学生の戦争7
格納庫に集まったのは5人、俺達にロワさん、ロノさん、エムさんだ。と言ってもエムさんはプロジェクターの用意をしているのでそこに集まる。
「じゃあ作戦説明を開始します」
俺達4人がエムさんのそばによると作戦内容が話され始める。
「今回の作戦はゲリラ戦最終目標である大規模集積地に襲撃をかけ、占領もしくは破壊すると言うものです」
プロジェクターが動き、衛星写真が写し出されるのだが衛星からの写真ではどこにあるのかわからない、その写真の右上をエムさんが指差すと話始める。
「この辺りにある集積地点には敵ゲリラ作戦を支える物資のほとんどがあるとされています、この地点から各小隊に持たせてこちらを襲ってきていると推測されるのでここさえ落としてしまえば後は敵が立ち枯れるのを待つだけです」
「ならこれまでの作戦は」
「ここの位置を知るためとここから敵を引き離すのが目的ですね、では作戦内容ですが第1に地上部隊を逐次投入します」
悪手にしか聞こえなかった。そう思ったのかフェザーも。
「それはどうなんですか」
「まあ上、と言っても作戦本部の方は傭兵なんてすりつぶしてもかまないつもりなんでしょう。ですがこれには利点があります敵に無駄な出血を強いることができます。敵の戦力の限界点が早ければそのまま終了ですがさすがにその作戦では不味いので、騎士団補正の第2作戦、少数精鋭部隊による敵地強襲とほぼ全騎士団による一斉に攻勢を同時に進行させます」
「敵地強襲」
「ええそれが私たちの任務です、この輸送機で敵陣上空へと接近しarmyを投下、徹底的に破壊し第1作戦群と合流して占領します、最後に輸送部隊に物資を積み込むか破壊するかして再利用不可にして作戦終了です。なにか質問は」
『敵の対空火器はどうなってるっすか』
ウトさんの声だ、彼は操縦しているので通信での参加なのだろう。
「不明です、諜報部の情報では場所の大体の位置しかわかりませんでした」
『うわぁいやっすね』
「たぶん何機かやられると思われます」
『こっちの武装は貧弱っすよ』
「なのでロノを対地攻撃用人員として残します」
「えぇまた私、お姉ちゃんのそばがいい」
「ロノ」
「だってそっちの子それなりに長距離戦できたよね、その子に任せてよ」
そう言ってフェザーを指す。
「それは」
そう言ってエムさんがなにかを考えると決めたかのように顔をあげる。
「ウト、あるかないか分からないような対地攻撃で限界まで高度下ろせますか」
『いやっす、と言っても無駄っすね何とかするっすよ』
「と言うわけでフェザーが支援火器装備して待機、残りの3人で強襲します」
「やった」
「降りた後はどうしますか」
「そちらの判断で行動してください、敵の数もわからないので。後場所さえ指定してくれれば物資も投下します」
「了解」
「お姉ちゃんと一緒だ、邪魔しないでよ」
どんどんと決まっていく。
「後は時間まで搭乗待機、任務開始と共にハッチ解放、降下していってください」
「「「「了解」」」」
これがたぶん最後の作戦なのだろうか、そんなことを思いながら、敬礼を返した。




