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#1 身長とあの子

公立長身高校に通う高校2年生の坂入翔

彼は平凡普通の高校生だったが身長が低くコンプレックスを抱いていたがクラスメイトの田中翠音との出会いを通じて成長していくラブコメになります。

みんなは異性との身長差について考えた事はあるだろうか?ちなみに男女の理想的な身長差は

10~15cmだと言う。このくらいだと手を繋いだり、スキンシップする際に丁度良いらしい。でも僕には関係無い話だ。なぜなら僕は高2で身長が157cmしかないからだ!!

ここは公立長身高校 2年生教室


「おーい翔、購買いこうぜ!」


遠くから呼ばれ顔を上げると友人の梶橋雅也が手を振っていた。ちなみに梶橋は身長が180cm近くある長身のイケメンだ。おまけにスポーツ万能で野球部のエースだ。


「おう、今行く!」


椅子から立ち上がり机の横に掛けていたリュックから財布を取り出し早足で梶橋の下に向かう。


「お前また授業中寝てたのか?ここに跡ついてんぞ。」


「マジ、うわぁ本当だ教科書の跡が残ってら」


そんな他愛ない会話を首を必死に上げながら話してる。梶橋とは幼馴染みであり家も近かったのもあり良く遊んだり一緒に下校もしていた。

中学に入るとどんどん身長が伸びるあいつを羨ましく思いながら登校してた。10cm分けてほしい。


「なんだ?俺の顔にも何かついてんのか?」


自分の顔を手で触り何かついてるのか確認してる。


「いや、お前は身長が高くて良いなと思ってさ、」



「まぁそんな落ち込むなってまだ成長期が来てないだけだ!たくさん食ってたくさん寝よう!」


そんな会話をしている内に購買についた。いつも通りに焼きそばパンとピザパン、オレンジジュースを買って再び梶橋と待ち合わせし教室に戻った。戻る最中は特段会話もなく戻った。


ガラガラ


梶橋と別れ自分の教室の扉を開け自分の机に戻ろうとしたが、


「えぇー!なにそれ!受ける!」


「マジでこれ面白いよねぇ!最高!」


俺の机はうちのクラスのギャル二人組に占領されていた。非常に困った。立ち尽くしていると

背後から声が聞こえた。真後ろからじゃない斜め上、梶橋と会話するときに良く聞こえてくるる位置からの声が聞こえた。恐る恐る振り返った。


「そこにいられると私座れないんだけど。」



そこには僕のクラスメイトの田中翠音さんが僕を見下す様に睨まれていた。翠音さんは黒髪ロングのクールで同級生とは思えない程大人びていている。そして何より、身長が高い!この前の健康診断で180cmだったなんて噂もある。僕は彼女の事を見上げるのに必死で動けなかった。



「ねぇ、聞いてた?翔さん、そこにいられると座れないんだけど。」



「ご、ごめんなさい。すぐ退きます。」



反射的に謝罪し自分の机に戻ろうとした時にある違和感に気がついて再び翠音さんに



「あれ、僕の名前知ってるんですか?」



「え、まぁクラスメイトの名前ぐらいは覚えてます。」




驚いたこんな男としての人権が無い僕の名前をこんな綺麗で可愛い同級生に覚えてもらえてるだなんて。



「それを言うならあなたも私の名前知ってるじゃないですか。それと一緒の事です。」




「いや、僕みたいなチビと翠音さんは違うから」




「それは今の名前の話と関係無いと思いますが」



少しの会話した後自分の机が空になっているのを確認した。きっと別の場所にいったのだ。



「あ、席空いたので僕自分のところに戻ります。すいませんでした」



頭を下げ、僕は急いで自分の机に戻った。

まぁ翠音さんとはもう関わる事なんて無いだろう。これが僕の高校生活最初で最後の女子との会話になるだろう。そう思いながら昼食をとった。

〈昼食後〉


「みんな席につきましたね。」


昼休み後のHR、担任の桜井先生が全員を席に着かせる。



「皆さん、今から席替えを行います。」



桜井先生がそう言うとクラスメイトからの拍手喝采が起きた。学生で席替えは大きなイベントの一つなので無理もないが僕はあまり嬉しくない。気乗りしない。



「ではこの箱の中から紙を取ってその紙に書いてある数字の席に移動してください。」



桜井先生がクラスメイト一人一人に箱を持っていき紙を引かせる。勿論僕も。



「はい!では席替え開始!」



全員に紙を引かせ終わり桜井先生が教卓に戻り

合図を出す。クラスメイトが移動していき席替えが完了した。僕の席は一番後ろの列の左端の席。普通の人からしたら大当たりの部類だ。クラスメイト全員が移動して席替えが完了したのだが、



「よろしくね、翔さん。」



「マジでここの席最高じゃない?」



「ガチで最高!」



心の中で叫んだ、前の席に戻してくれぇ~!

席替えした結果右隣、右斜め前にはあのギャル二人組。まだこの二人だけなら良かった、良かったのだ。

僕の前の席に田中翠音さんが来てしまった。

そう、同級生の女子と関わりを持って来なかった僕は今女子に囲まれてしまった。



「よ、よろしくお願いします。」



「おっすーよろしくねぇー」



「よろしくぅ~」



僕これからどうなるんだろう。







人物紹介

坂入 翔

身長 157cm

趣味 料理

身長以外平凡な高校生


梶橋 雅也

身長 181cm

趣味 野球 スポーツ

翔の幼馴染みの長身イケメン。


田中翠音

身長 179cm

趣味 読者 

翔のクラスメイト、モデル体型の綺麗な女の子。

眼鏡を掛けていてる為にあまり目立つ存在ではない。

話数事に登場人物の設定を細かくしていければ良いと思っています。なろう初投稿なので至らない点等多数あるとは思いますが温かく指摘等していただければ良いなと思っております。

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