16.強敵と進歩
「そろそろ行こうか...アルマ!」
「うん!」
俺たちは起きて準備をし、体を慣らしてからボス部屋へと勝負をしかけに行くことにした。
この時は知る由もなかった...この後すぐにダンジョンに異変が起きることを...。
そしてその前兆として憩いの場に魔物が入ってきていたのにも関わら気にしなかったことに。
扉の中へと入った矢先、警告が鳴り響いた。
◆ ◆ ◆
【警告】ホルテミスで迷宮溢流発生
魔物のレベルライズにより最大3ランク上昇
《繰り返します》
【警告】ホルテミスで迷宮溢流発生
魔物のレベルライズにより最大3ランク上昇
◆ ◆ ◆
「レイ!」
「お、おう!」
「ペティ!メイア!パルネス!パペル!クリオネ!来てくれ!」
影を表した魔物相手にポルマ以外の仲間を呼び出し、戦闘の準備をした。
「《筋力増強》《俊敏性上昇》《生命力増強》《思考高速化》《肉体強靭化》×7」
「ポルマ!一瞬出てきて彗眼だけ頼む!」
「あいよ!」
◇◆◇◆◇
魔鋼剣騎士
【魔力総量】 SSS/###
【能 力】 鋼剣化 鋼纏 魔闇
【称 号】 魔と鋼を纏う者
◇ ◇ ◇
【魔と鋼を纏う者】
相手の魔力か筋力が強ければ強いほど強靭化する
相手の守護力が高ければ高いほど魔力が強くなる
相手の守護力が高ければ高いほど筋力が強くなる
◇◆◇◆◇
「な、なんだよ!こいつ...」
「どうなってるの...無理だよ...あたし達じゃ...」
相手は俺たちよりも遥かに格上であり、俺たちが強ければ余計強くなる...勝つのなら相手の鋼に打ち勝つほどの威力が必要だ。
「アルマ!弱気じゃダメだ!勝って帰るぞ!」
「う、うん...で、でも...」
「でもじゃない...ペティたちを見てみろ!活き活きしてるぞ!」
「オイラ強い相手待ってたんだよね!レイ?ホントの姿に戻っていい?」
「私もいいです?レイ」
「ああ!お前らやっちまえ!」
「す、すごい...」
あいつらの真の姿は俺しか知らなかったため、今初めてみたアルマは驚き半分関心半分と言ったところだろう。
「な?こいつらとなら勝てそうだろ?」
「うん!やれそ...」
『茶番は終わったのか?』
初めて聞くとても低く威厳のあり魔気の乗った声...。
そちらを振り向くとそこには、格上であり俺たちが対戦する相手である魔物がいた。
体長3mちょいほどで、鋼の鎧で魔を放つ騎士が立っていた。いるだけで、威厳を示すほどの見た目であり俺とアルマは萎縮した。
「レ、レイ?ほ、ほんとに勝てるの?」
「あ、ああ。だ、大丈夫だ!な!ペティ?」
「レイ...こいつは強いよ...とてもじゃないけど無傷とはいかないと思う。オイラたちの人数でギリギリな程だよ...。」
「ギリギリ...って勝てないのか?」
ペティの方を見るととてもじゃないが優勢には見えなかった。この人数ですら格上であることに間違いないだろう...。
『私の相手をするというのか人間に魔物よ。』
「あ、ああ。そうしなきゃいけないしな。」
『ならば、死を覚悟することだな。』
すると、先程まで誰もいなかった騎士の両隣には盾を持った俺たちと同じくらいの体長に、横幅は2倍ほどある魔物が現れた。
「ポ、ポルマ..」
「あいよ!」
◇◆◇◆◇
魔鋼守護兵
【魔力総量】 A/###
【強 度】 SSS/###
【能 力】 鋼体化 カウンター
◇◆◇◆◇
「強度高すぎるだろ...ペティあれ貫けるか?」
「オイラとクリオネの二人がかりなら行くるかな?」
「クリオネ行けるか?」
「ペティと私でしたらなんとか...ですが、カウンターが厄介ですね...」
「そこは気にしなくていい...メイア任せたぞ!」
「わかりました〜!」
「パペルとパルネスは指揮を頼む!援護出来ればそこも任せた!」
「わかりました!」
「は〜い!」
作成としては、メイアに完全援護側に回ってもらってカウンターを貰ったら回復をしてもらう。
そして、パペルたちには指示や援護射撃等の支援を任せた、ペティとクリオネに俺は前線を...アルマには遠距離攻撃を任せることにする。
これが今できる中での最大であり、これ以上もこれ以下もない。
「気を抜くなよ!相手は格上だ!死ぬ気で戦え!」
すると、俺らの準備を待っていたとでも言うようにして魔鋼剣騎士...略してナイトが剣を振り下ろしていた。
油断していたため皆間一髪で避け、ぎりぎり首の皮一枚繋がったとでも言うべきだろう。
「アルマさん!1発大きいの行けますか?」
「行けるけど、いいの?」
「アルマ!パルネスのことだから大丈夫だ!」
「分かった!....終焉流星!」
『そんなもの私には効かぬ!』
「ペティ!クリオネ!そのままお願いします!」
アルマが終焉流星を打つ隙にナイトの所まで行き、斬撃を食らわすことでアルマの攻撃直撃するという至ってシンプルな攻撃なのだが...。
魔鋼守護兵...ガーディアンによってそれを阻止されアルマの攻撃も阻止された。それ以外にもペティとクリオネはカウンターでダメージを受けた。
「メイア!ペティたちを頼む!」
「はい!」
とてもじゃないが、俺の力はほかの人たちよりも明らかに劣る...。
『今度はこちらから行かせてもらおう。闇斬《鋼剣化》。』
その攻撃は俺の目ではおうことが出来ないほど早く、恐怖を植え付ける魔気だった。
ガキンッ!
