16年 秋1 「いいえ、あれはイチゴ汁です」
16年秋の新作アニメも自分としては、あまり多くを楽しめませんでしたかねぇ~。
時代の流れによる変化を顔面にたたき付けられちゃったなぁと感じる今日この頃です。
さて、今回はそんな16年秋の新作アニメから「魔法少女育成計画」に出ていた声優さんについて書いていこうと思います。
まずアニメの印象からパパッというと、色々な意味というか方向というか、に狂気っぽさを感じた作品でしたね(笑)
なんというか……起きた事だけを見れば、たかし君5歳(純粋)にプリキュア人形16体渡して遊ばせてみた……みたいなカンジですよね……。
……いや、やっぱり、たかし君14歳(悪)の方が近いかな?
……ちょっとまてよ、狂気さでいうならもしかするとたかし君33歳(無――
声優さんの印象としては全体的に配役を上手く合わせてきたなぁって感じですね。主要キャラの声優はみなさん良かったかと思います。流行りの人気声優もいて、新人からベテランまで幅広い層の声優を起用した結果、キャラ数の割に特徴を覚えやすく見やすくなってたかと思いますし、世界観もより広がって見えた気もしました。
ここからはその中から好みで3名ほど挙げまして、何かしら書いていこうと思います。
主人公を演じていた東山奈央は、自分としてはしっくりきましたねぇ。明るいキャラとかおバカキャラの方が印象的で面白いかなと思うんですけど、あの主人公のようなウジウジまっすぐなキャラの方が東山奈央の特性というか風味がよく出る気がしますねぇ。強がってる弱さっていうのかな、あの持っていきかたがなんか面白いですよね。
でも、少し気になっちゃうのは、声質だけじゃなくキャラ自体というか演じ方にも使い回し感が出てきてますよねぇ……間隔を上手く空けてやっていっても少し心配ですよね、来年何か意外性があって面白いのに挑戦してくれれば一番いいんだけどなぁ。まぁ今は色んな需要があるとは思うんだけどさ……。
間宮くるみはあの印象値の高い声でもってキャラと作品を盛り上げてたなって感じましたねぇ。まぁ、ああいうキャラの声ってキャッチ―な声であれば大体イイ感じに仕上がるとは思うけれど、それでもあの役は間宮くるみが当たってたなって感じるくらい面白かったですね。
ただ、正直な話もう少し話数全体を通して声のブレが少なければ、ブレ幅をそんなに気にならなくなれば良かったなとは思っちゃいましたね~。新人級なのかな? と勝手に思ってるわけですけど、なんか昔どっかで聞いた事のあるような気もしてるんだよなぁ。……まさかハムの人じゃないよね?(苦笑)
内山夕実のおせっかいキャラはもう安泰かもしれませんねぇ、って思えるくらい安定感のある声でした。間違いなく今後年齢と共にオバちゃん(オバさんじゃないよ)キャラも開拓していけるでしょうし、声優として単純に好きだなぁって感じます。自分としてはキャラごとに声質を変えて違いを作る声優よりも、同じ声質でもキャラごとに何かしら変化をつけて違いを生む声優の方が魅力的に感じるんです。で、そういう人って毎年のように新しい面白さを提供してくれるんで、ついつい気にしてしまうっていう、ね。