【相談】彼女が急によそよそしくなったんやが【ワイ何かした?】
1:名無しの朴念仁
【相談】彼女が急によそよそしくなったんやが【ワイ何かした?】
第4ドックでイノセント乗っとる者や。
前に、通信班のダボ服ネキとハンバーグ食ったり、味噌ラーメン作ってもらったりした朴念仁やと言えば分かるやつおるかもしれん。
あれから、そこそこ上手くいっとった。
非番に飯食ったり、ワイが通信機材運んだり、向こうが出撃前に通信チェックしてくれたり。
まだ手ぇ繋ぐと二人とも固まる程度やけど、たぶん彼女でええと思う。
ところが、この前の本国の大規模戦闘が終わってから、急に目を合わせてくれんようになった。
ワイが近づくと赤くなって逃げる。
飯に誘っても「きょ、今日は通信記録があるので!」って走っていく。
ワイ、救出する時に何かやらかしたんやろか。
※戦闘の細かい配置と損害は書けん。公式発表の範囲で頼む。
2:風吹けば名無し
朴念仁ニキやんけ
3:風吹けば名無し
まだ付き合えてたんか
よかったな
4:風吹けば名無し
そこそこ上手くいってたの基準が手つなぎで硬直なの草
5:名無しの朴念仁
笑うなや。
ワイらには大進歩やぞ。
6:風吹けば名無し
で、救出って何があったん
7:名無しの朴念仁
戦闘中、基地の通信区画に砲撃の余波が来た。
天井と隔壁が落ちて、通信班が何人か閉じ込められたんや。
8:風吹けば名無し
笑えんやつやん
9:名無しの朴念仁
ワイは機体が損傷して、第4ドック近くへ下がっとった。
通信が一瞬途切れて、あいつの声が聞こえんくなった。
気づいたらコックピット開けて走っとった。
10:風吹けば名無し
お前そういう時だけ判断早いな
11:風吹けば名無し
普段もそれくらい女心に反応しろ
12:名無しの朴念仁
無茶言うな。
女心はレーダーに映らん。
13:風吹けば名無し
名言みたいに言うな
14:名無しの朴念仁
通信区画は煙だらけで、非常灯しか点いとらんかった。
瓦礫どかして呼んだら、奥から小さい声で返事があった。
15:風吹けば名無し
見つけたんか
16:名無しの朴念仁
見つけた。
机と梁の隙間に挟まっとった。
上着が瓦礫に引っかかって、動けんかった。
17:風吹けば名無し
怪我は
18:名無しの朴念仁
肩と脚に打撲。
頭は無事。
胸部は本人が「衝撃を吸収しました」言うとった。
19:風吹けば名無し
Iカップ衝撃吸収材
20:風吹けば名無し
生きてたから言える冗談やな
21:名無しの朴念仁
ワイも安心して、上の梁持ち上げて引っ張り出した。
立てんかったから抱えて運んだ。
22:風吹けば名無し
どう抱えた
23:名無しの朴念仁
どうって、片腕を背中、もう片方を膝の下に入れて。
24:風吹けば名無し
お姫様抱っこやんけ
25:風吹けば名無し
戦場でそれされたら惚れるわ
26:名無しの朴念仁
いや搬送やろ。
27:風吹けば名無し
こいつはよぉ
28:風吹けば名無し
搬送でも好きな男にされたら話変わるんよ
29:名無しの朴念仁
通路を戻る途中でもう一回揺れてな。
ワイ、あいつを壁際に押し込んで、上から覆いかぶさった。
背中に小さい瓦礫が何個か当たった。
30:風吹けば名無し
はい
31:風吹けば名無し
それや
32:名無しの朴念仁
何がや。
33:風吹けば名無し
顔近かったやろ
34:名無しの朴念仁
近かったかもしれん。
でも煙と警報でそれどころちゃうかった。
35:風吹けば名無し
向こうは見とる
36:風吹けば名無し
筋肉壁に守られたんやぞ
そら意識する
37:名無しの朴念仁
医務室へ渡すまで、ずっとワイの服掴んどった。
離そうとしたら強く掴まれたから、そのまま運んだ。
38:風吹けば名無し
答え出てるやん
39:風吹けば名無し
嫌われたんやなくて惚れ直したんやろ
40:名無しの朴念仁
でも、その翌日から逃げられとるんやぞ。
41:衛生兵
救出直後は興奮状態や。
翌日から恐怖が出ることもある。
惚れ直しただけと決めつけるのは早いで。
42:風吹けば名無し
衛生兵の正論
43:名無しの朴念仁
やっぱり怖かったんかな。
ワイが無理に引っ張ったせいで肩も青くなっとったし。
44:衛生兵
それは本人に聞け。
ただし通路で追い詰めるな。
45:風吹けば名無し
朴念仁ニキ、最近ほかに何かしてない?
