サブストーリー
次の日である。
ちょうど、12時を告げる鐘が鳴ったころ王宮の東側にある武器庫から突然地響きに似た爆発音と共にオレンジ色の炎と黒煙が高々と上がっり、町中が騒然となった。爆発の衝撃で町の窓ガラスのいくつかが割れたという被害やびっくりして転んでけがをした人がいたという小さいながらも多少の被害が町にあったが、王宮内の怪我人は誰もいなかった。
王宮は武器の爆発を事故と発表し、今はまだ調査中だと公表した。これをテレビに出ていたジャーナリストは長らく使われていなかった武器庫内で武器の火薬が何らかの理由で漏れて昼間の日差しの熱が爆発の原因ではないかと予想していた。
だが、真実は違う。ひとりの元勇者の補佐で今は町人Bの男と元魔王で今はただの苦労人のふたりが武器庫にある軍艦を乗っ取った新魔王たちをあっけなく倒した結果による爆発だったのだ。
正直爆発させる必要はなかった。倒した新魔王たちを適当な安全な場所で縛り付けておいて嫌がらせで武器庫を爆発させたのだ。自分たちの功績をネゴ削ぎ奪い取った王様と勇者に対するものだ。
その夜の路地のバーにはから揚げの匂いと笑い声が響き渡っていた。その日、焼酎の一本が空になった。
彼らは決して人に言われて行動したわけではない。
自分のために―――後悔のない方を選んだだけ行動だ。
これはサブキャラがちゃっかり世界を救ったサブストーリーである。
乾いた雑巾の先だけを水に着けたに雑巾を伝って水が上がってくるじゃないですか。あれを毛管現象というらしいんですけど、そんなどうでもいい情報と同等のどうでもいいお話でした。読んでくれてありがとうございます。
ちょっとした息抜きで走り書きしたものです。最後までコメディーにするつもりだったんですけど・・・・難しいですね。




