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バカになった男. 1.

本作は仮想で作られたフィクションの物語です。 実在する人物、事件などとは無関係です。

「イ代理、ここで何してるの?」


廊下に立っていたイ代理に近づくにつれて見えてきた一人。

ヨンミンはイ代理の前に立っている人を見て顔が赤くなった。


ヨンミンが外回りを終えてオフィスの廊下に入る道。

慣れた白いシャツ姿のイ代理の後ろ姿が目に入った。

その前にボールペンが挟まれた小さなノートとUSBを持ったもう一人。


「あ!キム代理、ちょうど良かった!!、

キム代理? キム・ヨンミンさん?」


ヨンミンはヨンジュの顔を見た瞬間。

すべての時間が一瞬止まったような気がした。

映画でよく見るあのシーンが

今、自分に起こっていることを

ヨンミンはその瞬間、自分では気づいていなかった。


ヨンミンは自分をまっすぐ見つめるヨンジュの目を避けて

すぐに頭を下げると、ヨンジュのスリッパが目に入った。


「靴下が変わったね。」


ヨンミンのつぶやきに何も知らない

イ代理がヨンミンを見つめながら言葉を続けた。


「え?靴下?」


2階の建物のオーナーと4階のヨンミン会社のオーナーは

長年の友人でこの建物が完成するとすぐに入居した最初の入居者だった。

建物の管理や施設、点検、書類作業まで、

初期段階から支援を受けていた。


最近、管理事務所の所長が個人的な事情で何度か交代し

管理事務所のコンピュータの中の書類がめちゃくちゃになってしまった。


4階の創立メンバーであるイ代理とヨンジュに直接仕事を教えている

2階のチャ主任は互いに建物の仕事についてよく知っていた。


今日はチャ主任が急用で早退することになり、

管理事務所の仕事はヨンジュが担当することになった。

突然急な用事ができたのは、イ代理も同じだ。


困っていたイ代理がヨンミンを見て明るく笑い、

ヨンミンを引き止めた。


「ごめんなさい、ヨンジュさん、

この友達もExcelが得意なんです。」


イ代理はこう言ってオフィスの中に消え

再び上着を持って現れた。


「社長たちには私が言っておくから、

管理事務所の仕事、ちょっと見てよ。

お願いしたい、キム代理!」


瞬く間にエレベーターの中に消えたイ代理。


ヨンミンはヨンジュをちらりと見て、

何度も笑ってしまったが笑いをこらえて固く閉じた口が、

無表情で固まった顔に見えた。


「ソ・ヨンジュと申します」


「キム・ヨンミンと申します」


4階のエレベーターが下りる間、二人は

ぎこちない様子で挨拶を交わした。


ヨンミンは自分の耳に響く心臓の音が

ヨンジュにも聞こえるか、ひそかに心配になった。


ヨンミンがちらりと見ていたヨンジュは

最近、毎朝車から眺めていたよりも

もっと小さくて可愛らしく見えた。


*****


研修中というカレンダーの裏面が見え、

管理事務所の所長のパソコンの前。


ヨンミンは椅子を一つ後ろから取り出して、

ヨンジュに勧めた。

二人はコンピュータの前に並んで座り、

欠落したり損傷したファイルを見つけた。


「ヨンジュさんは、

家に帰っても本を読んでいますか?」


「え?」


ヨンジュが緊張した顔でヨンミンを見た

ヨンミンは「あっ」と思った。

そして手を振りながら再び言った。


「いいえ、目がとても輝いていて、

本が好きだと思ったんです。」


ヨンジュはヨンミンから少し離れ、顔をしかめた。

顔が真っ赤に熱くなったヨンミンを救うかのように、

携帯電話が鳴った。

ヨンミンの携帯電話の画面にはヤン・ヒョン という二文字が浮かんでいた。

読んでくださる方がいるので、引き続き書くことができます。 不十分な文章をお待ちいただいたすべての方々に心から感謝いたします。また来週の月曜日にまたお会いしましょう それまで読者の皆さんが健康でありますように~いつもありがとうございます。

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