文化祭 ~に~
それから、HR以外にも時間をもらい、文化祭の用意をした。
そして、文化祭1日目が始まった。
うちのクラスは、青色のTシャツに青ハチマキというシンプルなデザインであった。高校生活最後の文化祭ではないが、気持ちが高まる。
恋華は、気合が入ってハチマキをきつくしめた。柚は首にハチマキをかけてしばっている。真姫は....
『えへへ。リボン結び!可愛いでしょ?』
結び目を上にしてリボン型にしている。
『あれ?他月、ハチマキは?』
『あるけど、汗が滲むから付けないでおこうかなーって』
『女子かよ(笑)』
『ハチマキ付けてない人は早くつけてー!忘れた人いるー?』
『うわっ。強制かよ。鬼畜だな』
『そんなに?(笑)』
『他月は、いつライブなんだ?』
『2日目の昼。くるの?』
『おう!他月のドラムさばき見てみたいからな!』
『僕も!見たことないから....』
『柚は、見たことあんの?彼女だけどさ~』
龍馬が嫌味半分で言っていた。
『ん?あるけど?』
ペットボトルに入ってる飲み物を飲んで答えた。
『あるの!?どう?下手?』
『まて、そこは「上手い?」だろ。ばか』
『だって、他月のことだから下手?のほうが答えやすいかなって』
『上手いよ』
『....まじで?』
『うん....言うの恥ずかしいけど....』
柚が顔を真っ赤にしていた。
『なになに!?褒めてくれるの!?』
『カッコいい....』
『うおおおおおお!!柚に褒められた!柚に「カッコいい」って言われた!あー!録音すればよかった!あ、柚もう1回言って!?お願いします!』
『....言えばいいのか?』
『今日の柚おかしいよ!?どうしたの!?文化祭まで30分あるから頭冷やしといたほうがいいよ!?』
『恋華はしーっ!柚が言ってくれるんだから静かにして!....よし!柚、言っていいよ!』
『....だ・ま・れ。カ・ス』
『えええええええ!?さっきの言葉と異なってるんですけどおおおおおおお!?』
『集まってー!円陣組むよー!』
『あ、やるんだ(笑)』
『円陣なんかやるんだ、この高校』
『あれ?龍馬の高校やらないの?』
『うん。中学と一緒で天文学者とかになる人が行く高校行ってたから、こんな青春的なことやらないし(笑)』
『そうなんだ(笑)』
『いくよおおおお!!』
『楽しい文化祭にしよう!せーっの!』
『おおおおおおおお!!』
そして、文化祭がはじまった。