46:名無しの朴念仁
何かって何や。
47:風吹けば名無し
着替え見られたとか
風呂上がりで会ったとか
48:名無しの朴念仁
あー。
49:風吹けば名無し
あっ
50:風吹けば名無し
何があった
51:名無しの朴念仁
戦闘後、ドックの更衣室が使えんかったんよ。
配管割れて水浸しで。
それで格納庫脇に仮設の着替え場所ができた。
52:風吹けば名無し
続けろ
53:名無しの朴念仁
簡易カーテンで男女分けとったんやけど、補修班が資材運び込む時に一部開いたらしい。
ワイ、その時ちょうど汚れたインナー脱いどった。
54:風吹けば名無し
見られたんか
55:名無しの朴念仁
知らん。
背中向けとったし。
何か小さい悲鳴は聞こえたけど、配管が落ちた音やと思ってた。
56:風吹けば名無し
お前や
57:風吹けば名無し
配管よりヤバいもん落ちてたんちゃうか
58:名無しの朴念仁
何の話や。
59:風吹けば名無し
朴念仁、身体デカいんやろ
60:名無しの朴念仁
大胸筋は鍛えとる。
61:風吹けば名無し
胸の話ちゃう
62:名無しの朴念仁
……あ?
63:風吹けば名無し
ようやく気づいたか
64:名無しの朴念仁
いや待て。
カーテンの向こうにあいつがおったって証拠ないやろ。
65:通信兵
仮設更衣区画、通信班の通路と補修資材置き場の間にありました。
66:風吹けば名無し
有識者きた
67:通信兵
その日の夕方、ダボ服ネキが真っ赤な顔で通信室に戻ってきたのは見ました。
ヘッドセット左右逆につけてました。
68:風吹けば名無し
確定やんけ
69:名無しの朴念仁
マジか。
70:風吹けば名無し
イッチ、自分がデカい自覚は
71:名無しの朴念仁
比較したことない。
72:風吹けば名無し
比較せんでええ
73:元共同シャワー利用兵
兵舎の共同シャワーで一緒になったことある。
74:名無しの朴念仁
お前誰や。
75:元共同シャワー利用兵
匿名で頼む。
お前は普通にデカい。
76:風吹けば名無し
証言出て草
77:名無しの朴念仁
何を証言しとるんやお前。
78:風吹けば名無し
ダボ服ネキ、救出で惚れ直す
翌日うっかり見る
処理落ち
79:風吹けば名無し
それで顔見られんのやろ
80:名無しの朴念仁
じゃあ嫌われたわけやないんか?
