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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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244/391

244.非鉄(12)

「難しいこと聞いてたら脳みそが凝(こ)った。」

「ボクも茹(ゆだ)ってます。」

「僕の頭脳も糖分を求めてる。クールダウンにはアイスが良いかな。」

「何か買ってきましょうか。」

「甘やかしたらダメだよ。一度つけあがらせると際限がなくなるよ。」

「猶水之( それは自然)就下也(なことなのさ)。」

「何か妙なこと呟(つぶや)いてますね。」

「ダメ人間の寝言(ネゴト)を真に受けちゃだめだからね。」


「う~ん。言ってたら食べたくなってきた。すごく硬いのとかは言わない。チョコ入りのモナカアイスか『にょろにょろアイス』か。」

「何ですか?にょろにょろアイスって。」

「ソフトクリームのことだって。上が蛇のとぐろ(・・・)みたいだかららしいよ。」

「ちなみに『カップにょろにょろ』はカップラーメンです。」


「ならさ、たまには気分転換で喫茶店にでも行ってみない?」

「それも良いですね。」

「うん。そういうのもありかな。」


「…って話だったのに、何でコンビニでおやつ買って部室に戻ってきてんの。」

「お店だと、なんか落ち着かないような気がしてきた。」

「人見知りを発動してどうすんの。」

「そーゆーんじゃないってば。気さく(・・・)で社交的(・・・)なトモくんですから。」

「自称ほどアテにならないことは無い。奇妙な奇策(・・)に斜め上を行く斜行(・・)でしょ。」

「あ、上手(うま)いね。」

「まったくしょうがないなぁ。」

「まあ、そうカリカリしないで。小魚カルシウムも買って来ればよかった?」

「誰のせいだよっ。」

「ファミレスとかホテルのレストランに自分でソフトクリーム作れるところあるじゃない。あの機械って部室の備品にできないかな。」

「そんな高そうなの、できるわけないでしょ。トモが自分で買ってきて置いてくれるなら構わないけど。」

「うー、それなら今までどおりコンビニへ買いに行く。」

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