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本体は眼鏡です  作者: 神狼とはみたらしと読む
5/10

第4話

カケルは目を覚ました。


「さて、今日はどうしますかね〜?」


とりあえず、宿を出てギルドへと向かう。



ギルドに登録してから一週間。街の人々も慣れたものだ。人形(ドール)の一人歩きには目もくれない。



そんなこんなでギルドに到着。


「おっちゃん、依頼はー?」


「はい、こちらなど」


カケルはいつものおっちゃんの勧めに従って依頼を受ける。


さて、今日はゴブリン退治である。




やって来ましたるは、森の中。ゴブリンの巣を発見。



ボコ!トガ!ガシャマン!ギシャー!ギャ……




はい、討伐完了。


「いやー、君すごいね」


突如として響く声。男のものだ。少し、粘着質なものを感じる。


「どなたでしょうか?」


カケルが振り向けばそこにいたのは、黒髪黒目の日本人らしき男であった。顔は良くも悪くもない感じの背だけが高い奴。


「……君、日本人じゃないかい?」


「日本人ですか?なんですかそれ?」


カケルはすっとぼける。


「惚けるなよ。工藤 駆。俺も日本人なんだよ」


「はあーそうですか」


「俺は羽鳥 天神(あまき)。魔王だ」


ズン!


突如としてカケルに圧力がかかる。攻撃を受けたわけではない。目の前の男が放つプレッシャーにやられたのだ。


(な、なんだ!?くっ、解析)


姓名:羽鳥 天神 種族:魔族 性別:男 年齢:19

天職:魔王 lv.146 HP9999999MP9999999

全能力9999999

技能:暗黒武装・暗黒魔法

異能:魔力炉


「はあ!?」


その解析結果にカケルは思わず声を上げる。なぜなら、その数値は今のカケルを殺せるものだから。


「うん?あー解析持ちか。じゃあ、わかっただろ、選べ、ここで死ぬか、配下となるか」

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