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第七話

頑張って続けてます〜


これからの為に厳しい校則は無く自由な学校という風にしてみましたがこんな感じの設定で大丈夫ですかね?

相変わらずですがなにかおかしなところがあったりしましたらお願いしますん・・・

 色々とあったが結局あだ名?呼び方の方はクラスメイトの中でお母さんで落ち着いてしまいました。

 違和感とかそもそも私が男性といろいろ言ってはみたのだが、似合ってるしピッタリだよ!と相手にすらしてもらえませんでした。


 他からみれば違和感だらけのはずですが、比奈が私の膝に乗ってきても微笑ましいと言った視線しか感じないあたりどうしようもありませんよね……


 当の本人はお弁当をきっちり間食したあと眠ってしまいました。

 他四人は間食するとは全く思っていなかったらしく吃驚していたのが印象的でしたね。

 その後。


「厚かましいとは思っているのだけど……これからも比奈ちゃんのお弁当作ってきてもらうことって出来ないかしら?」


 と聞いてきたので、作るのに一人も二人も変わりませんよ、かまわないと言っておく。

 藤堂さんがお礼を言っている中で沢城さんが私もー!などと言っていたがスルーしておいた。


 子供のお弁当を横からかっさらうような人には当然ですよね?


 とまあ、予期せぬことは沢山起きましたがいい感じでクラスにとけ込めたのではないかと前向きに考えておくことにします。




 そして昼休みが終わり、午後の部活動紹介のため体育館に向かっているところです。

 基本的にはこの学校では全生徒が何かしら部活に所属することになっており、やむおえない事情の人たちを除き部活に入っていない生徒はいない。

 きちんと管理が出来るようなら掛け持ちも構わないようですし、中々活動が活発なようです。


「だいぶ自由が目立ちますよね?」


 体育館に集まったところで並ぶわけでもなく自由に集まって見ることが出来るらしい。


 なので知り合ったばかりではあるがつないだ手を離さない比奈とはなれるのもなんですし五人に加わる形でいっしょにいる。

 一人なら問題ないのですが比奈が目立つことで自然と私にも視線が集まってしまい、大変いたたまれないのもあるが。


「ん〜?そう?自由なことは良いことじゃないかな?」

「そういえば命君は外からの入学組だったね。他では違うのかい?」


 私から振っておいてなんですが何とも答えず辛い返しが来ましたね……


「そういえばそうね。お母さん君はどこの中学校出身だったの?」

「……あ〜、それは、その」

「・・・?」


 話せないことは無いのだが義務教育を受けていないというのも言い辛いものがあるのですよね。

 というか藤堂さんお母さん君ってなんでしょうか……

 そんなに料理がショックだったのですか?


「……もしかして聞いちゃダメな話題だったかな?」

「え!?マジ!お母さんなにかあったん!?」

「こら美雪!」


 言い淀んだせいで段々と重い空気になってきたのであわてて説明する。


「いえいえ、ここに入学するまで学校に行ったことがなかっただけですから……」

「大変……だったんだね?」

「大丈夫!私たちはもう友達だから!!」

「おかあさん・・・」


 色々と言葉が抜けたせいで返って思い空気になってませんか!?

 今まで会話に参加してない佐島君まで気の毒そうな目でこちらを見ているのですが……


「ただ単に親の都合で海外をまわってたんですよ?別に病弱とか事故で行けなかったわけじゃありませんからね」


 と言ったところでやっと同情的な視線は無くなったのですが変わりに興味津々といった視線が……


「なにそれ気になーー……」

「そういうことを根掘り葉掘りきかないの」


 また色々と話が続きそうなところを藤堂さんが止めてくれる。


「えっとなんでこんなに自由なのかだったわよね?」

「えー!?そんなのまた今度でいいーー……」

「それこそまた今度で良いじゃねぇか。それともなにか?今聞かなきゃならない理由でもあるのか?」


 今まで傍観していた佐島君が割って入ってきたことでうーうー、うなりながらもやっと諦めてくれる。


 ふと目が合ったので軽く頭を下げると慌てたようにあらぬ方向を向いた。

 なにかまずいことでもしてしまったのかと幹守君の方を向くと笑って首を横に振った。

 どうやら何でも無いということらしい。


「この学校ではね?個人の自由性を尊重するためということで並びとかそういうのは行事以外では殆どないらしいわ」

「そういうのが必要かどうかは生徒が判断するべきで状況判断力とかを鍛えるとかいった名目があるらしいよ」


 それはそれで色々と問題とか起きたりしないのか等聞いてみたところ。


「全然だよ?他の生徒も自分たちが起こした問題で、学校が厳しくなったり制限が出来たりするから進んでそういうことを起こす生徒はいないかな?」


 寧ろそういった生徒は周りの生徒に注意されたり生徒会からいろいろ厳しくされるからね、と続ける。


 小さいころからそういった環境であったため公私がはっきりとしているのだろう。

 必要な時にきちんとすれば自分たちの生活環境は良いままだし、聞くところによると年間行事や地域の祭りなどのイベントが多いため、それぞれがきちんと自分の役割を出来るようにならなければと思うらしい。


