しっかりと聞かねば!!
「ルシーラもレンと食事をするくらいには仲がいいんだね?」
ルシーラさんの質問を答えた後にウイストさんがルシーラさんに聞く。
「私は変な奴に絡まれていた時に助けてくれたのよ」
その言葉にウイストさんが真剣な顔になり口を開く。
「大丈夫だったのかい?」
ルシーラさんはウイストさんの言葉に苦笑しながら口を開く。
「ええ、さっきも言ったけどレンに助けてもらったのよ、だから何もなかったわ」
「それは良かった」
あれ?この2人ってもしかして付き合ってる?これはしっかりと聞かねば!!と思ったら顔がニヤニヤし始めたけど何とか真剣な顔に戻して口を開く。
「2人は知り合いなんだ?」
あたしがそう聞くとルシーラさんがニヤリとしながら口を開く。
「【ウイングス】はハウダック王国で最強のパーティーなのよ・・・・貴女達が来るまではね」
パーティーメンバー全員が強そうだなとは思ってたけどまさかハウダックの中で最強の討伐者とは思わなかった!!と思ってたらウイストさんがルシーラさんを見た後あたしに視線を向けて口を開く。
「もしかして君が【灼熱の魔女】なのかい?」
「・・・・・・・・・・・・・・・何でそう思うのさ?」
いきなりそんな話を振られて戸惑うあたしがそう聞くとウイストさんが真剣な顔で口を開く。
「ルシーラがさっき『貴方達が来るまでは』と言った、ルシーラは僕達の実力は知っている、そのうえでそう言った・・・・・・知り合ったばかりの君達に向かってね」
あたしが黙ってるとウイストさんが更に話を続ける。
「【灼熱の魔女】や【守護天使】はスタンピードが起こってから初めて聞いた名だ・・・・こんな偶然があるとは思えない」
視線を逸らさずにあたしを見ながらそう言ってくるウイストさんを見て溜息をつき口を開く。
「あたしは【灼熱の魔女】って呼び名は好きじゃないんだよ」
そう言うとさっきまで真剣な顔だったウイストさんが嬉しそうな顔になりあたしの両手を握り上下にブンブンとふり口を開く。
「やはり君だったか!【ビーン】を救ってくれて感謝する!!」
ウイストさんのいきなりの行動に呆気にとられなすがままになってるとウイストさんが口を開く。
「何で会った時に言ってくれなかったんだい?あの時に言ってくれればよかったのに?」
あたしは更に深い溜息をつき口を開く。
「さっきも言ったけどその呼び名が好きじゃないんだよ、それとあの時アンタの話を聞いた後に『あたしが【灼熱の魔女】だよ!!』と言ったらアンタは信じられる?あたしなら『こいつの頭大丈夫か?』って思うよ」
あたしがそう言うとウイストさんが思いっきり笑いだしその後にあたしを見て口を開く。
「確かにその通りだね!いやぁ久々にこんなに笑ったよ」
ウイストさんがそう言いながら笑っているとパーティーメンバーの1人がウイストさんの頭を後ろからひっぱたきあたしに視線を向けて口を開く。
「うちのリーダーがあんな事を言ったせいで君達に嫌な思いをさせたね、本当いにごめんね」
ウイストさんがひっぱたかれた頭を押さえ蹲りながら頭をひっぱたいた男性を見上げながらジト目で口を開く。
「お前だって言ってたじゃないか・・・・何んで『こいつが悪いんです』みたいな雰囲気をだしてんだ?」
言われた男性は視線を逸らしながら口を開く。
「パーティーメンバーの責任はパーティーリーダーの責任だろ」
・・・・・・・・・・・・・・大丈夫かこのパーティー?と思って2人を見ているとウイストさんが思いっきりため息をつき口を開く。
「誰もリーダーをやりたがらなかったから僕がやる事になっただけだろう?なのに責任を押し付けるのはどうかと思うが?」
・・・・・・・・・・・・・・・本当にこのパーティー大丈夫か?
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