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レアジョブ3人、ゲーム世界を謳歌する  作者: Sayo
友と兄妹とゲーム世界

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3/9

そしてゲームは始まる

なんやかんやありつつも今日は初日だったこともあり、始業式の後→自己紹介→諸々の説明→今後の予定、ぐらいで終了した。


「店までは現地集合だっけか、?インセクトダイブのせいで最近睡眠不足だからかぁ、?あんまり覚えてねぇや…」


とりあえず新作ゲームをやりたいという気持ちを原動力にして動き出すとするかぁ、


「あっ!いたいた!お兄ちゃんおつかれっ!」

「おう!お疲れさん」

門で集合と伝えていた瑠莉香と合流し、店へ向かう。


「あ、そういえばさ!なんか買うって連絡来てたけど、これからどこ行くの??」

「あぁ、言ってなかったか、仁斗から、エレフ……?エレファントなんとかみたいなゲームをやらないかって突然言い出してな?一緒にやることになったのよ」

「え!!もしかしてエレフセリア∽フルオール?!私が最近ハマってるって言ったゲームだよそれ!!」

「お!瑠莉香もフルダイブゲームやってたのか!仁斗から聞いたけど、面白いのか??」

「うん!ちょっと難しいところがあるのと、人口が多すぎて、色々詰まっちゃってるけど…噂されてるゲームなだけあると思う!」


おぉ、ゲームが苦手な瑠莉香がここまで言うとは、正直意外だ。ここまでゲームの話など大晦日に会う親と会う回数と同じぐらいしか話さないような話題だったのに。ほんとにどんなゲームなんだ、?



学校から店までは約10分弱ほど、さすがに仁斗も到着しているだろう、と考えていた矢先、ちょうど店の前の電柱にもつれてスマホをいじっている仁斗を見つけた。


「お!やっときたか!林助!瑠莉香ちゃんもおっひさ〜!」

「仁斗さんおひさですっ!」

こいつらは何故か馬が合うらしい、まぁ俺としてはありがたいことなんだが…


「さすがに夕方だと少し肌寒くないか?イチャイチャしてないで早く買いに行くぞ!」

「「イチャイチャはしてねぇ!!」」


こいつらの息の合い方はもう兄弟でいいんじゃね?











内容の濃かった1日だった気がする……新生活はそんなものか、受け入れるとしよう。


結局あの後、エレフル(エレフセリア∽フルオールの略)が店に入って目の前に置いてあったため、速攻で購入→まさかの瑠莉香も一緒にやりたいと言い出し夜にみんなで遊ぶことになる→時間がもったいないので全員何故か全力疾走で家まで帰宅、そして今に至る。という訳だ。


今思い返せば3人のが、全力疾走とかはたから見たらカオスだよな笑

現在、フルダイブゲームをプレイするにあたって、

ヘッド型ギア・イヤリング型ギア・チェア型ギアの三種類がある。チェア型ギアに関してはプロの大会などで使用されており、座るだけでゲームをプレイできるという最高の代物となっている。フルダイブゲームをやっている人ならば一度は使ってみたいと思うものだ。

そのお値段、数千万らしいが………

一般的にはイヤリング型ギアが一番使われておりお手頃価格であり、使用者が多いらしい。どんな技術が内蔵されているのかは企業秘密だということでとても気になるところだが…


早速、袋から取り出し、イヤリングギアにソフトをダウンロードし、始めるとしよう。



《〜エレフセリア∽フルオールへようこそ〜》

《自分好みのアバターを作ってください。》


お、キタキタ!!!な〜んかやっぱり、何回ギアをつけても、よく分からない浮遊感が残るんだよなぁ、

まぁ、気にしてたら始まらないし行くとするか!


「え〜っと、?ユーザー名は、『ヨウリン』性別は男で──────────こんなもんか」


《この姿でよろしいですか?》

Yes or NO


「改めて見るもやっぱり初期装備って感じだよなぁ」

一通りの設定を終え、作り終えた自分の姿(アバター)を見る


頭:なし

胴:旅人の服 セット効果:体力5%アップ

足:旅人のズボン セット効果:体力5%アップ

靴︰旅人の靴 セット効果体力5%UP

武器:なし

アクセサリー:なし

HP:100

「…………仁斗と瑠莉香にからかわれる未来しか見せんぞ、この装備」

とりあえず時間もセンスがない俺はセット効果などはあまり気にせずに選んだ。


アバター設定ができるこの初期画面では、

頭・胴・足・靴・アクセサリー・武器の、大まかなカテゴリーで分かれている。

セット効果は装備のシリーズで一式を固めるとそのボーナス効果を得られるらしい。

まだゲームを始めたばかりなのでアクセサリーなどは何も設定できないっぽいな


と、まぁこんなところか!

どうせ、物語が進んでいく上でアクセサリーとかは入手することだってできるだろう、きっと、大丈夫なはず!!!




悩み続けていたが、もう、準備が出来ていると仁斗と瑠莉香から急かされているため、最終的にパパっと決めることにした。


《この姿でよろしいですか?》

Yes or NO

「もういい!!YES!!!」

アバター設定を終え、ボタンを押すと、次第に夏場の立ちくらみのような視界になり、光の中に吸い込まれて行った───────────





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