表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/117

学生の戦争11

『敵エース数10』

『潜んでいるのはいません』

『ふんっ今さら出てきても遅いのよ』

 ロノ機が突っ込む、だが彼女は砲撃機なはずだ。

「続きます」

『サイサポートする』

 フェザーの砲撃が降り注ぐ。

『「えっ」』

 敵機がその砲弾に当たって行く、数を減らしていく。

『お姉ちゃんこれって』

『ひとまず残存敵の排除を』

『了解っとまず』

 そういいながら動きが悪い、黒い機体を倒していく。本当に作業のようだった10機中6機はロノさんに仕留められ2機は砲撃でそして残りの2機は。

「これでラ」

『死んでた………………』

「スト」

 今仕留め終わった、無線が混線したが気にしない、気にしてたらやっていられない。例えそれが自分のような入隊したての子供のような声でも。

『こちら降下兵団敵の排除を完了』

『それにしてもお姉ちゃん敵弱すぎない』

「そうですよね」

 ロワさんが作戦完了の報告を告げ、後はだらけきったような空気になる。

『敵反応なし、勝利です第3作戦を行うので歩兵の支援を』

『了解』

『敵反応ないのにそれやる必要あるの』

『上からの命令ですので』

『とは言っても精鋭部隊なのであまり気にせず休んでくれ』

 聞いたことのないが、まれに聞く声が聞こえる。この声は聞き覚えがあると言うよりも。

『遅いのよ』

『ロノ、申し訳ございませんクレア第一騎士長』

 その声を聞き、外からは見えないがコックピットの中で敬礼をする。

『今は公式の場じゃないから気にしなくていいで報告頼む』

『はっ敵機の抵抗は薄く、主力部隊ではない模様』

『ここもか』

 空気が重くなる。そんな空気を打ち破るように通信が。

『王都付近から通信、敵ですっ』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