81:風吹けば名無し
本人に聞かんと断定できん
82:衛生兵
救出時の恐怖も混ざっとるかもしれん。
先に「避けられて寂しい」やなくて「怪我と眠りは大丈夫か」と聞け。
83:名無しの朴念仁
眠りか。
昨日、夜勤でもないのに目の下黒かったわ。
84:風吹けば名無し
見とるやん
85:名無しの朴念仁
そら見るやろ。
好きな女やぞ。
86:風吹けば名無し
言えるやんけ
87:風吹けば名無し
本人にそれ言え
88:名無しの朴念仁
無理や。
89:風吹けば名無し
瓦礫持ち上げるより難しいんか
90:名無しの朴念仁
難しい。
瓦礫は持ち上げればどく。
女心は持ち上げたらどうなるか分からん。
91:風吹けば名無し
また名言っぽく逃げるな
92:風吹けば名無し
飯に誘え
濃い味噌ラーメン食いながら話せ
93:名無しの朴念仁
昨日誘ったら、ワイの顔見た瞬間にスプーン落とした。
94:風吹けば名無し
重症で草
95:名無しの朴念仁
そのあとワイの腰の辺り見て、さらに赤くなって逃げた。
96:風吹けば名無し
完全に見とる
97:風吹けば名無し
顔より下を見るな通信ネキ
98:名無しの朴念仁
ワイ、パイロットスーツ着とっただけやぞ。
99:風吹けば名無し
新型スーツは男も割と出るからな
100:名無しの朴念仁
何が出るんや。
101:風吹けば名無し
聞くな
102:通信兵
朴念仁ニキ、昨日通信室の前を三往復してましたよね。
103:名無しの朴念仁
入るタイミング探しとった。
104:通信兵
不審者として警備へ連絡するところでした。
105:風吹けば名無し
彼氏が彼女の職場前で不審者扱い
106:名無しの朴念仁
ワイも焦っとるんや。
声かけると逃げるから、声かける前に様子見て、余計怪しまれとる。
107:風吹けば名無し
向こうも同じことしてそう
108:風吹けば名無し
よそよそしくなる
心配して追う
もっと恥ずかしくなって逃げる
さらに心配して追う
109:名無しの朴念仁
詰んどるやん。
110:風吹けば名無し
メッセージ送れ
111:名無しの朴念仁
何て。
112:風吹けば名無し
「怪我大丈夫か。話したくなるまで待つ。飯は食え」
113:風吹けば名無し
余計な大胸筋を混ぜるなよ
114:名無しの朴念仁
もう送った。
115:風吹けば名無し
早い
116:名無しの朴念仁
返信きた。
117:風吹けば名無し
何て
118:名無しの朴念仁
「怪我は大丈夫です。ごめんなさい。嫌いになったわけでは絶対にありません」
119:風吹けば名無し
勝ちやん
120:名無しの朴念仁
続き来た。
「むしろ逆なので、少し待ってください」
121:風吹けば名無し
むしろ逆
122:風吹けば名無し
はい惚れ直し確定
123:名無しの朴念仁
逆って何や。
124:風吹けば名無し
お前はそのままでいてくれ
125:風吹けば名無し
変に理解すると事故る
126:衛生兵
今日は待て。
明日、顔を見ずに済む席で飯を食え。
横並びのカウンターがええ。
127:名無しの朴念仁
なるほど。
128:風吹けば名無し
味噌ラーメン二つ頼め
129:名無しの朴念仁
あいつ、薄味の方が好きなんよ。
130:風吹けば名無し
ちゃんと覚えとるやん
131:名無しの朴念仁
当たり前やろ。
好きな女の好みやぞ。
132:風吹けば名無し
それ本人に言え定期
133:名無しの朴念仁
言えたら朴念仁やっとらん。
134:風吹けば名無し
開き直るな
135:名無しの朴念仁
明日、薄味と濃い味で並んで食ってみる。
無理に顔は見ん。
あいつが話せるまで待つわ。
136:風吹けば名無し
救出の時みたいに焦って持ち上げるなよ
137:名無しの朴念仁
今度は瓦礫ないから持ち上げん。
138:風吹けば名無し
そういう問題か?
139:名無しの朴念仁
相談乗ってくれてサンガツ。
嫌われたわけやないなら、今日は眠れそうや。
140:風吹けば名無し
彼女の方は今夜も眠れなさそう
141:風吹けば名無し
仮設カーテン補強しとけ
142:整備兵
もう金属板に替えた。
二度と開かん。
143:風吹けば名無し
仕事が早い
144:名無しの朴念仁
助かる。
145:整備兵
お前のためちゃうわ。




