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最弱の鼻くそ魔王はむしろ追放されたい  作者: 蛹乃林檎
二章 この世は異変に満ちている
24/24

【忙しい現代人に送る】二章もまるまる読まずに……え、もうとっくに追いつかれてる? な、ここまでの粗々し過ぎてるあらすじ

本編一話分より若干長くなるという……

今回は割とちゃんとあらすじしてみてる気がします


「大変です! 大変なんですよシマオさん!」


「その呼び方をやめろモジョめ」

「そんな事いいからとにかく聞いて下さい大変なんです!」

「モジョにも怒らないとは、相当大変な事態なんだな」


「そうなんです! 大層大変な事態で事案なんです! 私、聖女じゃなかったらしいんですよぉっ!」


「……聖女ちゃん、聞いて。それは二章の最後に明かされる一応目玉のお話のつもりだったんだよ。だからあらすじとは言えド頭で発表するのはどうかと俺は思うんだ」


「中途半端な長さだったもんで二分割したから一話分が短くなって、なんか薄ってなったのにあれ目玉だったんですね」

「しっ! 余計な話はするんじゃない。これだから子どもは!」


「余計な話をしないようにしたから、ド頭で章終わりの話をする事になったんじゃないですか。これだから無駄に話の長い大人は」


「待て待て、余計じゃないよ色々あっただろ。思い出せって。この章は何か変ー、気持ち悪いーって言うのが詰まってた章の筈なんだからな」


「あー……? 確かに随所に気持ち悪いところはありましたね」


「そうだろう? 思い出せ最初から。俺は魔力が鼻くそなんだから魔物なんて生み出せないのに、魔物を見ただ襲われただって言う奴らが現れたり……」


「そうそう、あなたがそんな鼻くそ過ぎるもんだから故郷で塵以下の扱いを受けてて、うん百年間女性とまともに会話どころか目を合わせた事すらもないっていう、魔法使いとか賢者とか可愛いレベルな筋金入りのどう……」


「わあ!」


「なんです急に、気持ち悪い……続けますよ? それで仲間の女の子(私)と同室でお泊まりするっていう旅あるあるにもソワソワして、滾っちゃったのかお風呂に行ったらそのまま裸で帰ってきたんですよね。本当信じられない気持ち悪い」


「滾ってねーよ! 変に掻い摘んで話すな! お前がもこもこラブリーな寝巻きを着る事を強要するから起きた事態だろうが!」


「事態じゃないですよ、もはや事案です、事案。注意喚起と見廻り強化するやつですよ!」


「言わせておけばこのくそモジョめ、全てお前のせいだろうが……寝る前におやすみなさいしたいは可愛かったというのに……」


「なんて?」

「……続けなさい」


「なんでしたっけ? ああ、そうでした。魔王様は過去魔物なんて生み出した事がなかったのに魔物がいるだなんておかしいって事で、それがいつ頃から何処に現れているのかを調べようと思って、教会へ向かうのをやめて大きな図書館のある都市に向かったんでした」


「遠くないって嘘吐いたんだよな、お前。朝から歩いて昼に到着する距離を遠くないって」


「あの程度の距離でヘロヘロになるあなたが貧弱なんですよ。道中も急に蹲み込んだり、顔赤くしたりなんかニヤけ気味だったり、そういえば気持ち悪かったですね」


「ニヤけてねーよ! 気持ち悪くもねーし!」


「さては……さくらんぼーい故に私と魔王様との馴れ初めピュアラブ話に当てられちゃったんですね」


「誰がさくらんぼーいだ! 何度でも言うがお前と俺との間にラブは無いんだよ!」


「当たり前ですよ! なんでシマオとラブしなきゃいけないんです! 気持ち悪い! もう、進めろって言ったのにいちいち話を止めてくるんですから……それで、図書館で魔物を調べたら、過去の出来事まで改変されてるって気付いちゃったんですよね」


「千年間の記憶を有する俺達が覚えている歴史と、記録や他の人間が記憶している歴史が違っていたんだよな」

「魔物なんて現れた事はなかったし、魔王様が起こす災いでも死者はいなかった筈なのに沢山いた事になってましたね」


「謎だらけだが、とりあえず聖女が転生する度に残していた記録を確認しようと、今度こそ教会へと思ったが」

「魔物がドーン! と聞いてビューンッと探しに行く事に」


「そして朝から歩き通しなのに山まで登らされて流石に休憩を取って頂いた山小屋でまた気持ち悪い事に遭遇して……」

「それって外に行こうとしてトイレのドア開けちゃった、僕ちんお茶目ちゃんな気持ち悪いアピールの事です?」


「ご都合主義の間違え方である事は否めないが、お茶目アピールのつもりは断じてない! 寂れた山小屋の中に温水洗浄便座完備の綺麗なトイレがあったから気持ち悪いって言ってんだ!」


