもの、俺は暇さえあればゲームをする生活になっていた。

瑠莉香は家事全般を難なくやり遂げてくれており、最近は、

「面白いゲームを見つけた!!」

と、言ってから、部屋に閉じこもっている時間が多い印象がある。ついに趣味まで似てしまうことになるとは、、どんなゲームかはプライバシーに関わるかもしれんからな、何かあるまで聞かないでおこう。




一緒に歩いている瑠莉香を横目で見つつ、家から徒歩10分程の激近高校【桜見路学園】の門にたどり着く。

「じゃ、私はお兄ちゃんと違って甘酸っぱ〜い真っ青の青春を送ってくるからっ!♡」

「…………………」

「あいたっ、!」

なんか無性に腹が立ったので頭にチョップをクリティカルさせ、それぞれのクラスの張り紙の元へと別れて行った。


「さぁて、俺のクラスは〜っと、お、見っけた見っけた!3組かぁ、」

ここまで中学からの4年間連続で1組だったこともあり、もう自慢ができなくなってしまった、とくだらない失踪感を覚えつつ自分のクラスへと向かう。


幸いにも最初の座席は五十音順になっているので頭文字が“よ”である俺は後ろの席を獲得することが出来た。


さて、座席に着いた今、世間一般の男子が思うこと、それは隣の席が誰なのか、ということだ。去年同じクラスだった人ならば安心感を持つことができ、話したこともない人であれば、最初の特有なあの、気まづいようなよく分からない空気感になる。そんな熱い一般男子論を語っていたのも束の間、隣の人が隣の席に着いた。

「よぉ!!林助!また同じじゃんか!!よろしく、なっ!!!」

「?!いてぇだろお前!!俺のアイデンティティの猫背が治っちまうところだったぜ、」

何故か挨拶と同時に背中を思い切り叩かれた、

猫背が治るのはいいことか、そんなことはどうでもいい。

「てか、またお前一緒のクラスなんだな笑

まぁ、俺は林助のズッ友だからな!当然当然!グハハハ〜!」


この訳の分からん魔王みたいな笑い方のこいつは新水 仁斗(しんすい じんと)、俺の親友だ。


こいつも俺と同じ強運、4年連続1組の猛者だったのだが、何故か同じタイミングで3組になるという仕組まれているレベルでずっと同じになっている。



そんな俺と仁斗には共通の趣味があり、それが俺にとっての娯楽、フルダイブ型ゲームである。


「そういえば最近ランブレが新作のゲームを出したらしいが知ってるか??」


「え、ヘレニズム…なんちゃらじゃなくてってこと??」


あまりにラスボスが弱すぎた衝撃でタイトルを忘れてしまった、なんという失態、気をつけよう。


「あぁ、なんでも、ランブレの評価が()()()()()()()()のせいでガタ落ちしたらしくてな、それを巻き返すような勢いでその新作のゲームが、全ゲーム界衝撃を与えているらしい。俺もまだ初めてないんだが一緒にやらないか?林助」


「そんなゲームがあったとは、俺も腕が落ちてしまった……いいぜ!やってやろうじゃないの!!で、なんで名前なんだ??」


「あぁ、その新作ゲームは()()()()()()()()()()()()って言うらしい」


「おけおけ。俺は瑠莉香と合流しなきゃならないから、現地集合で帰り一緒に寄ってから帰ろうぜ」



おいおいおい!こんなにハードル上げられたら俺のゲーマー魂に火がついちまうぜぇ!



まだ舞台には入れませんでした、トホホ…

次こそは!!必ず本作の舞台に足を踏み入れます!!己の創作意欲よ!!湧き続けてくれぇぇぇ!

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