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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
196/202

196.駅(1)

「話変わるんだけど代々木駅ってさ、ひょっとして新宿駅に埋もれちゃってる?」

「あー、うん。埋もれてる。」

「え?何ですか?それ。」

「あのね、埼京線の電車で新宿から渋谷方面に行くと、代々木駅のホームの場所を過ぎても新宿駅の分岐器、ポイントがあるんだよ。」

「なら、そこは代々木駅ってことではないんですか?」

「いや、そこも新宿駅の構内だよ。あそこは広いからねぇ。」


「代々木駅と新宿駅の範囲って、どういうふうになってるの?」

「前に中央線の線名の話をしたじゃない。」

「快速や特急の走る急行線と、黄色い各駅停車の緩行線があるってのだね。」

「新宿を通るJR線をそんな感じで分けると、今出た中央線の急行線と緩行線、それから山手線の電車線と貨物線の4つになる。」

「ホントに日本語なのに何言ってるのかわからない。」

「えっとね、線路を上下線で一組って考えた時に、新宿付近のJR線は中央線の快速と各駅停車、山手線、埼京線、計4組があるってこと。で良いんだよね?」

「うん。そう。」

「なるほど。そう言われるとわかります。」


「それで、新宿駅はその全部にあるけれど、代々木駅は中央線の緩行線と山手線の電車線にしか無いんだ。」

中央線の急行線(中央線の快速電車)は四ツ谷、山手線の貨物線(埼京線の電車)は渋谷が次の駅になってるから?」

「そう。ただし山手貨物線は、普段は休止してるけれど宮廷ホームのある原宿が隣の駅ってことになる。」

「へえ。そういうことになるんだ。」


「駅の範囲っていうのは、上下それぞれの『場内信号機』や『停車場区域標』の間ってことになってる。」

「停車場区域標って?」

「場内信号機や出発信号機のない、いわゆる『停留所』の範囲を示す標識。」

「じゃあ、さっき分けた4組の線ごとに駅の範囲が決まるから、例えば同じ山手線でも電車線と貨物線では範囲が違うってことがあるんだ。」

「うん。だから電車線ではもう代々木駅なのに、代々木駅のない貨物線ではまだ新宿ってことが成立する。」

「ナオ先輩は今の説明でわかるんですね。」

「ユウの知ってるところだと、松本駅って南側に車両基地があるじゃない。」

「はい。」

「あれが北側にあって篠ノ井線の駅範囲が北に延びると、大糸線の北松本駅と重なるかもしれない。そんなイメージでどう?」

「えっと、なんとなくわかったような…、気がします?」

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