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冥王さま異世界に憧れる。  作者: なまけものなのな
ライルベルズ編
126/173

ヘカテーの異世界日記2

 一夜も明けヘカテーは、冒険者ギルドのカウンターにて、受付の人と話している。


「その、高ランクの依頼というのは、どれか見繕っては下さらない?」

「で、ですがヘカテー様はランクFなので高ランクとは……」

「先日、そちらのギルドマスターと言う方が受けても良いとおってしまってましたのよ」

「それは……」

「これはこれは先日のっ。来てたのか?」

『ガルル…… ォン』


 裏から出てきながら馴れ馴れし、ギルドマスターの態度にケルベロスが唸り出したが、ヘカテーは話の邪魔になるので、そっと手をだしケルベロスに黙れと命令する。


「そうしてくれると助かる。ケルベロスに喰われたくないのでな」

「うちのケルちゃんは、無益な殺しはしませんわ。したら……ね」

『クゥーーン』


 ケルベロスは、真面目だと言わんばかりのキラキラした目を、ギルドマスターに向けて姿勢よく座っている。


「所でギルドマスター。 高ランクになりたいので見合った依頼下さいな」

「そう言ってもなー。最近高ランクの依頼が――――」

「何か強そうな物とか、いないのですか?」

「この付近だと一番強くてグリーンドラゴンだが、そう、都合よくポンポン現れないぞ」

「そうですかぁー」

『グゥルルルルゥゥゥ』

「こら、ケルちゃん…… ?」


 街の外が何やら叫び声や怒鳴り声など飛び交い、それが冒険者ギルドの中まで聞こえる。そんな時に何人かの冒険者らしき人物がギルド内に入ってきて、ギルドマスターに焦りながら尋ねてる。


「マスター。 ヤバいヤバいぞ」

「何がヤバいんだ? 落ち着け。 状況をだな……」

「こっ、コレが落ち着いてられっかよ」

「マスター。 早くしないとヤバいって」

「だっ、 だから何がだ?」

「ド、ド、ド、ドラゴンだよっ!!」

「マスター落ち着きすぎっ」


 カウンター越しにいるギルドマスターは、何故か妙に落ち着いて出てきたら、慌ててる冒険者達を見てヘカテーではなく、ケルベロスに向かって指をさす。


「お前ら、ここにケルベロスがいるの忘れたか? SSSランクの魔物だぞっ」

「SSSって言ったってなぁ。 ピンキリだぞ、マスター! しかも向こうはドラゴンだっ」

「確かに向こうはドラゴンだ。 だがな、ケルベロスも希少な魔物だ!この目で戦っている所見たくはないか?」

「巻き添いはゴメンだがな」


 『おい、どうするよ』『見てみたいしな』と興味があって足を止める人もいれば、逃げる方を選ぶ人もいる。そんな状況を蚊帳の外から見ていたら急にギルドマスターが、私の方を向いて揉み手をしながら、何やら意味深のある笑顔でヘカテーに近づいてきた。


「ヘカテー、ギルドからドラゴン討伐の依頼を御願いしたい」

「なんとなく、そうかな。 と思ってましたが……」

「なら、話は早い。 どうだ? 報酬は奮発するぞ」

「では、私があのドラゴンというのを倒したら、ランクAにしてもらいますわ」

「あっ、いや、戦うのはケルベロスの――――」

「ギルドマスター、男に二言は無くて」

「――――あっ、二言も何も決定もしてないが……」

「そのドラゴンというのはさぞ、強いのでしょう。なら……」

「ええ、確かに。だから人ではなくケルベロスの方が倒す――――」

「ケルベロスのケルちゃんよりも私が、強いという事を証明できればランクAになれるという訳ですね」

「――――まぁ、そうだが……」


 会話はしていたが、ギルドマスターの言葉を殆ど聞き流しながら冒険者ギルドの外に出て見渡すと、街の外から猛獣の唸り声がここまで聴こえる。近くにいた中年冒険者に「あれが、ドラゴンという魔物ですの?」と尋ねると頭を縦に振り「ええ、そうです」と答えて直ぐに走り去っていった。

