復活2 sideS
『お姉ちゃん、お姉ちゃん敵が慌ただしく動き回ってるよ』
『そんな報告より次のターゲットは』
『降下準備開始するっす』
到着まで後8分となり、格納庫のなかが慌ただしくなるなる、俺は動けずにいた。自分が殺した相手が生きていてかつその人が自分の憧れの人だったのだ、混乱しない方がおかしいだろう。
『どうかした』
「フェザー、俺は」
『混乱するのはわかる、私もそうだから』
フェザーも混乱している、これまで色々あった嬉しいこと、悔しいこと、悲しいこと様々だ。友達であるアランを失ったり、これまでの仲間と離れたりもした、そんな中で1番強く感じた感情が驚きだ。だから脳内をどうしてと言う言葉に占められる。
「どうして」
『どうしてってそりゃあ俺だって兵士だし、と言うかサイまだ生きてのかよ』
「えっ」
『別の騎士団から派遣された部隊と合流』
『と言っても1機ですよエムさん』
『おいアンドレアス軍用通信で私用は』
『ばれなきゃいい』
『わかってるならいい』
『聞こえてるわよライラ』
『『ひぇっ』』
第2騎士団からの援軍だ、と言っても1機のようだがその1機が全騎士団のナンバー2であるライラ騎士のようなのはいいのだが。
『アンドレアスなんであなたが』
『へっ最終決戦だろう来るに決まってんだろう、そう言いながらフェザーとサイも来てんじゃねぇか』
『なんだアンドレアス知り合いか』
『そうですよライラ騎士』
『おいおい公的な場所ならともかく身内だけならそう呼ぶなよ』
『ライラあの件は』
『女王陛下からお許しをいただいてもけじめはつきませんよ』
『友軍早くしてくれよ、死ぬって』
『急いでいるんで少し黙ってください』
『はい』
『なぜ動かん』
『動けますか、目の前にいるのはナカイ名誉騎士の可能性が』
『そんなわけがあるか』
『ですがその可能性がある限り』
『正直こいつらうるさいんだけど』
「………………………」
はっきり言おう、ナカイ騎士はその、適当だ。
『後3分』




