内地にて12
ようやく出せましたが作者の知識不足により航空機のおかしなところがあると思いますがご都合主義や超兵器のようなものと考えてください。
あと護衛機はやっぱり無しの方向で進みそうです。出したらおかしなことになりかねないので。
空母だの、艦上機だの、のウィキなどで調べてたらF-14トムキャットが出て来て久しぶりに米空母の映画(ドラマ?)であるスーパーキャリアを見たくなってきました。
でもこれDVDになってないとか聞いたような・・・。
米新型機に関する報告書と書かれたページをめくり二ページ目には機体の図面とその機体名、説明書が書かれていた。
達哉は機体名を見て目を細めた。そこに書かれていたの聞いたことがない名前だったのだ。
B-23ワイバーン
Bが付いているから爆撃機なのだろう。
読む限りではこれまでの主翼は水平翼だったが戦後から一般的になった後退翼でありさらにプロペラが前に付いた牽引式ではなく後ろにプロペラが付いた推進式の四発。
第一、第四エンジンより先の翼は折れ曲がるように書かれている。
爆薬積載量最大1200㎏。
12,7ミリ機銃がB-17ほどではないがかなりの数が搭載されている。
試験時の最大高度記録は一万三千。
最も達哉を驚かせたのが
「艦上機・・・・だと・・・」
そう報告書には艦上機と書いてあったのだ。
「バカな、戦後でも大型の艦上機は存在しないのに。しかもこの時代に高度一万超えの爆撃機。
奴ら本当に化け物を作ったのか?欺瞞や偽情報じゃないのか」
「間者自身の目で確認した情報だから本当だよ。しかも日本への初空襲の作戦計画と思われるアイランド計画の主力らしくて現在量産中」
「いくらエンタープライズやホーネット、サラトガ、ヨークタウンが残っているとはいえ、主翼が長すぎて艦橋に当たってしまう。第一、航空甲板の長さが足りない。カタパルトがあっても不可能だ」
一体何を考えているんだ。と考えてしまう。
米国のことだから無駄なことはしないはずだ。
現在日本を直接攻撃するには空母が必要になってくる。
「中華民国とは休戦協定があるから初空襲では空母に帰還できる艦上機にするか、B-25のような爆撃機を飛ばして回収ようの潜水艦などの周りにパラシュート降下もしくは着水させるしかないね」
史実ではB-25ミッチェルを飛ばして爆撃した。しかしこの世界ではその方法はできない。
なぜなら爆撃したドーリットル隊は中国に降りた。一部は日本支配地域やソ連領に降りたそうだが。
この中華民国と日本は現在休戦協定を結んでいるのだ。
その協定には日本が大幅に戦線を縮小する代わりに中華民国が日本と欧米の戦争に介入しないことが盛り込まれている。
日本を爆撃したドーリットル隊を中華民国が受け入れたら協定を破ることになる。
これは中華民国には嬉しくない。実は協定にはこんなことまで書かれていた。
協定が有効である限り日本政府は国民党政府を中国の正統政府と認め、対共産勢力に対し共同で対処する。なおこれには国民党政府に従わないその他の勢力にも適応する。
つまり国民党による中国の統一に日本が支援する。その支援には軍の派遣も含むである。
この項目により中国大陸に残った部隊が国民軍と行動している。
日本との戦闘で戦力を失った国民軍にとっては有難いことだ。
もし協定が破棄となったら日本からの支援を受けられず、日本と戦闘状態に戻り国民軍は追い詰められるだろう。
例えば勝利しても戦力を失った国民軍に共産主義勢力に太刀打ちできない。
となれば協定は破らず維持していったほうがいい。
それを証明するかのように国民党政府はこの戦争に介入はしないと宣言している。
「結構苦労したんだよ。協定をまとめて納得してもらうの。相手はもちろん、こちらの頭の硬い人たちに」
そう言いつつ頭をガシガシと掻く和哉。
協定締結は和哉が対米英開戦前から考えてきいた。最初は和平を結ぶために動いていた。
そのために必要なのはこちらのお偉いさんの承認。これが一番難しかったそうだ。特に陸軍の方々は中華民国の降伏以外に認めないと一点張り。
このまま戦争を続ければ欧米列強の参戦の可能性が高い。そうなれば日本は負けると色々理由を伝えてみたが「日本は神国だッ負けることなどあり得ぬ!!」「かつて勝てないと思われていた大国ロシアに我が国は勝利したのだ。列強など敵ではない」などいつの話をしてるんだと思いたくなるほど変な意見が帰って来て最終的に統帥権の侵害であると発言してくる始末。
全く話が進まなかった。
「仕方がなかったとは言えオ・ハ・ナ・シをして納得してもらったよ」
とっても悪いことを考えてるような顔で言う和哉。
その顔を見て仲間なら頼もしいが敵なら怖いと達哉は改めて思った。
実は和哉には秘密のパイプがあり将校の個人情報を何処からか手に入れてそれを交渉の材料にしている。勿論相手がわからず屋などに限るが。
パイプの一つは陛下のところにまで伸びているので陛下に直接交渉することもできる。一体どうやってそのパイプを作ったのかは誰もわからない。
「となれば例え空母からこの機体が飛び立ったとして機体の回収は考えてないと考えるべきかな。米国も虎の子の空母を失いたくないだろ」
「その空母なんだけど、このワイバーンはアイランド級って呼ばれる空母で運ぶようだよ」
「なに?」
次のページと言われめくるとそこに空母アイランド書かれた図面があった。
この空母は横幅が広く島型艦橋がない。日本の龍驤などと同じく航空甲板の下にある。
アンテナも自由に倒れたり出来るようだ。
パッと見ではカサブランカ級の艦橋がないような形だ。
「横幅はそれなりのにはあるが全長がこれでも短いぞ。これでじゃあ飛ばすのは無理だ。」
「ロケットブースターを使っても?」
ブースター?と聞き返すと和哉は空母の図面の甲板を指差した。
「ここ、未来の空母では装備されているシールドがあるでしょ。これがあるってことはブースターで一気に加速させるんじゃないかな」
なるほどそれはあり得るが
「それでも甲板の長さが足りない。やっぱり無理だ」
結局この情報ではどういった作戦なのかわからず、現在に至る。
アイランド計画はアトランティス計画を修正したものです。
初期の計画内容ではアトランティスでよかったのですが無茶すぎるとして練り直してたらアトランティスって関係なくない?と思いアイランドに変更しました。




