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無礼打ちからの投獄……そして脱獄?

難産でした。誤字脱字注意報発令中。

私がクスクス一人で笑って居ると、固まっていた王子が動き始めました。表情を引き締めながら真剣に私に話し掛けて来ますが、頭は私の膝に置いたままで話し掛けて来るので、会話しづらい事この上ないです。膝を王子の頭から引き抜いたら、駄目でしょうか?駄目ですよね?分かってますよ…。


それにしても何故私は王子に膝枕をして居るのかしら………って、あっ!そうでした……自業自得でした。身分が高いと予想して、恩を売ろうなどと考えたからこんな事になったんでした。

数分前の私、猛反省しろっ!!と、考えて居ると、私が話を聞かないせいか、王子が私の手を取りながら囁いて来る。


「貴女がアルと結婚した奥方でしたか……。失礼しました。初めまして、私はこのハスハルゼ王国の王子でナイアス・クィル・ハスハルゼと申します。宜しければ貴女のお名前を聞いても宜しいですか?」


自国の王子に手を取られて、囁かれた私はビックリしながら挨拶を仕返した。


「ひゃいっ……。あっ…私はツェツィーリアと申します。この度アルビオレの妻となりました。以後宜しくお願い致します……」


私がつっかえながら挨拶をすると、王子は優しく微笑むと、握っていた私の手の甲にキスをしたのである。


「…………………………………………」


手の甲にキスをされた衝撃で黙り混んでしまった私と、ご満悦な様子の王子の間に、割り込む声がありました。


「奥様?医者をお呼び致しましたので、もう大丈夫で御座いますよ………。それと…失礼致します」


マオカが扉を開けて東屋に入って来て、医者の手配の報告をしながら、然り気無く私の膝の上から王子の頭を抜いてくれた。物凄い早業に一瞬ポカーンとしてしまいましたが、困って居たので有り難いですっ!まあ、私の自業自得なんですけどね?



私は感謝の意味を込めて、マオカに軽く頭を下げると、マオカは察してくれた様で、頷き返してくれたのだけど、王子の頭を無言で抜くのは無礼にはならないのかしら?

少し心配して居ると、王子の方も突然の出来事に固まって居た様で、やっと動き始めた。


「いてて……ビックリしたなぁ。一体何が起こったんだ?」


どうやらマオカが王子の頭を、私の膝の上から抜いた際に、そのまま座っていたソファーに頭を落としたせいで、勢い良く頭をぶつけてしまったみたい。


「大丈夫で御座いますか?」


しれっと、マオカが王子に大丈夫かと伺いますと、王子は自分の頭を落としたのがマオカであったと気付いていない様子で、


「うむ。大事無い……それにしても…いきなり膝を抜くなんて………」


ひょえっ!?王子が私の方を見てきます。もしや私が膝を抜いたと思っているの?ぶぶぶ無礼打ちとかにされて、そのまま投獄…とか?ヒィィィィ~!!

脱獄する話になっちゃう~と、私が戦々恐々として居るとマオカが私の前に出てきて、庇うように両手を広げた瞬間に、王子がポツリと呟いた。


「手にキスをされただけなのに、恥じらったのだろうか?………何て純粋な子なんだ………」


私の聞き間違い……じゃ無いわよね?だってマオカが両手を広げた状態で固まってるし。

何やら顔を赤く染めた王子が、熱い視線を投げ掛けて来る。

私はどうやら投獄にはならない様なので、ホッと胸を撫で下ろして居ましたが、そこで面倒くさい相手が、またこの東屋に乱入して来たのである。


バターーーーーン!!!


王子の時と同様に、勢い良く扉が開け放たれる。

開け放たれた扉の向こう側から現れたのは、なんとアルビオレだったのですが、こいつら……もう少し静かに扉を開けることはできないのでしょうか?

私がヤレヤレと思いながら、アルビオレを見ていると、私が東屋に居るのを知らなかったのか、驚いた表情で私と、何故か王子を見比べて一言こう叫んだのであった。


「ま…まさかっ……お前達二人で逢い引きでもして居たのかっっっ!!!?」




手直しするよ……。読みづらくてご免なさい。


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