 ドラゴンは、緑色の淡い色から濃い色の鱗、空飛ぶ恐竜のような羽、図体はドラゴンと言う事もあって見上げるような大きさである。


「緑色の……」

「あぁ、あれは、ドラゴン種でも弱い部類に入るグリーンドラゴンだ」


 ギルドマスターも外に出てきて街の外を見て、少し汗をかいている。


「では、弱いのですか?」

「ドラゴンだぞ。 強さは魔王と同じぐらいからか、近いと聞く。 あんなの勇者か英雄でないと倒せん、ランクAでも倒せんだろ」

「ランクAでも……。なら倒したら私ランクSとかなったりします?」

「そんなランク無いが、あったら申請するレベルだぞ」

「あら、無いのですか。まぁ、先程からあのドラゴンとやらが、うるさいので早めに倒しましょう」

「おい、怖くは無いのか?」

「怖くは無いですわ。無知能的なのですから、ケルちゃん行きますわよ」

「おい、待ってくれ……」


 そのままヘカテーは、グリーンドラゴンの所に向かうと、ギルドマスターもおどおどしながら付いてくる。


『グッガアアァァァ』


 街の外に出ると強そうな冒険者や街の衛兵数名が、間合いを取りながらグリーンドラゴンを攻撃している。だがそのグリーンドラゴンは、痛みも感じてなくただ、今の現状を楽しんでいるように威圧してきている。


「おい、全然逃げようとしねー」

「お前ら間合いをとれ、離れろ! 死ぬぞ」

「魔法効かないぞ」


『ガァッァァァ』


 グリーンドラゴンは、尻尾や前足で冒険者や衛兵を近づけないようにしたりしていたが、徐々に街に近づいてきている。


「おい、お前たち」

「マスター!」

「ヘカテー、ヨロシク頼む」


 冒険者と衛兵達は、ギルドマスターの声を聞いてヘカテーの方を見るが、明らかに視線は隣にいるケルベロスを見ていた。

 そんな状況だが、私はゆっくりとグリーンドラゴンの方に向かって進みながら


「ケルちゃん、彼らを守りなさいな」

「「「ワン」」」


 ケルベロスの三つの首が同時に声を上げ、後ろに下がっていた冒険者や衛兵達を怯ませていた。


「ギルドマスターどういう事だ、彼女一人でドラゴンに向かっているぞ?」

「いやぁー。ヘカテーがどうしても倒すというもんでなぁ」

「おい、お前ら彼女助け――――」

「「「ガウルルルゥゥゥ」」」


 衛兵の隊長らしき人が、ドラゴンの所に向かおうとするとケルベロスは、衛兵達の行く手を阻み威嚇する。


「なんだ、ギルドマスター。どうにかし……」

「隊長さんよ、止めておけ。このケルベロスをテイマーしている人だぞ。ここにいる全員よりも強いかもな」


 冒険者やギルドマスターと衛兵達は、不安の残るような表情でグリーンドラゴンに向かうヘカテーを見ている。



 ヘカテーは、目の前にいるグリーンドラゴンを見渡しながら持っている武器と思われる鉄扇を広げ扇いでいる。怯まないヘカテーに対しグリーンドラゴンは、唸り声をあげ威嚇をしている。


