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俺は女神様の観察玩具  作者: 如月ユキハル
11/12

録画No,11 『禁術は程々に』

登場人物紹介


レル・ヴァンテ・ハウンド

…女神ツェルララによって転生させられた元男子の少女。今回の魔法陣は何を引き起こすのか。


クルル・サナート・ウェンダ

…フォン先生が作り出した魔法陣に、ワクワクが止まらないレルの同級生。


ミーリー・アルト・ドライム

…クルルに対して従者のように振る舞う、同じくレルの同級生。


フォン・ミヴ・ラティス

…皆が吸い込まれた魔法陣の作成者であり、ルアード学園の教師。



薄く桃色に染る視界

色以外では見覚えのある部屋の内装



「なんだこれ…」



先程いた第2魔術研究室の内装にそっくりだが、そこにある全ての物が薄く桃色がかっていた。

レルは慌てて自分の手を確認するが特に色が変わっているわけでもなく、相変わらず。変なポーズで横たわっているクルルと、その傍で正座し静かにクルルの目覚めを待つミーリーも変わりはないようだ。

ただ……



「何やら大変なことに巻き込まれたでござるな、姫。」



そこには、どうも見覚えのある小デブのおっさんがサイズがギリギリの妖精衣装を着て似合わないポーズをとっていた。



「え……何だよそれ……」


「見たままですぞ、妖精でござる。羽も出せるでござるよ」


「うっ……吐き気が………」



可愛らしい神秘的な輝きを放つ羽が小汚いおっさん…グライアの背で羽ばたく。



「幼子からの罵倒…拙者の新たな扉が開こうと……」


「そんなことより、ここはなんなんだ?」



何かと魔法に詳しいグライアのことだ。レルは、きっとこの余裕はある程度の状況理解から来るものだろうと推測する。



「…それはでござるな…」


「やっぱ、待ってクルルさんが起きてからにしてくれ」



皆一度に聞いた方が一度の説明で済む。そう考えていたレルは、2人がそもそもグライアを知らないということは頭にはなかった。

後に2人がグライアを見てレルと同じ反応をしたことは記さずともお分かりいただけるだろう。



「…ごほん。姫も知っての通り、この現象の原因はフォン殿の作成していた魔法陣でごさる。そして………」



グライアはレルたちを吸い込んだ魔法陣について話し始める。要約すると、フォン先生が発動させた禁術は一部誤作動が生じたそうだ。

この禁術は使った場所と全く同じ異空間を作り出すものである。何が理由で禁術になったかというと、この術は維持に魔力が大量に必要なのと異空間から出るにはより大量の魔力を消費しなければならないという、とてつもなく燃費の悪い禁術なのだ。

……ということは…



「…早く先生を見つけないと俺たち帰れない…?」


「流石、姫。物分りが早いでござる」


「レルちゃん?もしかしなくても、私たちやばい状況?」


「クルル様、フォン先生を見つければ良いのです。」



そうである。フォン先生がいてくれれば帰ることが出来るが、見回してもその姿が全く見えない。

家に着いたものの家の鍵が手に無いような状態である。



「グライア、先生どこにいるか分かるか?」


「探知には上の方に検索がヒットしてるでござるよ。詳しくは分かりませぬ…」


「上…屋上かなぁ…?とにかく階段を登れば近づけるんだよね!私、案内するよ!」



クルルは教室の扉を開け、階段に繋がる廊下へと足を進める。が、視線の先にはなにやら見たことの無いスライム状の人型生物が男子学生服を着てウロウロしていた。

恐る恐る近づいてみると、プルんとしていた腕が急に筋肉質に変わりレルたちに迫り来る。幸いにも足は遅いらしく、もといた教室まで走って戻ると学生服スライムは途中で引き返していった。



「RPGでよく出る最初の敵のスライムでござるな。」


「普通に怖ぇーよ。てか、レベルがおかしいだろ。」


「クルル様、隠れていてください。ここは私が…」


『その刃は人を殺めるために在らず 主君を守ることにあり 務めを果たせ"護剣錬金"』



ミーリーが身構えると魔法陣から鉄製の剣が現れ、しっかりと握りしめた後、引き返している途中の学生服スライムの無防備な背中に致命傷を与えた。

切られた学生服スライムはその場に倒れ込み動き出す気配はなく、同じようにミーリーもその場に立ち尽くす。



「……う……」



役目を果たし消え行く剣を手から離し自分の口を抑えて、その場にしゃがみこんだ。



「だ、大丈夫か!…ですか。」


「いえ、なんでも……ただ、あまりにも切った感触が人の様で……」



前髪で隠れた目は見えずとも、気分が悪くなったのが伝わる。倒れている学生服スライムの体をつついてみると人肌のような柔らかさであった。切る感触に慣れていないのだろう。ミーリーが落ち着くまでしばらく沈黙が続いた。

