ここでもそれかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
「おい・・・・あのパーティー・・・・」
「【輝夜】だぜ・・・・・」
「【水の女神】と【炎の英雄】もいるぞ」
「おい知らない奴が一人ふえてるぞ?あの女も実力者か?」
ギルドに入っていきなりみんなの視線があたし達に集まる。
その中にあたしの知る人を見つけた。
「あ!フィルミナ帰って来たんだ」
あたしは【転移魔法】でかえってきたからね!
「レンもギルドに来たのね」
「うん顔出せって言われてね・・・・所でフィルミナ一つ聞いていい?」
「ん?なに?」
「何であたし達ここまで注目されてんの?フィルミナが何かした?」
あたしをしばし見つめて深いため息をつくフィルミナ・・・・何で皆同じようなリアクションするかな?泣くよ?本当に泣くよ?
「あのね・・・・あなた達パーティーはもうウォルムではトップのパーティーとして認知されてるのよ?注目されるのは当たり前でしょう?」
・・・・・・・は?トップ?いやいやいやあたし達はここに来て一月くらいだよ?何でそんな事になってるのさ?
「まず【スタンピード】を単体で止めることが出来る実力者、しかもそれぞれがハイレベルの魔法を使う、私達が使えないような魔法まで・・・・これをトップパーティーと言わずにはいられないでしょうに」
「いやそれでも此処をホームにしている実力者はいるでしょう?」
「その実力者達が『敵わない』と言ってるのよ、それに貴女の仲間、二つ名持ちになったわよ?隣のメイドさんは【水の女神】そこの執事さんは【炎の英雄】って呼ばれてるわよ?」
二人ともかっこいいべよ!二つ名だって!!ぶふっ!!駄目だ笑っちゃ!!
「ちなみにレンの【黒の暴風】は取り消しになったわよ?」
おおおおお!頑張った甲斐があったよ!!変な二つ名が取り消されるとは!!うれしいべさ!!
「その代わり【灼熱の魔女】になったわ、この二つ名で統一するそうよ?」
・・・・・・は?・・・・・・・なんて?・・・・・・・・え?・・・・・・・ここウォルムだよね?
「ちなみにギルド公認らしいわよ?」
・・・・確かに魔法を使った時・・・・・使った魔法全てが火属性魔法だったよ?だからってさ・・・・
「ここでもそれかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
叫んだあたしは悪くないと思う。
「キャリー久しぶり?なのかなグラマスに会える?」
「無事でよかったわレン、それに見事な絶叫だったわ、貴女が来たら通すように言われてるのよ、ついて来て」
お願い絶叫の事は忘れて!何だったらあたしも記憶を消すのを手伝うよ?物理でだけど?え?『結構です』?そっか。
あたしはフィルミナと別れてキャリーの後について行きグラマスの執務室まで案内された。
「グランドマスター、レン様がお見えです、入ってよろしいでしょうか?」
「いいわ入って頂戴」
返事を聞いてキャリーがドアを開けてあたしを中に行くように視線で促す。
「久しぶりハンナさん」
「お帰りなさいレン、まあ座って頂戴」
あたしは指定されたソファーに座り、ハンナさんは正面に座る。
「まずは・・・・・ありがとう」
いきなり頭を下げた。
「ちょ!!いきなりなんですか頭を上げて!!」
何でいきなり頭をさげるのさ!びっくりするべよ!
「貴女には何度お礼を言っても足りないもの、あたしの頭でよければ何度だって頭をさげるわ」
真顔で怖いこと言い始めたよハンナさん・・・・別にそんなことしなくてもいいのに。
「別に気にしなくていいよ、困ったときはお互い様だべ?」
助け合いの心は世界を跨いでも存在するのですよ。
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