連合打撃戦隊
本日も急ぎで書きましたので間違いがあればご指摘お願いします。
南雲忠一中将指揮下の海軍自衛軍連合打撃戦隊は機動部隊と離れ南下を続けていた。
陣陣形は戦艦七隻と巡洋艦、駆逐艦多数の単縦陣。
戦艦は旗艦[大和][武蔵][長門][陸奥][越前][越中][越後]。
太平洋艦隊は無傷の戦艦が七隻。大破・中破の戦艦が二隻。
速度低下した戦艦が三隻。
速度が低下した戦艦二隻は護衛艦を付けて戦列を離れているとの偵察機からの報告だったので三機はいない、つまり残りは十隻。
数では敵が優位。しかしこちらは46㎝砲を9門の[大和][武蔵]。
50口径41㎝砲に変えた[長門][陸奥]。
同じく50口径41㎝四連装砲を二基搭載する[越前][越中][越後]。
とアウトレンジが可能であり試作品ではあるが電探射撃装置が備わり命中精度も高い。
まさに質と量の戦いになろうとしているこのハワイ沖海戦。
勝敗はどうなるのかいまだわからない。
さて、連合打撃戦隊が太平洋艦隊と接触するまでの間、この越前型戦艦を簡単に説明しよう。
この戦艦の特徴は四連装砲を前部に集中配置しているところである。
集中防御を施すことで重量を抑え33ノットもの高速を手に入れた。
設計の基になったのが四連装砲で分かると思うがフランスの戦艦ダンケルク級やリシュリュー級である。
後部には15,5㎝三連装砲が三基。煙突と後部砲の間には格納庫たヘリポートがあり二機のヘリが搭載され、中部にはボフォース40㎜機関砲や長十センチ高角砲。艦の各所には機銃が大量に取り付けられている。
空母の護衛が主任務として設計されたが起工前は戦艦は海戦の主役。敵戦艦と戦うための艦だ。空母の護衛という生ぬるい任務のために存在するのではないと海軍や海軍工厰から建造を拒否され民間造船所で建造を頼もうとしたが当時計画されていた八八艦隊のために数少ない内地の造船所はいっぱいになっていた。
どうしたものかと考えていたら西方統治領のさらなる開拓案の中に巨大なドックを複数有する造船所建設があったのだ。
自衛軍は建設を支援する代わりに自衛軍の軍艦建造を優先してもらった。
そして造船所完成後最初に越前型戦艦が建造された。
これを機に自衛軍艦隊は西方統治領でほとんどを建造するよになり、今でも改越前型戦艦や駆逐艦、潜水艦などを建造中である。
『敵艦隊発見』
[大和]艦橋に電探室から発見の報が入った。
報告によれば戦艦らしき艦は七隻。この他巡洋艦、駆逐艦が多数いるとのこと。
さらに敵艦隊後方に足の遅い別の艦隊もいるそうだ。
「艦隊を二つに?艦隊戦は数の勝負でもありますのになぜ敵は」
士官の一人が言うと別の士官が
「我が方の機動部隊を叩くためにわけたのでは?」
「だとしたら我が方も二つに分けたほうがよいのでは」
「だめだそれでは数では同じになっている現状を不利に変えてしまう」
「しかしそれでは機動部隊が」
士官たちが言い合う。
その間南雲長官は考えた。前衛の艦隊は最大戦速でハワイへと向かっている。対して後衛の艦隊は速力は遅いが進路はハワイに向かっている。となれば。
「恐らく後方の艦隊はこれまでの攻撃で傷ついた戦艦を含む艦隊だろう」
南雲長官はそう結論付けた。
「二つの艦隊はハワイへと向かっている。このままだとどちらも機動部隊にとっては危険に違いない。ならばまず前衛の艦隊を我が艦隊で潰すよいなッ!」
「「「ハッ」」」
「発光信号にて全艦隊に通達。総員戦闘配置ッ」
戦闘配置が命令され乗組員らは持ち場にて待機。海戦の始まりを待つのであった。
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