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白磁仮面の後宮謎解き帖 ~傷顔の元令嬢は、毒の香りで真実を暴く~

作者:楠木 悠衣
最新エピソード掲載日:2026/05/08
朱霞(しゅ・かすみ)、十七歳。
顔に深い爛れを持ち、白磁の仮面で素顔を隠す、後宮最下層の下女。
でも——かつては名家の令嬢だった。
天才的な記憶力と、叔父から叩き込まれた薬学・毒物学・そして特殊メークの知識。貴族の娘として政略結婚の道具に使われる未来を呪った彼女は、ある夜、自ら調合した薬品で自分の顔を爛れさせた。醜くなれば、誰も私を道具にしない——そう信じて。
「顔が駄目なら使い道がない」と叔父の家に追い出され、薬師見習いとして細々と生きていた霞。ところがある日、薬の配達中に後宮への近道をしてしまい、あろうことか人売りの網に引っかかって後宮に売り飛ばされてしまう。
下女として後宮に放り込まれた霞だったが、その薬学の知識と特殊メーク——死体の傷を再現したり、毒の症状を見抜いたりする技術——が、偶然目に留まる。次々と起こる不可解な死、仕組まれた毒殺、消えた証拠。霞はただ「関わりたくない」と思いながらも、死の香りを嗅ぎ分けてしまう鼻と、止まらない思考で、後宮の謎へと引きずり込まれていく。
そして彼女の前に現れるのは、冷酷で美しい宦官長・藍宸(らんしん)。霞の仮面を面白そうに眺めながら、こう告げる。
「——下女。その仮面の下に、何を隠している?」
白磁の仮面をつけた元令嬢が、毒の香りで謎を解く後宮ミステリー
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