ニューギニア沖海戦 5
最近さらに暑くなりましたね。
気づけばもう7月、暑くもなりますね・・・・・
鹿野、愛鷹から放たれた合計16発の榴弾はジャングルに着弾し、木や土、砂を吹き飛ばす。
戦艦の主砲ほどの威力は無いが十分にジャングル内の豪州軍の陣地を破壊していく。
このままでは全滅と悟った豪州軍は後退を決断。ジャングルから後退を始める。
それを海兵隊隊長は見逃さず、無線機を手に取った。
「こちら上陸部隊、これより突撃する」
『鹿野、了解。最終弾を発射する』
『愛鷹、了解。最終弾発射』
「最終弾が来る。総員着剣ッ」
着剣と聞くや銃剣を取り出し小銃の先端に取り付ける。
因みに自衛軍で使用している小銃は99式小銃で、忠実のモノとは異なりスプリングフィールドM14を基に設計、製造された。
開発・製造を担当するハイブリッド人たちがM14の設計図知っていたので製造してもらったのだ。
この他にも自衛軍はM1ガーランドを88式小銃として採用していたり、重機関銃にブローニングM2を基にした40式重機関銃。
と多くの米軍兵器を基に製造され、汎用機関銃のみドイツからライセンス生産の承認を貰ったグロスフスMG42となっている。
陸軍や海軍陸戦隊ではM1ガーランドを基にした88式を制式採用して配備を進めているが自衛軍を良く思わない軍人が多いので全部隊に配備されるのはいつになるかはわからない。
そんな余談を説明していると二隻からの最後の榴弾が放たれジャングルに着弾した。
それを見届けた後、隊長は叫ぶ。
「突撃せよッ!!」
「「「ワアァァァァァァァ!!」」」
海兵隊はジャングルへと突撃した。
同時刻ラバウル飛行場。
空母艦載機の爆撃により滑走路は破壊され格納庫も使用不能。使える機体は一機もない存在しない。
しかし、豪州軍はそれでも飛行場を死守すべく残った兵器をかき集め砂浜に上陸した自衛軍を迎え撃とうとしていた。
だが自衛軍は地上からではなく空からやって来た。
揚陸艦から飛び立った輸送ヘリ「大鷲」が八名の兵を乗せて飛行場に舞い降りた。
豪州軍はなんとしても阻止すべく米軍からの支援で送られてきたM2戦車で迎え撃とうとしたが護衛でやって来た荒鷲が放つロケット弾が戦車を破壊する。
瞬く間に軍事施設を制圧され、豪州軍司令官はこの日降伏した。
空母扶桑
艦内ではラバウルが降伏したことで万歳の嵐が巻き起きていた。
その中で達哉は難しい顔をして腕を組んでいた。
正直彼は飛行場奇襲の時にも注意したがこれは作戦の始まりに過ぎない。
この作戦の目的は米豪の遮断、英国からの豪州の分裂。そこからなる対英講和となっているが、もう一つの目的がある。それは
米軍をソロモン諸島方面に引き付ける陽動であること。
防衛省と海軍軍令部、連合艦隊の極一部の関係者にのみ知られている作戦だ。
この作戦が陽動であるのなら真の目的はハワイである。
日本軍は豪州を狙っている。と米国に思わせその戦力のほとんどをソロモン諸島に引き付けて戦力が低下したハワイを海軍連合艦隊の全戦力を持って攻略する。
そして対米講和を進める。それが大東戦争・太平洋戦争の終結への筋書きだった。
ご指摘ご意見ご感想ありましたらお願いします




