音
まんま。
ゴンっ!
・・・・・・・。
・・・・・・・。
気づけば、私は暗い 暗室に閉じ込められていた。
一体、私が何をしたというのだろう。
全く人に恨みを買うことなど身に覚えがない。
私は思考を巡らせたが、何も思い浮かばなかった。
一体これから何があるというのだろう。
私を監禁してどうするつもりなのだろう?
・・・・・・。
・・・・・・。
どれほどの時間が経ったのだろう。
それは突然だった。
ドーン。
最初の音が響いた。
例えるなら家が倒壊するようなものすごい音。
嫌な音だ、私は耳を塞ぐ。
ドガーン。
続いて第二音。
明らかにさっきよりも爆音だった、ジェット機や爆弾が爆発が起きた音のような・・・耳が痛い。
激しく動悸もする。
第三音。
もはや耳を塞いでも、どうしょうもない。
私はその場にうつ伏せに倒れた。
あれ?
音がしない。
え?無音。
痛い痛い痛い。
痛烈に。
聞こえない。
耳を塞いでいた手の平には、べっとりと血がついていた。
人は150デシベル以上の音では鼓膜が破れるとどっかできいたことがある。
今の音がそれか。
・・・じゃあ、次の音は。
俺はどうなる?
今は何も聞こえない世界に私はいる。
が痛覚は絶え間なく容赦なく続いている。
そろそろか。
あるとしたら第四音がまもなく。
ちゅどーん!
ドンガラガッシャーン。
ぐしゃーん!
倒壊する建物。
だが、私の意識はもうなかった。
それは浮遊する私の魂がみた景色だった。
音っ。




