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何か2  作者: Inkleak
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私は毒が大好き!

第1巻 — まったく新しい始まり

惑星分断後の最初の宇宙。観察の始まり。


夜中に冷や汗をかいて目が覚めた。デジタル時計は4時を示していた。まったく眠れる気がしない。水を飲みに行こう。コップを手に取り、蛇口から水を注ぎ始めた。水はゆっくりとコップを満たしていき、その様子がなぜか魅惑的に見えた。母とは一緒に暮らしていない。彼女からの絶え間ないプレッシャーが、早くここを出るべきだと気づかせてくれた。そうして最近、別の街に引っ越し、いわば新しい人生を始めることができた。僕の名前はショウ・モリ、17歳。毎日やっていることといえば、勉強、アルバイト、そして毒の研究だ。そう、なぜか分からないけれど、毒とその成分、効果、製造方法などにとても興味がある。できれば実際に毒を見て、いつか研究してみたいと思っている。それができる唯一の場所は大学だろう。まだまだ先の話だけど。とにかく、また眠って学校に行かなければ。もう目が覚めないといいんだけど。


「おい、このままじゃ授業全部寝過ごすぞ。」

誰の声だ?家に誰かいるのか?

目を開けると、すでに机に座っていた。どうやら1時間目を完全に寝過ごしてしまったようだが、まあいいか。席を立って教室の後ろにある自分のロッカーへ向かい、生物の授業に必要な教科書を取り出してロッカーの中を確認した。外見はごく普通のロッカーだが、扉の内側には自分がヒーローになったときのコスチュームのデザイン案がいくつも貼ってある。実はこのアイデアはずっと前から頭の中にあった。人を助けたいという気持ちがあって、いつかみんなをあらゆる悪から守れるようになると自分に誓っていたのだ。この街にはヒーローと呼ばれている人物が一人いて、いつも警察署に出入りしているらしい。彼は刑事で、非常に頭が切れる。事件を調べるときはすぐに現場に現れ、あらゆる細部に注目する。それに…彼のリボルバーがとても気になっている。どんな銃なのかはっきり分からないが、噂によると普通の銃とは異なる点があるらしい。はるかに強力だという。まあ、実際に見たことはないし、特に興味があるわけでもない。僕の目標はヒーローになって人を助けること、それだけだ。席に戻ると、先生が危険な植物や動物に含まれる毒についての校外学習を行うと発表した。まさに僕が求めていたことじゃないか!校外学習の案内プリントをもらうと、見学内容も書いてあった。毒や毒素を研究するための機器のデモンストレーション、テラリウム、そして毒のある植物。こんなに多くの有益な情報が得られる!その日が来るのをただ待つだけだ。


一週間ずっと、ついにあの興味深い「毒」についてもっと知ることができると思うと、信じられないくらい嬉しかった。そしてついにその日がやってきた。何かのプロセスを実際に見られるかもしれない。もう待ちきれない。友達とは一緒に行こうと約束していた。僕を含めた3人のグループだ。この街に引っ越してきてすぐに知り合って、すぐに仲良くなった。みんな本当にいい人たちで、それが心の支えになっている。


僕の手が…なんだ、これは…

友達が何か叫んでいて、救急隊員たちが慎重に近づいてきて、僕を担架に乗せようとしているのが見えた。でも僕は大丈夫なんじゃないか?なんか体に力が入らない気がする…まるでこの毒素が体中を流れて、信じられないくらいの弛緩感を与えているみたいだ。口も乾いている。頭がくらくらする。光が眩しすぎる気がするのは、気のせいか?手には毒の跡が見え、まるで皮膚に吸い込まれたようだった。これで死ぬことはないよな?いつかちゃんとヒーローになって、みんなを助けられるよな?そうだよな?お父さんに起きたことと同じことが、他の人に起きてほしくない。意識がぼんやりしてきて、座った状態からゆっくりと横になっていき、だんだん感覚がなくなっていく。このアドレナリンの波と、同時に押し寄せる眠気は何なんだ?疑問がたくさんある…この毒、確か致死性があったんじゃなかったか?感じるのはただ…そのまま完全に倒れて、眠りについた。

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