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異世界1周目を1000周目のアカウントで!  作者: Datta-_-


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第4話

なんだかんだありながらBランクの仮登録証をもらった俺は、Bランククエストを受けることにした。


Bランクであれば報酬もかなりいい。日銭どころか一週間分のお金を稼げるだろう。


1番近い依頼でも馬車で半日の距離にある、オークの集落の壊滅だ。Bランクの依頼はほとんどがパーティーで受ける前提のもののように思える。まだオークと戦ったことはないがゴブリンの感じから見て余裕はあるだろう。


さっそく依頼を受けて出発する。受付では少し驚かれたものの、手続きはしっかりしてくれた。


問題は移動手段である、色々やっていたためなんだかんだ日が傾きつつある。宿に夕飯時には帰りたいので神装フェニックスを使うとしよう。村を出て召喚する。


「神装フェニックス召喚」


体の内側が燃えるような感覚と共に、身体中が炎に包まれる。炎が消えた後には真っ赤でありながらところどころに上品な金の装飾があしらわれた全身を覆うプレートアーマーが姿を現す。


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名前:神装フェニックス

種類:プレートアーマー

階級:神装


Lv1

防御力 9999×926


スキル

不死鳥の加護

(死を1日一度免れる事ができる)

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そこからさらに形態変化で炎の翼を出現させる。たった一度の羽ばたきで一気に雲の高さまで駆け上がる。依頼書に書いてあったオークの集落まで飛ぶ。


上空から見えたオークの集落はなかなかに栄えていた、木の柵で囲まれた集落は200-300は収容できるサイズを兼ね備えていた。空間掌握[極]を用いて集落をスキャンする。特に囚われた人間などはいないようだ。


しかし集落の中心に巨大なオークがおり、その周りを通常の個体よりも大きなオークが取り巻いていた。


「手っ取り早く終わらせるか」


早く帰るために魔法を構える、これぐらいの規模であれば魔導神によって強化されたファイアーボールで簡単に壊滅させることができるだろう。ファイアーボールとは最も簡単な魔法であるが応用の幅も広い。死属性を付与することで取り逃がしも発生せずに壊滅させられるだろう。


そういえば依頼書に書かれていたがオークの肉は美味いらしい。オークは焼かずに取っておくとしよう。ファイアーボールにオークを焼かないよう追加で術式を刻む。


放たれたファイアーボールは簡単に集落を全焼させ、焼け野原には傷跡一つないオークの死体が200以上転がっていた。


全てを無限収納にしまい込む、死体であれば生きている判定では無くなるので収納可能だ。


そのまま村のギルドに戻る、あっという間に初クエストクリアだ。


ギルドに戻ると先ほどの受付はまだいた。


「どうされましたか?依頼キャンセルの場合は違約金がかかりますが」


「いやキャンセルではない、達成報告をしにきた」


「では、証拠のオークの右耳の提出をお願いしてもよろしいでしょうか?」


「ふむ、死体丸々の場合は買取などは行っているだろうか?」


「やっていますよ、その場合であれば裏の解体場に持ち込んでいただき、その後耳の確認をいたします」


少し怪しんでいる空気を感じるが、マニュアル通りの対応をしてくれているのだろう。受付の人に教えてもらった解体場に向かう。


解体場にはクエスト終わりだろうか、多くの冒険者とその戦利品で賑わっていた。空いている解体所のスタッフに声をかけてエリアを確保してもらう。そこし訝しんでいたがBランクのカードを見せるとすぐに用意してくれた。


200を優に超えるオークの死体を出すとやはり多くの視線が集まった。スタッフは死体の綺麗さに驚いているようだったがすぐに応援を呼び作業に取り掛かってくれた。


ひとまずオークの数を数えてくれたので、その証明書をもらい一旦受付に戻りクエストの達成報告をしに行く。


「オークの討伐数の証明書をもらってきた」


「はいこちら問題ありません、クエスト達成とさせていただきます」


そしてクエストの報酬金を貰う、その額50万クリスタ、今泊まっている宿が本来1日5000クリスタ、簡単な薬草採取のクエストの基本報酬が500クリスタであることを考えると大金だ。


さらに解体所でのオーク肉の売買も合わさればかなりの額になるだろう。ホクホク顔で解体所に戻る。そこでは他の冒険者の解体が終わったスタッフが10人がかりで、オークの解体を進めてくれていた。


スッタフの一人がこちらに気付き買取書の手配をしてくれた。これらの肉などの素材はギルドに買い取ってもらい、ギルドが市場に流すのが一般的だ。冒険者としても手間が省けてWin Winの関係だ。オークは基本的に肉と魔石、精巣が買取される部位らしいその他はあまり良い値はつかないようだ。買取書の内訳は。


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オークキングの肉×1 20万クリスタ

オークキングの魔石×1 5万クリスタ

オークキングの精巣×1 10万クリスタ

オークキングのその他の部位 8万クリスタ


オークジェネラルの肉×8 40万クリスタ

オークジェネラルの魔石×8 10万クリスタ

オークジェネラルの精巣×8 20万クリスタ

オークジェネラルのその他の部位×8 16万クリスタ


オークの肉×250 125万クリスタ

オークの魔石×250 31万2500クリスタ

オークの精巣×250 62万5000クリスタ

オークのその他の部位×250 50万クリスタ


計 397万7500クリスタ

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その後オークキングのヒレやロース肉などを少しずつ宿へのお土産としてもらっておく、結果395万クリスタが入ってきた。合計今日だけで445万クリスタも儲けてしまった。ウキウキで夕飯には少し早い時間に宿に着く。


宿のソフィアさんにオークキングの肉を渡し調理してもらう余った分は自由に使ってもらう。すごく喜んでくれて、こちらまで嬉しくなる。オークキングの肉はシンプルにステーキにしてもらったが、今まで食べたどんな豚肉よりも旨味と肉汁がたっぷりだった。心地よく夕食を終えた俺は達成感と共に眠りについた。

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