チクチクしている君
緊張で汗が止まらなかった。
(いつも通りに接してれば大丈夫だよね!)
『おはようございまーす!』
『塩谷さんおはようー!』
『オハヨーう!』
『れんちゃん!おはよー(❁´ω`❁)』
『おはよー!』
いつものように真姫が近寄ってきた。
自分の席を見ると、隣に清水くんが座っている。
『ねーねー、今日英語の小テストあるんだってー!れんちゃん知ってた?私、知らなくてさ〜』
『え!あったの!?私も知らなかった(笑)でも、真姫は頭いいから小テストなんてらくらくでしょー?』
『いや、この前の英語の確認テスト点数悪くてお母さんに見せられなかったし....』
『そうなの!?真姫にしてはいがーい!』
『えへへ、そうかな〜』
『お前らうるせえ。少し黙ってろ。』
さっきまで静かにしてた清水くんが口を開いた。
『ちょっと喋ってるだけじゃん!なんでそういうこというの?それに他に喋ってる子いるじゃん』
真姫が少し怒って清水くんに向って言った。
『は?だから、俺の近くでしゃべんなってこと。わかる?今俺は本を読んでんだよ。女子の話はだいたいうるせーし、聞いててイラつくんだよ。』
『じゃあ、図書室にでも行けばいいじゃん!あそこだったら静かに本を読めるよ?』
『だいたい、ここは俺の席なの。だからお前らどっかいけよ』
『わかったよ!もー!生意気だなー!ほら、れんちゃんいこ!』
真姫が私の手を引っ張って真姫の席に誘導した。
『なにあの人!もう嫌になっちゃう!』
真姫は、ほっぺたを膨らませてプンプンしていた。
『よっ!なにしてんのー?』
他月が部活から帰ってきた。
『清水って人、ただ喋ってるだけなのにうるさい!黙れ!って私たちをあの場から追い出したんだよ!?』
『ふーん。あれじゃね?恋華か真姫のことが好きなんじゃねーの?(笑)』
『『ばか!』』
『私は、優也くんが好きなの!あんな人、好きにならないから!』『そうだよ!私も龍馬のこと好きだし!あんな意味わかんない人好きになんないよ!』
『おはよー』
龍馬と柚と優也が教室に入ってきた。
キーンコーンカーンコーン
『『やっべ!』』
龍馬と他月が声を揃えて自分の席に座った。
『おい』
『なに?』
『昨日、帰って勉強したんだろうな』
は?なに言ってんのこの人。
隣の清水くんが私に言った。
『してない』
『........』
『いっったっ!』
1番後ろの席の私をみんながいっせいに見る。
清水くんは、思いっきり足を踏んでその足をどかさなかった。
『ちょ。足!足じゃま!』
『うるせー。』
『....』
もう!ほんとに、なんなの!?
朝学活が終わると私は、走って真姫のところにいった。
『踏まれた....』
『え?』
『あ゛し゛ふう゛ま゛れ゛たあ゛ー』
右足がものすごく痛かった。
『大丈夫かよ(笑)』
他月が笑った。
『まぁ、安静にしとけば大丈夫だろ。』
『そうかな。』
『うん。』
『え、でも次保体じゃね?』
柚が私に言ってきた。
『そうだったぁぁぁぁぁ!』
『じゃあ、着替えなきゃだね。』
優也が手をポンッとやった。
『じゃあ、女子も途中まで一緒に行こうぜー!(ニヤリ』
『変態。黙れ』
『ぐはっ!』
柚が他月に1発腹パンをした。
『うわぁ!へんたーい!』
『きもちわるーい!早くいこー!』
私と真姫も一言他月に言って柚も一緒に走って更衣室に行った。
『俺....腹と心が痛いよ....』
『いや、自業自得だな。』
『たしかに、変態だね』
『なんで優也は、女子の心がわかるんだよ!』
『なんとなく?』
『ほら、早く行くぞ』
『待って、まだ痛い。』
『保健室行くか?』
『いや、今日横田先生だろ?怖いじゃん』
『しらん。もしかしたら大久保先生かもしれないだろ。』
『いや、断る....』
キーンコーンカーンコーン
『おいいいい!早く立てよ!怒られるだろーが!』
『このくだり、この前もやった気がする....』
『まって〜....』
『よし!俺らだけで行くぞ、優也!他月がんばれよ!』
『うぉぉ....まってー。』
他月は、龍馬たちが着いた5分後に体育館に着いたとさ。
そして、この時間が終わったあと悲劇がおこる。




