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好きな子と競争したんだが?

ルートイチの事を調べた翌朝、俺はまた兄さんに水をぶっかけられ起こされた。弟にすることじゃないだろ。



「おはよう、やなと。今日も訓練だ。来い」



「ちょちょ待って、兄さ、んんんんん。」



有無も言えずに蔦で巻き付かれ庭に連れて行かれた。蔦はどっから生えてんだよ。

と思い兄さんの腰を見たらバンドルが腰に4つあった。4つのうちの1つから蔦が伸びていて俺に巻き付いてた。そこに自然に出来てるのを入れて家の中でも扱えるようにしてるんだろうな。



庭では庭を15周と者を大きくする訓練と者を伸ばす訓練をした。庭15周は俺のチートの最初だけすごいが発動した。3周目は早かったが5周目から大分ペースが落ちた。チートも中途半端だ。なんなんだよ。



家に入り風呂に入って汗を流してから朝ごはんを食べて幼稚園に長い車で行った。今日は母さんも付いてきた。今日もリッパーに会えるぞー!

幼稚園に着いたらリッパーも同じタイミングで幼稚園に着いていて鉢合わせ。ぐうぜーーーん。



「おはよう。リッパー。」



「おはよう。やなと。昨日は大変だったね。」



「うん、そうだな。リッパーすごくかっこよかったよ!ヒーローみたいだった。」



「フフ、なにそれ。やなとが怒らなかったから私が代わりに怒ったの。」



「それはーそのーごめん。急すぎて反応が遅れちゃったんだよ。ほんとにごめん。」



「怒らなかったって言うよりかは謝らなかったっていうので怒ったんだよ。ちゃんとごめんなさいは言わないとね。」



「それはそうだね。自分の気持ちを言わないとね。ごめんなさいとかありがとうとか。」



「そうなんだよ。やなとは心配いらないと思うけど。ほら早く教室行こ!」



リッパーが俺の手を繋いで幼稚園の中に入った。母さんの顔見たら微笑んでた。微笑むってよりかはにっこにこだったわ。ホントににっこにこ。そしてリッパーのお母さんが母さんに話しかけに行って話してた。ママ友として仲良くなってるね〜。



教室に行く途中リッパーが昨日喧嘩した年中組の男子がいてリッパーを見たらひっ!っと声を上げていた。俺らは気にせずに教室へ向かった。2人で教室に入ってそれぞれの席に向かった。早く準備してリッパーの所に行こ。



「ねぇねぇ、やなとやなと。」



「おおぉ〜、リッパー。え、もう準備したの?早くね。」



「逆にやなと遅いね〜〜。それじゃあ県大会どころか全国大会にも出れないよ。」



「そんな全国大会絶対ないだろ。ホントにあるの?どっちなの?」



「フフ、そんなの無いに決まってるじゃん。やなと引っかかりすぎ〜。じゃあ今日からは迅速のリッパーと呼んでもらおうかな。」



「なにそれ。迅速のリッパーか。言いづらいな。迅速って言っても多分短距離オレが勝つぞ。準備は負けたけど。」



「お、言ったね?じゃあ短距離で勝負する?私が絶対勝つよ。」



「いや、俺だね。なんてたって俺には最強の裏技があるんだから!」



そう、俺には中途半端なチートの最初だけすごいというチートがあるんだ。短距離で負けるわけがない!負けたらこれはただの変なチートか、チートではないな何かに名前を変更しよう。



「裏技か。使ってもいいけど、それで負けたら言い訳できないけど大丈夫そう?」



「言い訳なんて言わないよ。さぁ外に行こうか。」



「まだ朝の会には時間あるし、行こっか。やなと。」



好きな子と喋れて遊べるってことはめちゃくちゃ幸せだね。リッパーってほんといい子だよね。冗談言える女の子ってあんまりいないような。俺の感覚?まぁ、

リッパーはいい子だと思う。

俺達は外に出て園庭の端っこで競争することにした。園庭の真ん中は人多すぎて危ないからね。



「じゃあここの線からあの木まで競争で。俺はちょっと下ってここからにしてあげよう。」



「やなと私の事舐めてるでしょ。後悔しても知らないよ。」



「舐めてはないんだよ。ハンデを上げるっていうのができる大人なんだよ。」



「わかったわかった。じゃあ線に着いて」



「線ついたよ。掛け声はリッパーどうぞ。」



「分かった。じゃあ位置について、よ~い、ドン!」



リッパーがドンって言った瞬間に俺は猛スピードで走った。木までは50mくらいかな。そして俺のチートが発動。リッパー追い抜かしどんどんリッパーを追い抜いた。



「やなと速!ほんとに速いじゃん。言ってよ。」



「言ったじゃん俺は速いって。ハンデ上げたよ。」



走って追い抜かす瞬間喋った。リッパーを追い抜いたが40m地点でスピードが落ちた。もうチートが終わったのか。まずい。俺はできる限り速く走ろうと頑張って走った。リッパーは俺にいつの間にか追いついてた。そして2人同時にだが、俺がちょっとだけ先に木にタッチした。



「よっしゃあ〜〜。俺の勝ちだ!」



「くっそ〜〜、悔しい。雲梯うんていでは勝ったのに…。雲梯でも最初やなと勝ってたのに結局私が勝ったよね。変だね。」



「そうなんだよ!この裏技めちゃくちゃ変なんだよ。ただナイス走りだった。リッパーは速かった。」



「そう?ありがとう。やなとも速かったよ。」



競争が終わり疲れたから2人でベンチが合ったので座って色々話していた。内容はめちゃくちゃ可愛い。

お母さんと散歩した時にすごく綺麗な花畑があったんだって。それで花の冠を作ってもらったらしい。それとか鳥の話とか。

俺も本で読んで多少この世界のことは知っているので知識を披露した。

話を聞いたり喋っていると先生達が朝の会始まるよーー戻ってきてーーと叫んでいた。



「あ、そろそろ朝の会だって。教室戻ろ。」



「あー、そうだな。戻るか。じゃああっちまで競争な。よ~い、どん。」



「え、ちょっと待ってずるいよ!やなと!」



そして俺は走ってる時につまずいて足を擦りむいた。

つまずいて痛がってる俺をリッパーが肩を貸してくれて保健室まで連れて行ってくれた。

だっさ俺。リッパーは苦笑いしてたわ。あー、だっさいところ見られちゃったーー。

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