ハイドランドの歴史 童話より
遥か遠い昔の事、このハイドランドがまだ四ッ首の竜が支配する魔物の国だった頃のお話です。
魔物の大王、四ツ首の竜はそれぞれの首から魔物の王を産み出しました。
冥界に続く洞窟の支配者、一つ目の巨人サイクロプス。
全てを滅ぼす火山の支配者、炎の魔神バルログ。
全ての天候を司る天空の城の支配者、風の邪神ガルーダ。
七つの外海と三つの内海を支配する海獣の王リヴァイアサン。
この四人の魔物の王は世界中で人間やエルフ、ドワーフの国を次々と滅ぼしていきました。
ドワーフの地下の国はサイクロプスの強大な力によって破壊され、エルフの隠れの森は、ガルーダが操る風と雷と豪雨によって、全て焼かれ、そして流されてしまいました。
人間の海辺の国ではリヴァイアサンの津波で全て海の底に沈められ、山の麓の国はバルログの火山から流れる炎の水で全て灰にされてしまいました。
四人の魔物の王の力は凄まじく、討伐に出た勇者達は誰一人生きて帰ってくれことはありませんでした。
そこに遠い西の国から一人の旅の騎士が現れました、彼の名はハインライン、愛馬のキュラソーにまたがり、次々と魔物の軍勢を倒していました。
ハインラインは鬼神のような強さで魔物の王達を討伐し、四ツ首の竜の城までやってきました。
四ッ首の竜との戦いは何日にも及びましたが、遂に四本の首全てを切り落とし、世界に平和をもたらしました。
そうして魔物の国にほハイドランドと名を変えられてけて、自らをハインライン一世と名乗り、ハイドランド国の王に君臨しました。
ハインライン一世の活躍により世界から魔物や魔獣は一掃され、今、私達が生きている平和な世界が続いているのです。
ハイドランドに伝わる昔話より。