転生5回目…即死せずに転生できた初めての世界で鈴斗は魔物殺しと殺人を、経験している。魔物は冒険家として生きるために必要な通り道だが、殺人は盗賊やらテロ組織などの制圧の際に過剰防衛として行った結果だ。経緯はどうあれ人を殺めてしまったことに変わりはなく、数日間吐き気が続いた。

今ではどうだろうか。その時のように吐き気が続くのだろうか。

レルは1人そんなことを考えていた。



「…待たせてしまい、申し訳ありません……」


「え、えぇーと…あっ、そうそう!グライア…さん。反応はどうなってるの?」


「拙者!?は、反応でござるか?まだ、上の方ということしか……」



なんとか空気を変えようとしたのだろう。そんな、クルルのあからさまな話題転換とグライアのリアクションに、つい笑ってしまった。

レルがこぼした笑いにつられ、皆も小さく笑い始める。

改めて階段へと向かい始めた。



「なぁ、グライア。」


「なんでござるか?姫」


「ミーリーさんがやってたみたいなこと出来ない?」


「もちろん、出来るでござるよ!」



自信ありげに右手で自身の胸を叩くグライアを期待の眼差しで見つめるレルは早速視界に入った学生服スライムに試したいとグライアを急かす。



「あいつは、お…私がやります。」


「いくでござるよ。まず、胸の奥に力を込めるでござる。」



グライアの言う指示通りに進めていく。するとレルの胸から手と同じぐらいの、浮かび透明に光るクリスタルが出現した。そのクリスタルに右手を入れて柄部分だけを取り出す。瞬間、クリスタルは飛び散りレルの握る柄目掛けて剣になるように集まって行った。



「おぉ…かっけぇ……」



全てがクリスタルで形成された美しく輝くその剣は大きさに似合わず軽い剣であった。

レルは体勢を低くとり学生服スライムの攻撃を誘発させ、懐から切り上げた。確かに感触は人の様だ。しかし、前の転生のおかげか気持ち悪さはない。



「…さ、急ぎましょう。」




ミーリーとレルが交代で学生服スライムを倒して行き、ついに反応が強い階にたどり着いた。途中、擬態をしてくる学生服スライムに出会い、数十人のグライアが押し寄せてきたことが1番の苦難だったと言えるだろう。



「この廊下の突き当たりを左に曲がった部屋でござるな。」


「…ふぅ、やっとだ……大丈夫?クルルさん、ミーリーさん」



特に体力のないレルだけが息切れをしている。そんな光景を客観的に考えると恥ずかしく思えてきた。



「うん、大丈夫…」


「行きましょう、皆さん」



ミーリーが先行してその扉を開く。その中には魔法陣で拘束されているフォン先生がいた。他には人はいないようだ。



「皆さん!来てくれたんですか!」


「先生…なんで、捕まってるの?」


「いやぁ…そのぉ…禁術にね?不具合があることが分かったからね?直そうと思ったらね?……」


「先生…結局のところは…?」


「侵入者撃退モードになっちゃって、私たちがその侵入者ってことになってるのですよ!」



部屋の天井を突き破り、巨大なゴーレムが砂煙から現れる。頭に赤く光らせるひとつの眼球は侵入者と認識したレルたちを鋭く睨んだ。両肩に大砲をひとつずつ乗せ、手足には爪を再現したかのような鋭い装甲。