『グァルルルゥゥゥ』

「はぁ、まぁでもここで力を示しておけば、冥王様にお会い出来ると考えてよいのですわね。まさにこのドラゴンと良い出会いでしたわね」


 グリーンドラゴンからみればヘカテーは、明らかに弱そうな人間。たまにケルベロスの方を見ては、目の前のヘカテーに戻す。


「あら、ケルちゃんが気になるのですか? でもあなたが、ケルちゃんと戦う事は有りませんわよ」


 ヘカテーが、右手で持っている鉄扇を閉じ、左の掌へ軽く数回叩いたら、思いっきり右下に払う。鉄扇はショートソード並に伸びる。


「いま、あれ伸びたよな?」

「気のせいじゃない?」

「あれ、扇いでたよな?」

「あの武器、扇子と言うやつで、扇いで涼しむ物らしい」

「ギルドマスター詳しいな」

「まぁな。ワノクニの事は、すこし分かるからな」

「あの人が、持っている武器なんて名前なんですか?」

「えっ? あー あれはそう あれだ」


 考えながら惚けているギルドマスターの後ろから、衛兵の隊長が語ってきた。


「普通、扇子という物は木と紙でできているが、あの武器みたいなのは鉄扇と言って鉄板を繋いで扇形にしているんだ、本来は護身用の武器として用いられる」


 ドヤ顔の隊長を囲うように衛兵達が、関心しながら隊長を持ち上げている。冒険者達は、状況に引いていた。



『グァッギャァァァァァッ!!』


 グリーンドラゴンが、口を大きくヘカテーに近づけ恐慌させるかのように威嚇をする。


「う、うるさ……」


 グリーンドラゴンは、大きい翼を羽ばたかせ、辺りの砂や埃を巻き上げ、うるさい声を出しながら空高く飛んでいく。

 それをヘカテーは、砂埃をかからないように鉄扇を広げ防いでいる。


 頃合を見てヘカテーは、持っている鉄扇で舞い上がった砂埃を払い除け、上空に飛んで街の方を見ているグリーンドラゴンを見た。


「あのドラゴン、こっちに向かってないか?」

「飛んで着てるぞっ」


 慌てふためく衛兵達と冒険者達とは違いギルドマスターと衛兵の隊長は、堂々と構えている。


「狼狽えるな!我らにはこのケルベロスが着いているっ」

「そっそうだぁ」


 衛兵達も冒険者達も動かず迎え撃とうとして少しだけ構えていると、一人の冒険者が、グリーンドラゴンの方を指さしてみんなの注意をひく。


「おい、あれ……」

「飛んでる」

「おい、あの女飛んでるぞ!」


 衛兵の一人が、唖然としながら呟やくとみんなグリーンドラゴンの方を見上げ、目の前に黒い人影が移動していた。



 ヘカテーが、グリーンドラゴンを見上げながら少し腰を下ろした途端、空高く飛び放ちグリーンドラゴンの顔の前にいる。

 グリーンドラゴンは、いるはずの無い目の前にいるヘカテーを見て一瞬驚いてはいるが、口を大きく開け頬ばろうとする。


「うるさい声と、汚いの飛ばさないでくれる」


 ヘカテーは、閉じた鉄扇を頭上よりグリーンドラゴンの眉間に目掛けて振り下ろす。

 ドラゴンの頭が、破裂音と共に爆発し赤色の血と細い肉片が、混じりあって火花の様に散らばっている。頭を無くしたグリーンドラゴンの体は、地面へと落下し辺り一面に激しい地鳴りと共に砂や埃が、煙のように舞い上がった。

 ギルドマスターが、その光景をみて驚愕をしながら口を開く。


「今の見たか?」

「ええ、ドラゴンの頭が、花火のように」

「黒のがヒューって…… そして花火、桜吹雪……」

「黒い…… 桜……」

「黒桜……」

「あの服もそれみたいだな」


冒険者や衛兵達は、一瞬でグリーンドラゴンが肉塊となった事に、目を丸くしたままそこから一歩も動かないでいる。


「ギルドマスターさん、あのドラゴンという物倒しましたわ」

「……」

「…………」


 パンッとヘカテーが、みんなの前で手を叩きギルドマスターも冒険者、衛兵達も我に返って、


「ヘカテー、おっ、おーありがとう」

「ドラゴンを倒しましたわ。例の件よろしくお願いしますわ」

「おっ、おー」

「ケルちゃん、行きますわよ」

「「「ワン」」」



「おい、あのドラゴンはどうする?」


 ヘカテーは、ケルベロスを連れてそのまま街に戻っていく。

 ギルドマスターの問い掛けは既にヘカテーには、届いていなかった。


「マスター、全く届いてませんね」

「ギルドマスターよ。グリーンドラゴンの」

「ああ、分かっている。あれ一級素材だぞ、しかしあれは倒したヘカテーの物だ。一旦ギルドで預かって相談してみる。隊長、解体するから手伝ってくれ」

「わかった。皆の者やるぞ」


 ヘカテーが、ドラゴンを倒した話は街中に広まりつつあった。

宿の部屋で少し休んでいたが、夕暮れになりギルドへ向かおうとしてたら宿の店員から、


「ヘカテーさん、なんでもドラゴンを倒したとか?」

「ええ、そうですわ」

「おお、一撃と言うのはさすがにぃ?」

「一回小突いただけなのですわ、そうしたら頭が破裂していまって……」

「ドラゴンが爆発したってのも本当なのですね」

「まぁ、そうなりますわね。ところで何故そんな事聞いてくるのですか?」

「ドラゴンを倒したなんて、噂の双翼以来ですよ」

「双翼って……もしかして、フェルセ?」

「そうです。いやぁそんな人を泊めたなんて、しかもケルベロスをテイマーしているとなると」


 その後腕を組みながら何かブツブツ言ってるが、気にせずにヘカテーは「私、冒険者ギルドへ行ってくるので、では」と店員に手を軽く降り宿をでる。


 ヘカテーは、冒険者ギルドに着いて直ぐにカウンターに向うが、そこに声を掛けてきたのは、このギルドのマスターである。


「ヘカテー、先程はありがとうな」

「いいえ、こちらにも利がある事なのでお礼を言われる事は有りませんわ」

「いやいや、まさかグリーンドラゴンをあっさりと倒してしまうとは、恐れ入った」

「なんでも、双翼の――――。 ふぅ、フェルセも同じ様に倒しているんですよね」

「あっ、あぁ。そうらしいな。ところでグリーンドラゴンを倒した事で話があるんだが」

「私もですわ」

「ここでもいいが、長話になるかもしれん。この裏にある事務所に来てくれるか?」

「良いですわよ、でも変な事しないですわね?」

「変な事って!する訳ないだろ。仮にもギルドマスターだぞ。それに、ケルベロスを連れていながらドラゴン倒したヤツに、何かしたら俺が、死んでしまうっ」

「ふふっ冗談ですよ。ケルちゃんもいますからね」


 カウンター裏にある事務所は、事務用の机や本棚があり、応接室のようなソファと机がある。ヘカテーは、ソファに座るようギルドマスターに案内され端に座り、そのソファ横の床にケルベロスが横たわりながら腰を下ろす。そして、ギルドマスターもソファに腰を掛けて前のめりになり話しをしだす。


