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レディース異世界満喫禄  作者: 日の丸


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これが俗に言う【黒歴史】!!


「ふぅ・・・・・・まだまだか」


只今20階、ナイトスネークやゾンビロード、エルダーリッチを蹴散らしながらやっとここまで来たけど、まだありそうな気がする、何故なら目の前には試練の門があるんだもん。

試練の門=次の階に行くための試練みたいな感じだしね。


「さてと・・・・・・中に何がいるかな?」


10階の試練の門でもかなり強力な相手だったのだ、20階はどんなのがいる事やら、想像がつかない。

皆で試練の門の中に入り待ち受けていたのは巨大な木が一本、あたし、ライ、シン、ミズキで手をつなぎ輪を作ると丁度いいくらいの太さを持つ巨木だった。


「これも魔物?ただの大きな木にしか見えない」


ここは・・・・・・出番ですよ【鑑定】さん!!



カオスウッド   すべてを取り込み全てを使う者なり


・・・・・・・・もっと詳しい情報が欲しいべさ!この頃手を抜いてるんじゃないのか【鑑定】さん!!


「まあいいや・・・・【サウザンド・ブレイブ】」


その木に向かって【サウザンド・ブレイブ】を叩きこむと、驚いたことに【サウザンド・ブレイブ】が掻き消えた・・・・・違う!吸収された!!!


「そんなのありか!!」


あたしは横に飛び、あたしに向けられた【サウザンド・ブレイブ】をよける。

魔法を吸収、そのまま放出・・・・つまりコイツに魔法は使えないと・・・・・ならば【風神】を構えて飛び込み切り付けようとしたらその巨体の木の中からか人の顔が浮かび上がり、その顔が【ファイヤーストーム】を唱えて、あたしは吹き飛ばされる。


「・・・・・・・しかも本体も魔法を使うとか・・・・」


よくよく見てみると巨木の数か所に様々な人の顔・・・・・お年寄りから子供までの顔が浮かび上がりあたし達を見ている・・・・・この顔全てが別々の魔法を使うとすればかなり厄介な事になる。


「まああまり考えても仕方ない、ライ!来な!!」


手の中に【雷神】を握り思いっきり踏み込みカオスウッドとやらに切りかかる。


「ここで使う!あの技を!!」


と思ったのだが足元から根がいきなり出てきて足を引っかけられ・・・・


「へぶっ?」


こけた。


「・・・・・・・恥ずかしい!!」


あたしは両手で顔を覆いうずくまる。

何が『ここで使う!あの技を!!』だ!!スレイプがカバーに入ってくれたからひどい事にはならなかったけど・・・・・・・・精神的にひどい事になったよ!!これが俗に言う【黒歴史】!!

今度はキチンと足元を見るよ!そんでもってきちんと勝つよ!!


「ありがとうスレイプ!代わる!今度はミスらないよ!!」


踏み込んだ所に【ファイヤーボール】が飛んできたがそれを躱しつつ切り付け流れるように、斬撃を重ねていく。

7・・・・8・・・・9・・・・10!で!ここから・・・三段突き!!

突きが終わった状態でカオスウッドを見ると巨木のど真ん中にぽっかりと穴が開いた状態で活動を停止していた、倒せたよ!!


「でも穴が開くほどの威力は無いはずなんだけど」


「そこは私がサポートさせてもらいました」


人型に戻ったライが言うには敵に【雷神】が当たる瞬間刀身を高振動させて切れ味や威力を上げていたそうだ、さすがライよくやった!


「さてと・・・・・・やっぱりか」


部屋の中を探索して次の階に階段を発見した、まだ先があるという事だ。


「気を引き締めるよ!!」


この階の敵でさえ気が抜けなかったのだ気を引き締める必要がある。


「でもその前におやつだ!!」


ティータイムも大事と思うんだ。









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