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転生したんだが?

初投稿です。

未熟者ですが、温かい目で見てください。

短くてごめんなさいm(_ _;)m

俺は多良八永徒たらやなと

現世は普通の人間でサラリーマンで中キャラだった俺は通り魔に会い殺された。走馬灯が見えた。あぁ、これ完全に死んだなって、走馬灯ってガチで存在するんだなって。


走馬灯の内容はほぼ今までの失恋だった。

高校生の時に思い切ってメールで告白、そしたら"まずはありがとう。でも君のことは友達としかみれないから、ごめんなさい"と言われた。はぁ、つら。死にたい。死にかけだけど。



そう思っていた矢先。どこからか声が聞こえてきた。

うるさいなぁ。死ぬときくらいゆっくり逝かせてくれよ。



「奥様!首領!元気な男の子が産まれました」



横をみたらなんか女性が俺のことを抱いていた。ははっ、刺されて今女性に抱かれてんだ。元気な男の子ってどういうことだよ。てかどういう状況?

そしたらまた、声が聞こえた。しかもいかつい男性の声と女性の声だ。



「そうか。」



「そう、無事に産まれたのね。見て、サルキ。私達の第二子よ。可愛いわね。」



「そうか。まぁ、そうだな。」



ん?第二子?サルキ?どういうことだ?頑張って俺は目を開く。そしたら右にいかつい男性の顔。顔にはいかにも怖いですよと言う感じだ。泣く子も黙るどころか大人も黙りそう。そういえばこんな俳優の人いたな。ヤクザ映画で面白かったな。なんか能力使って取り立てしてて現実味が強かったな〜。懐かしい。



よく周りを見渡してみた。ちょっと待てよ。手ちっちゃ!足短!てか俺のこと抱っこしてる人助産師さんじゃね?体は動かないけど声は出せるのか?



「んぁ。おんぎゃ、おんぎゃ、おんぎゃ………」



あぁ、これ終わった。産声だ。自分意思関係なしに出たもん。まさか転生か!!転生したはいいものの、周りに顔がいかつい大人の男性がめっちゃいる。そしたら母親らしき人が



「名前は、どうする?あなたが決めて。愛情たっぷりの名前を。」



「そうだな、では"ヤナト"にする。おいお前ら、面倒みとけ。俺は本部に帰る。」



この顔がいかつく眉間に傷跡、腕がもう岩みたいな多分父親だと思うおじさんが言ったら、周りの黒スーツの男性が



「はっ!!!!奥様ご出産おめでとうございます!!!そしてヤナト様!ご誕生おめでとうございます!!!!!!」



と言った。怖い怖い怖い怖い怖い!!!絶対にやばい家じゃん!ここは地獄か?やばいことさせられるんか、俺は。転生したのに!いや、望みがある。それは転生物の代名詞、チート!!!!!これがあったらまだ許す。無かったら歩けるようになったら本気で脱走する。



「首領、敵対組織の幹部を捕獲いたしました。どうされますか。」



「処分しろ。首は俺の所に持ってこい。」



「裏切り者を捕まえました。家族はどうされますか。」



「好きにしろ。生かすも殺すもお前らに任せる。裏切り者は処分しろ。」



ん〜〜っとね。変なワードが聞こえてきたな。処分して首を持ってこいだと?生かすも殺すもだと?

これは流石に転生先ガチャ大外れしたな。

そもそも子供が産まれたのにこんな話をする?普通。もっと喜ばない?



産まれてすぐにこの家は普通じゃないと理解した。

何なんだよ!!ほんとに!!これでチート持ちとかハーレム持ちとかじゃなかったらほんとに神様しばく!!俺の人生なんだと思ってんだよぉぉぉぉぉ!!!



まじで今世では幸せになろう!!じゃないと俺ほんとにイカれ狂うよ?大暴れするよ?

俺はまだ産声をあげて泣いている。俺の意思じゃないんだけどな。そう思ってたら多分母親だと思う女性が俺のこと抱っこして



「ヤナト、ヤナト。可愛いわ名前。ヤナト、可愛い子。お父さんはあんなんだけど、あなたのこと大好きだからね。」



母親は普通の人だった。良かった〜、普通の人がいて。あんなかにぶち込まれた俺まであんなんなってしまうかもしれないんだも。母親が俺のこと抱きながらゆ〜らゆ〜らしてきた。気持ちいいなぁ〜って思ってたらどこからか、黒スーツの男がちょっと遠くから



「ヤナト様は将来、首領候補かもしれませんな。」



「いや、お兄様がいらっしゃる。お兄様は相当お強くなってきておりし頭をかなりキレます。将来はお兄様だと思いますがヤナト様の異能次第では右腕なんかにも。」



「それもかなり良いですね。ですがまずは異能。異能が弱かったら右腕どころか左腕、そもそもルートイチの幹部になることさえ無理ですからね。首領のご子息ですから、きっと異能は強いはずです。これから期待しないとですね。」



俺は勝手に人生の就職先を決められたようだ。てか首領って……、俺ってなんかの組織の子供にでも産まれたんか。それで勝手に期待されてるし……。というかお兄様って誰?俺に兄いるんだ。よし、そいつを盾にして俺は自分の第二の人生、幸せになってみせる。望まない転生先だったな。



後に俺は知ることになる。

この兄貴に俺はめちゃくちゃ世話になり、世話をすることに。


この組織が闇深く、世界最大級であることに。

俺は前世も今世も合わせて人生で初めて本気で一人の子に恋をし長い付き合いになり転生してよかったと思えるようになることに。

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