「グライア…何とかできそう……?」


「拙者は、その力の使い方は知っていますが使用権は拙者にはないでござる。」



今、グライアの力は全てレルの身の内にあり支配権はグライアには無い。サポート的な立場と表す方が正しいだろう。



「侵ニュウ者ヲ確ニン、ホ縛シマス!」


「はわわぁぁ…まずいよ…誤作動とはいえ起動させた大元は私だし、教師人生が…危うく……いや、命すら危うい……」


「せ、先生、お、おお、落ち着いてくだひゃい!」


「クルル様、落ち着いてください……いざとなれば私が盾に…」



ミーリーはコントのようなパニック状態の2人を庇うように剣を構える。



「室内OKで、今この状況を打破できる禁術とかないのか?」


「絶対凍結…は比較的安全でござるな」


「よし、もうそれでいい!えーっと『絶対凍結』!!」



レルの口から出たその言葉に反応し、足元に蒼く煌めく魔法陣がレルとゴーレムを含むまで広がると、魔法陣の内にいる全てのものの移動手段を奪うように氷が下半身を包む。

そう…全て、だ。



「この禁術は、使用者を含めて凍らしてしまうのでござる。魔法陣に使用者が入っていないと発動出来ないという諸刃の刃な禁術…」


「…そうだった…禁術は禁忌のかっこいい技じゃなくて、使えない技ばかりの集合体だった…」



ゴーレムと共にその場から動くことが出来なくなったレルはそれでも抜け出そうと必死で足掻く。



「レルちゃん……それ…まさか……」


「…あ」


クルル、ミーリー、フォン先生の3人は目を丸くしている。そうだった、禁術を扱えることを話していなかった。

やばい…圧倒的な力って憧れはするけど実際目の前で見せられたら怖く思われる…よな。


「…す、」



クルルが口を開く。

自分の中で煽られる不安が混み上がり、ついに目を瞑った。



「すっっっっごーーい!すごいねレルちゃん!」



不安を裏切ったそのクルルの瞳は好奇心で溢れていた。さらに、フォン先生もクルルと同じ目をしている。



「レルさん!今の禁術ですよね!ね!どうやったんですか!」


「痛い痛い痛い痛い!!」



クルルとフォン先生に両肩を揺らされるレルは下半身が凍結状態にあるのだ。上半身を激しく揺らされると当然痛みが伴われる。



「足が凍結しるから、周りの氷をどうにかして欲しいんだけど……」


「あっ!それなら私の炎で溶かせ……ねぇ、出会った時から思ってたんだけど。レルちゃん、私たちと話す時少し無理してない?ミーちゃんの事もミーリーさんって呼ぶしさ」


「ミーリーで合っています、クルル様」


「いや、でも…そんなことより…」


「禁止!」


「…え?」


「私がいいって言うまで無理した話し方するの禁止ね!」



どうしてクルルにこんなにも手を引かれたいと思うのだろうか…眩い太陽のように感じるその子は何者なのだろうか…



「…」


「きーんーしーね!」


「う、うん。分かった。」



圧をかけるようにクルルはレルに近ずいて行く。ついには息が伝わる程の近さになった。

不意にクルルの髪の毛が当たる。

甘い香りがレルの鼻をくすぐる。

周りの音がくぐもっていく。

変な汗もかいてきた。



「…ちょ、近い……」


「あ、ご、ごめんなさい…えへへ…」



クルルも気にしたのか、明後日の方向を向いて顔を赤らめる。そしてすぐに、場を誤魔化すようにクルルは自身の能力で氷を溶かしていった。



「あの2人、もしかして…もしかして?」


「…クルル様がどうかなされましたか?」


「…あ、えーと…うん、まぁ百合はまだ望みが早いですかね……」



フォン先生が頭に白百合の妄想を働かせている隣で理解が及ばないミーリーは首を傾げていた。

そうこうしているうちに、クルルの炎のおかげでレルは動けるようになった。



「やっと、動けるようなったでござるな。」


「あぁ、やっとだよ…ありがとうクルルさ…クルル」


「うん!」


「ちょ…え…何ですかこの気色悪い生物……」



そういえばフォン先生には説明がまだだった。

説明を終え、禁術を扱えることを聞いたフォン先生は…



「先程はなんと失礼なことを…是非とも私を弟子にしてください!グライア師匠!!」


「拙者は寛大でござる。禁術のことを口外しないのならば教えてやらぬこともなかろう」


「あ、ありがとうございますぅ!師匠!!」


「はぁ…面倒事がひとつ増えた……」



グライアとフォン先生の師弟話の隣で頭を抱えるレルはもう帰ろうと話に割って入り先生に帰還用術式を発動させるよう促す。



「帰る…ための…術式……あ」



レルの話を聞いたフォン先生は口を開けたまま停止に至った。恐らく帰る術式を組むのを忘れたか…いや、反応を見るにもっと悪い事態なのだろう。停止したフォン先生の姿が3人の不安をさらに煽ってゆく。



「レルちゃんどうしよう…私たち帰れないのかな…?」


「…あ、そーだ。グライア、どうにかできないのか?」


「帰還用術式なら熟知しているでござるよ。」



グライアのその一言に神が現れたかのような輝きに見舞われたフォン先生はあっという間に復活を遂げ、グライアの下で祈りを捧げている。

さておき、帰還用術式が発動できると知ったレルはグライアの言われるがままの術式を編み、しばらくして編み終わった。



「…早く帰って寝たい……」



体力の差なのか、1人疲れて皆と術式で帰還するレル。絶えずグライアへ憧れの眼差しを向けるフォン先生。この事件にも等しい出来事を楽しいイベントのように捉え、満足顔のクルル。相変わらず目元まで伸びた緑髪のせいで表情が読みずらいミーリー。

