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「英霊召喚」
「来たよみんな!」
私達は手筈通りにゴブリンエンペラーを私と召喚獣。
オルタナ・スコーピオンをゼムとセルフィ
オルタナ・ゴーレムをミリシアとメイで抑え込むことにする。
リッチの事は気にしない英霊召喚中は詠唱に専念し無敵状態となるからだ。
英霊はいずれもランク4に調整された強さで、1分間その性能を如何なく発揮する。
素早く一撃一撃が重く腕が痺れる。覚えてろーリッチ。終わったら報復開始だ。
仲間の様子を伺う暇がない。多方面からの縦断攻撃に私は専念する事にする。
ふっと、英霊たちが消え、リッチが肉薄している事に気づく。
それを私は「双龍斬」で向え打った。全弾命中。綺麗な赤い軌跡が空間に描かれている。
この作業を何度か繰り返す事でリッチの討伐に成功した。
「ランク4に昇格しました。レベルの上限が150まで解放されます。」
ディア様の日記帳3冊目を利用する。
これまでの流れからいくとゴーレム戦だ。私はまた学ばせていただく事にする。
ミシャさんの大盾と「氷華」での足場の形成の仕方。
「氷華」便利だなーと私は思っている。攻撃にも生かせ更に足場を用意できるのは強みだ。
「懐かしいなーこれゴーレムだよね?」
「ディア様っ!」
「えへへー入ってきちゃった」
「色々と学ばせてもらっているところです!」
「それはお互い様だからね!リディア達の戦闘もちゃんと記憶してあるんだよ!ほらっ」
そういうとデザインの違った3冊の日記帳が現れる。
「あっずるい…それももらったりは出来ないですか?」
「んーそうだな。ランク5に昇格したらお祝いにプレゼントしてあげるよ!」
「っ約束ですよ!」
この間も、体は勝手に動いている。いけない集中!集中!っと
「あはは、邪魔しちゃったみたいだね」
「いえそんなことは…お話しできて嬉しかったです。」
「ランク5に上がったらパーティーも開くんだから!絶対だよっ!」
「はい、楽しみにしています!」
そしてとディア様は去っていった。勉強タイム再開だ!
結論から言うとオルタナ・リッチの強化種は割と簡単に倒す事が出来たと思う。
やっかいなのは無敵状態で攻撃してくるようになった事。特筆すべきはそのあたり。
私達だって強くなってるんだから!
ランク5からは過去の英雄と戦う事になる。
まずは、ミシャさんを相手取る事になっている。私はミシャさんを研究する事にした。
隙の無い大盾の使いまわし方、被弾しても回復されるとても厄介な相手。
ランク5を超える為には、ダンジョンではなく直接塔の攻略をする事になる。
レベルなんて飾りだ。私達は素を上げるべく鍛錬にいそしんでいる。
鍛錬は裏切る事がない。動きを最適化し、更により高みを目指す。
その作業を楽しんでやれるかがカギとなっている。
私にとって楽しいっていう感情は、達成感なんだと思う。
出来なかった事が出来るようになるのが嬉しい。
そういう意味で塔はわたしにとって最高の遊び場だ。常に課題が用意されている。
課題が用意されているのはとても幸せなことだと思う。
課題というものは押し付けられるものでもあるのが。厄介だ。
でも、自ら望んでいる分にはご褒美となる。
考え方で世界は変わる。悪意を愛するオルタナのように。
私はなにを愛するのだろうか?それがまだわからない。
とりあえず、今は無心で与えられた課題を享受する。
贅沢な時間だ。私はより成長出来る事を望んでいる。そしてみんなもそれに付き合ってくれる。
これ以上になにを望むというのか?それを突き詰めていった。
永遠に成長できる環境が欲しい。でも塔も残すところ半分だ。
そして私の世界は狭い事に気づく。世界を広げる事が私の願い。
上位の世界へと旅立つことを私は望む。
きっとそれにみんなも付き合ってくれると信じて。




