はじまりのクロス
ある科学者により様々な世界が一つの世界線に融合された。科学者は世界最強の人類を作るために適合者をもとに同一人物を一つにする実験を始めた。その実験では多くの犠牲を出しながらも成功した。そして、最強を証明すると言い残し成功体とともに姿を消した。残った世界ではマナと呼ばれる見えない粒子と、それを操る人々、怪物が突如現れて混沌としていた。
これは全ての可能性を奪われた少年の物語。
20○○年日本、マナと異世界人が現れて2年後、社会はまだ混乱していた。異世界人を受け入れる者、自分たちを現人として異世界人を異人として差別する者、マナの影響で怪物になった者がいる。
3月まだ寒さは残るが比較的暖かい気温に恵まれていた。普通だったら、新学、新入社等で忙しい日々だ。その中、山の奥地で籠る少年がいた。
???「……」
少年は静かに目を閉じて座禅を組んでいた。身体には、白い光が薄く纏っている。
???「!!っはあ、はあ、」
少年は息を切らして座禅を解くと白い光が消えた。
???「マナを感じ取り続けるのってやっぱり難しいな」
少年は息を整えてそう独り言を呟いた。
少年の名前は雨宮竜也2年前にある事件に巻き込まれたことを切っ掛けに現人でありながらもマナが使えるようになった経緯がある。容姿は黒髪ショートカットで顔立ちはまだ幼いが背丈は同年代の子達よりは高く見える。
竜也「今日はここまでかな」
???「おにいちゃーん」
竜也は呼ばれた方向を見ると薄紫色でツインテールの女の子…妹の雨宮紫陽花が山道を歩いて呼び掛けていた。
竜也「今いくから待ってて」
紫陽花「あー!やっぱりここにいた!あたしを置いていかないでよ!!」
ぷくーと頬を膨らましてる紫陽花に竜也は困っていた。紫陽花は重度のお兄ちゃん大好きっ子である。
竜也「ごめん、ごめんだけど兄ちゃんと一緒にいてもマナの修行と実験ばっかりで飽きないか?」
紫陽花「飽きないよ!あたしはお兄ちゃんといるだけでいいいもん!」
紫陽花は竜也の腕に掴まり頭をスリスリし始めた。
竜也「だけどマナの影響が…」
紫陽花「大丈夫!お兄ちゃんが守ってくれるでしょ!それにあたしにマナの影響がでないようにいつもしてくれてるでしょ知ってるんだから♪」
マナの影響それは人それぞれで身体に結晶が現れる者、怪物に変化する者がいるが、マナに適合することができればマナを使い魔法が使えるようになる。
竜也「俺任せかい!」
腕にスリスリしてる紫陽花にツッコミをいれつつ家に帰路につくその時、
???「きゃー!!」
悲鳴が山のなかに響いた。
紫陽花「お兄ちゃん!」
竜也「うん、行こう!」
悲鳴が聞こえた方向に2人で向かうと緑髪の少女が怪物に追いかけられていた。
竜也「紫陽花!あの娘をお願い!俺は怪物を」
紫陽花「まかせてお兄ちゃん!おーいこっちだよ!」
紫陽花が手を振りこっちに来るように合図を出す。
???「で、でも」
紫陽花「大丈夫!お兄ちゃんお願い」
竜也「任された!」
先に怪物の方に走っていった竜也がマナから作った木刀を持ち斬りかかった。
竜也「はあああ!」
竜也は木刀で怪物の胴体に一撃を入れて蹴り飛ばした。
竜也「今の内に麓まで逃げるぞ」
紫陽花「うん、お兄ちゃん、あなたも早く!」
???「は、はい!」
紫陽花は少女手を引き先導して、竜也は殿をして怪物が来ないか警戒をしながら走った。
山の麓までつき3人は息を整えた。
竜也「はあはあ、なんでここに怪物が来たんだここには魔物しかいないはず…」
紫陽花「ねえねえ、何か知ってる?」
???「私にも…急に襲いかかって来て…」
???「瀬野倉様ー!」
遠くから黒服の男性2人が少女のことを呼び向かってきた。
黒服A「瀬野倉様!あまり1人でで歩かないでください」
黒服B「そうです。今怪物が出たと報告があがったのでここは危険です!!」
瀬野倉「す、すいません…」
瀬野倉と呼ばれた少女は黒服たちにそう言われ反省したのかシュンとなっていた。
黒服B「ん?子供がここで何をしてる?ここは危ないから帰りなさい」
黒服はこちらに気付き帰るように促した。
紫陽花「あ、あの実は…もう出会っちゃって逃げてきたんですよね…あはは」
紫陽花は罰が悪そうにしてそう答える。その答えに黒服は険しい顔になった竜也たちを問い詰めた。
黒服A「まさかと思いますが怪物と戦ったと?」
その問いに答えたのは竜也だった。
竜也「…はい、これで」
竜也は先程の木刀を作りだし黒服に見せた。
黒服B「マナが使える?!まさか異人…」
紫陽花「違います!!」
黒服の言葉を遮って紫陽花が否定した。それによって黒服たちより驚きを隠せなくなった。
黒服A「現人の…マナが使える者ということか…それよりは瀬野倉様を助けて頂き感謝します。」
黒服Aは竜也たちに頭を下げ少女を救ってくれたことに感謝した。そこに黒い車が止まる。
黒服「岩崎様!」
竜也「岩崎?」
岩崎宗次郎、政治家であり、マナコーポレーションの出資者であり異人に対して寛容で、積極的に保護してることもあり異人から支持されている人である。
岩崎「葵」
そう呼ばれた瀬野倉は身体をビクンとさせ今回のことを謝罪した。
葵「申し訳ありません、叔父様、外の世界が楽しくてはしゃいでしまいました。」
岩崎「反省しているならよし、君らも苦労かけたな、あとは君たちも迷惑をかけたなすまない」
竜也「いえ、おれ…私たちは大丈夫です」
岩崎「ほぅ」
この短いやり取りで竜也は確かに感じていた。
竜也(何かを俺たちで考えてる)
岩崎「葵を助けたことに感謝するが少年、マナを使った技術…魔法が使えるな」
竜也「魔法…そう呼ばれるようになったんですね」
岩崎「最近決まったばっかりだがね、そこでだこれから魔法に対してルールがどんどん決まるそうなると君らも危なくなってくる」
竜也はその言葉に緊張が走る。きみら…つまりは竜也だけでなく紫陽花と家族に危険が迫ってきてるとこの男はいっていると理解した。
紫陽花「お兄ちゃん…」
紫陽花が心配そうに竜也の腕にしがみつき震えてした。
岩崎「なに、私の保護下にはいらないかという提案だ。家族全員でね。」
葵「叔父様!」
竜也「!!」
竜也にとって願っていたことだった。
初投稿です。昔からの妄想を垂れ流してるだけなので拙い文章と矛盾点があると思いますが頭を空っぽにして見てくださいましたら幸いです