一同はようやく帰還する。





ー 生徒会室 ー



「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「リース、さっきからうるわさいですわ」


「だって、だって、だって!今日は朝から妹成分摂取してないのぉぉ!!」



綺麗に家具が並べられた生徒会室の生徒会長専用机の下で子供のように喚き暴れる。リースにとってはそれほど重要だということだろう。アルマはそう分かりつつも、室内中央の机に積まれたプリントを処理していく仕事を着々と進めていった。順調に進んでいくアルマに対し仕事を進めるも先程のように喚くことを3:7程度で繰り返す。



「……あぁぁぁぁレルぅぅぅぅぅレルぅぅぅぅ」


「……もう!分かりましたわ。仕事はあと少しですので私がやっておきます。レルちゃんの所へ行ってらっしゃい!貸し1ですわよ。」


「ありがとうアルマ!愛してる!…レルの次に。じゃ!」



人が変わったかのように迅速かつ丁寧な行動で約10秒足らずで生徒会室を後にした。

レルちゃんが目を覚ましてから、ずっとこの調子…レルちゃん、鬱陶しく思うかもしれませんが10年もの想いが募っているのです。我慢してあげてくださいまし。

アルマは自身が座る椅子の足にもたれさせていた黒いカバンの中から眼鏡ケースを取り出し、眼鏡をかけ、後ろ髪を簡単に作られた白いシュシュで縛る。



「…よし。」



生徒会室で1人、アルマは500枚程残ったプリントの処理をする。





ー 第2魔術研究室 ー


無事に帰還したレルたちはフォン先生の言葉に従い禁術の後処理をしつつ、グライアの姿と声がないことについて説明をした。レルは何度も自身の能力で帰ろうと企んだが、1人だけ先に帰るという罪悪感に止められる。



「そういや、グライア。『魔術』と『魔法』の違いってなんなんだ?」


『そう言えば、姫に話していなかったでござるな…魔術と魔法の違いとは……』


「えー…こほん。魔法と魔術は結果的には魔術の方が強い結果が出せるのです。しかしですね、魔術を発動させる為には先程のような何かしらの術式や儀式を行う必要があります。なので手間と費用が多くかかります。それに対して魔法は、魔力を込めた言の葉を唱えることで発動するのです。そのため、比較的簡単なのです。ちなみに禁術はその名に含まれるとおり『魔術』に分類されます。しかし、『禁』と含まれてはいるものの『使用者に危害が及ぶ危険な術』といった術はほんのひと握りしかなく、その多くが『使えない・使っても燃費が悪い・効率が悪い術』となっているのです。ですが、術式の費用を簡単にしようと、魔力を込めた水を代用することが可能となっています。そこがまた興味深いのです。中でも『ライテム』という禁術は……」



長い。一同がそう思う中、リースが勢いよく研究室の扉を開き豪速球の如くレルに飛びついてきた。



「レェェェェルゥゥゥゥゥ!!」


「リース姉さ…ぐふっ!」



レルがリースが来たと判断した時には既に胸元に飛び込んでいた。勢いのまま、片付けた魔力水を巻き込みレルを押し倒し、少し強めに抱きしめる。途中「すーはー」とリースから聞こえたのは言うまでもない。



「せ、生徒会長さん!?」

「生徒会長様……!」

「リースさんじゃないですか!」

『姫の姉君ではないでござるか』



…?今、皆リース姉のことを生徒会長と言わなかったか?…え?まじで?生ける嵐のようなお人が?え、本当に?



「皆…今、リース姉さんのこと、生徒会長って…」


「レルちゃん、生徒会長さんの妹さんだったの…?」


「レェルゥゥ驚いた?私、この学園の生徒会長やってるの。……ところで、さっきから光ってるあの魔法陣は……」


「え?」



なんということでしょう。折角片付けた禁術の術式が再起動し始めているではありませんか。



「…なんで?」


『禁術の魔法陣は片付けが完全に終わるまで残留し続けるのでござるよ』



魔法陣から発せられる輝きはさらに増してゆく。

あ、これやばいやつだ。もう1回のパターンだ。



「ぜ、全員逃げろー!!」



後書き

まずは、ものすごく期間をあけたことを謝罪します。いいわけはしません。


と、それとは別として今年の冬は暖冬って聞いていたけれど冬は冬ですね。手袋を無くして手がヤバいです。皆さん知っていますか?冷たくなりすぎた手をお湯につけるとひんやりとして少しピリピリと痛みが来るのです。…私だけですかね?

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