「最初に、ランクの話だが……」

「ええ、それですわ。」

「ランクAに認定を受理して貰った。グリーンドラゴンを倒したのを見ていた衛兵の隊長の証言もあって信じて貰えたからな」

「あの衛兵さん達にも、感謝しなくてはですね」

「感謝という事でな、ここからが本題なのだが……」

「どういう事?本題はもぅ終わってますわ。私のランクAになる事……。そうですわ、冥王様がどこにいるか教えて貰うと言う事ですね」

「いや、それもそうだが。それは後で調べるとして……」

「肝心なのはそれなのです。他に何かあるので?」

「グリーンドラゴンの素材だ」

「ドラゴンの素材?」

「そう。ドラゴンの牙や角、そして鱗などあらゆる部分が武器や防具の素材になったり、薬になったりもする。しかもドラゴンの肉は超高級肉だぞ」

「あらドラゴンの肉は高級なのですね。で、それはどうすれば手に入るのです?」

「超高級だが……。 いやいや、違う。 ヘカテー、君が先程倒したグリーンドラゴンの話だ」

「全く見えませんわね。 何を言っているのですか? あのグリーンドラゴンがどうしたのです?」


 本当にとぼけながら尋ねるヘカテーが、魔物倒して素材を売ったり活用したりとか分かっていない事を、ギルドマスターは、この会話をした事で瞬時に理解していた。


「魔物の部位は、武器や防具等あらゆる道具の素材として使われていてなギルドは、そんな魔物の部位を買い取っているんだ」

「なるほど、私の倒したグリーンドラゴンの部位を買い取りたいと、それならば私には全て不要な物ですわ。 好きに使ってくださいな。 でも、お金は欲しいですわね。 この世界お金無いと不便ですもの」

「そう言ってくれると有難いんだがな。ランクの低い魔物のなら何もいわないんだが、ドラゴンのとなるとな、簡単に貰いますとは言えん。しかもお金が絡むから尚更だな」


 ヘカテーは、ケルベロスの顔を見て悩みながらギルドマスターへ尋ねる。


「お肉は、その超高級なお肉は貰えますの?」

「肉か、全部か?」

「そうですわね。 ケルちゃん口が三つ有りますからね。 多く欲しいですわ」

「肉は全て渡すとして、このドラゴンの魔石も買い取りたいが無理だな」

「あら、綺麗な宝石みたいですわね。これ魔石というのですね」

「そうだ。魔石を使って魔法道具や武器などを、作ったりできるんだ」


 ヘカテーは、緑色と赤色に黒の魔石を眺めながら聞いていた。


「では、それ以外の素材をこの金額で買取させてもらおう。肉と金はカウンターで受け取ってくれ。そうだ、後ギルドカードも更新忘れずにな」


 ゆっくりとビクつきながら金額を見せるギルドマスターとは違って、提示してもらった金額をみても驚かないヘカテーだが、あまりにも多い事に少し笑顔になっている。


 カウンターでギルドカードを更新してランクAとなるヘカテー。

 ドラゴンの肉をアイテムボックスにしまいカウンターの受付に話しかける。


「冥王様は、どこにいるか教えてくださる?」

「はい?」

「ん? ランクAになったのですから、教えてくださると聞いたのですが」

「あー、すみません。確認してきます」

「済まない、済まない。そのメイオウと言う冒険者と双翼は今、ライルベルズのオズの街にいるらしい」


 ギルドマスターが、事務所から出てきて謝りながらカウンターに地図を広げてだした。


「ライルベルズ、オズの街ですか……」

「でも、今はその場所じゃないだろう。多分だがここ、ライルベルズの城下町にいると予想しても良い」

「何故です?」

「このオズの街は、国境付近の街で流通も多いんだが、直ぐに城下町の方が便利だから、長居するような所では無いんだよ」

「そうなのですね。この地図頂いてもよろしい?」

「ああ、良いぞ」

「ありがとうございます。さぁ、ケルちゃん行きますわよ」


 ヘカテーは、ギルドマスターに礼をして、街の外に出る。


「さぁ、ケルちゃん。冥王様の所に行きますわよ」

「「「わん!」」」


 ケルベロスが、首を横に数回振ると体を少し大きくする。その背中にヘカテーは、乗りそのまま早速とライルベルズの方へ向かって行った。

読んで頂きありがとうございます。


ヘカテーは冥王やフェルセに会う事ができるのか?


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