 整列とかも練習より本番が多いらしいしそれで出来ないから生活面でもきちっとしなければならない環境はごめん被りたいと言ったところか。


「まあうちらの担任みたいに放任主義の先生が多いせいかもしれないけどね〜!むしろ学校生活をきちっとするのが面倒なだけかも知んないけどね!」


 むしろそっちの方が理由になるんじゃない?だって服装検査とか受けたこと無いじゃん!と続けると説明してくれた二人は苦笑いを浮かべるだけで何も言わない。


 どうやら少なからず同じことを二人も思っていたようだ。











 話し込んでいるうちに準備が終わったらしく部活動の説明が始まる。


 定番の野球部やサッカー部、バレーやテニスなどの球技や剣道部や柔道部、薙刀やフェンシング部など多くの運動部がある。

 アーチェリーと弓道が分かれていたり、(やわら)部なんて言うのもあったりしたが部員もそれなりにいるようでちゃんと部活紹介をされた。


 運動部だけでも多くの部活があり文芸部の紹介を前に休憩時間を挟む。


「……部活、いっぱいあるんですね」


 思わず呟いてしまう。

 今までも地球系統での転生はあったが人以外になったことが多かったですし、他の世界に比べて個人の身分証明や情報管理がきっちりとしている分、存在していない人に変わる機会は殆どありませんでしたからね。


 やむおえない場合のとき何かは存在感の無さから幽霊や妖怪にされてしまったり、他人の目前でなんかは都市伝説にもなりましたね。

 ……神様として奉られることは予想外でしたが。


「そりゃそうよ!改築の度に色々と教室とか増やしてるから部室には困んないだろうしねー!」

「部活として作るだけなら、認定も三人以上で活動方針とかを決めていれば比較的簡単に認められるからね」

「まあそういうのは部費とかがでないから各自でやり取りしなきゃいけなかったり、大変なところもあるわよ?」


 活動スペースだけなら無駄にあるからね〜、無駄に!!

 笑いながら沢城さんが付け足すが納得である。


 小学からの繰り上がり式で高校まであるのにそれぞれで毎年他から生徒を募集している分生徒の数が凄まじいのだろう。


「そろそろ文芸部の紹介が始まるよ?」

「文芸部は運動部よりもっと数が多いからね〜……」




 言っていた通り文芸部の数は凄まじい数でした。

 演劇部や手芸部、合唱部や軽音部、ブラスバンドなどの定番やコンピューター、科学、料理、園芸、茶道、囲碁・将棋、読書などいろいろな部活がありました。

 ……なかにはゲームや、プラモデル、写真に動画などこれは学校でするものか疑問に思うような部活も数多くありましたが


 ともあれ長かった部活動紹介もやっと終わり解散になりました。

 ちなみに皆さんは今立ち上がってストレッチをしているのですが、比奈が紹介の半分くらいのところで寝てしまい今私が背負っているところです。


「そういえば皆さんはもう入る部活は決まっているのですか?」


 ふと気になったので歩いている四人に聞いてみる。


「僕とタクはサッカー部だね。小学の時からずっと続けてきたんだしこれからも変わらないかな」


 そういったのは幹守君で佐島君もあわせて軽く頷いている。


「私はどうしよっかなー。なんか中学に比べていろいろ増えてるしまだ保留〜」

「私は料理部や手芸部にちょっと興味がありますね」


 他の二人はまだ決まってないようだ。

 まああれだけの数があるとあらかじめ決めたり、今までやってきたことが無ければ目移りするのは仕方が無いことだろう。


「お母さん君はどうするのかしら?比奈ちゃんも一緒について行くだろうからなるべく運動部は……」

「大丈夫ですよ。中々静かそうで私にあいそうな部活がありましたし」


 まあ仕方ないというか想像できなく無いですよね……と言った風に返す。


「それなら大丈夫そうね」

「というか私たちは騒がしかったのかー!?もしかして迷惑っ!?」

「いや騒がしいのはテメーだけだろ。俺らまで一緒にしないでくんねぇか?」


 なにおー!!!?っといろいろ言い合っている二人は放っておく。

 というか日常茶飯事なのかもう二人は笑いながらも足を止めること無く歩いているからですが。


「あはは……まあちょっと迷惑だったかもしれないよね。僕らそれなりに目立つし比奈のことをお願いしちゃった分、なにかあればいってもらえると助かるよ」


 幹守君はすこし申し訳なさそうにしているがなってしまったことは仕方が無いですし、それほど迷惑というわけでもないので、気にしていないけどなにかあったらよろしくお願いします。と言っておく。


「どちらにしろ明日から休みですしこの話はまた今度で良いんじゃないかしら?」


 藤堂さんの言う通り今日が終わればまた休みである。

 入学組でない生徒の休みはまだ続いており来週が始業式になっているからだ。


「それじゃあ比奈ちゃんを預かるわね」

「はい、よろしくお願いします」


 お願いするのは私たちの方じゃないかしらね?といいながら受け渡して五人と別れる。

 家は他と比べて遠いだろうし買い出しにも行かなくてはならないので少し早めに帰る。


 だいぶ濃い二日間だったのでこの休みに休めたらな、と考えな『prrrrrriー…』


「はい命ですけど、なんですか母さん?え?この休み開いてるかって?一応何も無いから休む気だけど……うん、うん……はぁわかったよ。うん、○○に明日行けば良いんですね?了解です。じゃあまた明日」


 はぁ……相変わらずお母さんは……

 と考えつつ他の人にはほぼ初お披露目なのでどうしましょうかなんて柄にも無くワクワクしてるあたり少し溜ってたんですかね、なんて。


さらっと次回のフラグですね〜

入る部活や先輩達は決まってますよ!

あとは・・・

名前さ!!!!


うん、頑張って考えます……

さて次回からやっとVR関係のことに関わらせたり変装もとい変身が入るはず!

だいぶ文が長くなってもこればっかりは仕方ないですよね〜、なんてorz

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