目の前にはクリオネとペティが2人で剣を止めていた。
「レイ!下がってください!」
「レイ!ここはオイラにまかせて!」
俺は後ろに下がろうとするが気づいてしまった...ナイトとガーディアンとの間に一直線上にモヤがかかった何かがあるのを。
「ポルマ!あそこ観てくれ!」
「あいよ!」
モヤのかかった部分をポルマに観てもらった。
◇◆◇◆◇
【ナイトとガーディアンの弱点】
このモヤの部分は命が繋がってるのを指す
誰か一体が倒れれば全員倒れる
モヤを取り除くと一体一体のレベルが下がる
(モヤを取り除くには光と聖の魔法が必要)
◇◆◇◆◇
「こんなとこに弱点があったのか!アルマ!メイア!」
「そうゆうことね!了解!」
「わかりました!」
途中からパペルたちは脳に戦略を送ってきているためみんな内訳が掴めている。
「任せたぞ!俺もそろそろやらなきゃな...」
俺は戦略を遂行するべく行動を移した。
「んっ!」
「んん!」
アルマとメイアがモヤに光と聖の魔法を送っている。
送るのに1分ほどたつとモヤがはれ相手たちの魔気が弱まったのがわかった。
「アルマ、メイア!助かった!ポルマどうだ!」
「うん!大体2ランク下がってるよ!」
「OK!...こっちも準備OKだからみんなさがって!」
俺の準備...全魔力を使って付与を施し一撃に力を込める...ただそれだけだ。
『貴様...何をした!』
「お前は自分のことも理解出来てないんだな!」
『勝てばいい。それだけだ!知る必要も無い!』
「敗因はそれだな!終わりだ!」
俺はそのまま剣を振り下ろし、ナイトを一刀両断した。両断すると同時にこっちも目の前が暗くなっていった。
「きょうてきだっ...た...な..ぁ...」
「レイ!!!」
バタンッ!
◇◆◇◆◇
人族 男 16歳
【付与術師】 レイ・イレイン
【魔力総量】 Z/#####
【能 力】 自己再生 剣豪 収納 強靭魔化
【権 能】 アグラクト
【称 号】 魔物を牛耳る者
◇ ◇ ◇
獣人族(猫) 女 16歳
【精魔師】 アルマ・シャーロ
【魔力総量】 SS/###
【能 力】 五大魔法 精霊魔法 魔力制御 刹那
【権 能】 精霊と対等な者
◇◆◇◆◇
【世界ランカー】総計バディ数『7,485,834』
1/高嶺騎士&間宮葵
冒険者ランク 《SSSS》結成期間《12年》
2/華原麗奈&稲荷瑞帆
冒険者ランク《SSS》結成期間《9年》
3/エレナ・シルフィー&エリナ・シルフィー
冒険者ランク《SSS》結成期間《5年》
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9,126/アルマ・シャーロ&レイ・イレイン
冒険者ランク《A》結成期間《3週間》
◇ ◇ ◇
【世界ランカー】『145,257,963』
1/高嶺騎士 男 32歳
冒険者ランク《ZZ》冒険者歴《21年》
2/ロイド・ジョージ 男 46歳
冒険者ランク《ZZZ》冒険者歴《34年》
3/エレナ・シルフィー 女 18歳
冒険者ランク《SSSS》冒険者歴《8年》
4/間宮葵 女 24歳
冒険者ランク《Z》冒険者歴《14年》
5/パルバ・ドルダン 男 56歳
冒険者ランク《ZZZ》冒険者歴《45年》
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12/エリナ・シルフィー 女 18歳
冒険者ランク《SSS》冒険者歴《8年》
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14,689/レイ・イレイン 男 16歳
冒険者ランク《S》冒険者歴《7年》
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28,428/アルマ・シャーロ 女 16歳
冒険者ランク《A》冒険者歴《5年》
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