「……えぇ? 気持ち悪いって何処がです? 全然意味わかんない」


「出た、その反応も俺からしたら気持ち悪いんだよ。電気も水道も無いのに、動力は何で何処に流れて行くのかも分からん状態で機能してるこの世界には不釣り合いな物を、それはそれとして当然に受け入れているこの世界の住人も全部気持ち悪い。とにかくこの世界は歴史改変も含めて何かおかしい」


「そう思ってたら魔物が! 大変! と飛び出すと」

「そこに居たのは魔物じゃなくて天界の奴らが雑用させるのに使う巨大なゴーレムだった」



「てんかい? ゴーレム? 急に謎単語が……」


「……纏めるの面倒くさいから飛ばしたかったがダメか。いいか、簡単に説明するから聞き飛ばせ、知らなくても死なない。この世界はというか無数にある下界は全部、天界人の人間養殖場だ」


「よ、ようしょくじょう?」


「魔界は下界のマイナス感情、天界はプラス感情を糧にしてる。天界の奴らは狡猾で、効率よく糧を吸い上げる為により良い環境を探求しようと、様々な条件をつけた世界を作って実験してるんだ。因みに魔界人は勝手にそこに入ってヒャッハーしてる。そんで怒った天界人が作った勇者だ聖女だに始末されてる」


「お、おう?」


「この世界を作ったのも当然天界だ。だから歴史だ記憶だを改変したんだとしたら、それができるのも天界の奴らの筈なんだ。でもプラス感情を糧にしてるはずなのに、この世界の住人にわざわざ恐怖を与える真似をするのは何故かは分からない。特にゴーレムを暴れさせて人を襲わせるのは分からなすぎる」


「私も全然分かりませんけど、とりあえずゴーレムはぶっ殺します。危ないんで」

「発言的に危ないのはお前の方だがな」


「と、思ったら攻撃が通らない! 最強ロリ可愛が売りなのにこれじゃぁただのロリ可愛になっちゃうピンチ!」


「良くないか? そっちの方が。戯言は置いておいて、聖女とゴーレムは同じ天使の力を分けられているので反発しあって攻撃できない。このままでは巻き込まれ死にしかねない。仕方ない鼻くそではあるがここは俺が——」



 バチィーンッ(聖女、魔王を突然のビンタ)



「……え? 痛い」

「思い出したら殴りたくなってしまって。この章最大にして最悪の気持ち悪い行為、俺がやるからお前は下がってろな雰囲気出してからの盛大なスカート捲り」


「いやいや、やる気だったよ俺だって。その為に魔力が必要で、だからお前に叫んでもらってそれを吸収しようって思ってのスカート捲りだから」


「意味わかんない! スカート捲りしたら戦える様になるって、何を使って戦う気なんですいかがわしい! この変態! またビンタですっ飛ばしてやるんですから!」


「二度とやんな! いくらなんでも次は死ぬぞ! お前のビンタは俺を大砲の弾よろしくすっ飛ばしてゴーレムぶっ倒した程の威力があるんだからな!」


「あなたが二度と気持ち悪い事しなきゃ私だってそんな暴力働きませんよ!」

「つい三百文字ほど前の突然の暴力はもうお忘れなのかな!」


「まぁ、とにかくゴーレムは何とかしましたけど、天使様の意図も分かりませんし、当初の予定通り教会へ行ってみたら……」

「お前は聖女じゃなかった上に、聖女は別に存在すると」


「聖女じゃないと魔王様にお会い出来ないのに、私どうすればいいんでしょう」

「……だから、俺がさ……まぁ、もういっか……」


 聖女と名乗り出る為に教会を目指していた二人だが、道中居るはずのない魔物が存在しているらしかったり歴史が改変されていたり、異常に文明が進んでいる部分があったりとこの世界の異変に気付く。

 更には人間の味方の筈の天使が作ったゴーレムまで現れてますますおかしい。

 急いで教会に向かうと告げられたのは聖女が聖女でないと言う事実。二人の旅はこの先どうなるのか。



「ところで図書館で読んでいた前世の愛読書の結末は面白かったのか?」


「ああ、エンリケですか? それがですね、最終回直前に盛りに盛って盛り上げまくっちゃってて、読者サイドも薄っすらというかはっきりと、これ纏まるんかなって思うくらいだったんですけど、案の定といいますか収拾がつかなくなって未完のまま終わってましたぁ」


「エタタッ! なんだ⁈ 急に頭が!」


「頑張りましょ。ノロノロぐらぐら不格好でも、心折らずに最後まで」

あらすじ書くために本編書いてる所がなくはない

ノロノロ頑張ります。


お読みいただきありがとうございます!

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