転校生&ゲーム
夏休みが終わると、うちのクラスに転校生が来た。
『どうも。清水直哉です。よろしく』
ドS感満載の人だった。目つきが猫みたいな目で、ポケットに手を突っ込み、やはり制服は着崩していた。
『では、転校生も来たところだし席替えすっかー』
担任のくまくま(熊野たかし)が腕を組んで言った。
『また同じ席だといいな』
『だね』
龍馬が声を小さくして言った。
くじを引くと
『し、清水くんの隣だ....』
龍馬は、真姫と隣だった。
優也は、柚と隣だった。
他月は他の女子と隣でその女子は他月にホヤホヤだった。
『くそ。あの女どっか行けよ....』
柚が他月の隣の女子を恨んでいた。
『龍馬と隣だ〜(❁´ω`❁)イツメンの人でよかった〜』
『俺も一安心だが....恋華....』
『おい。お前なんて名前なんだよ』
『私?塩谷恋華!テニス部の部長だよ!』
『あっそ。うるせーやつが隣になっちまったなー』
『なんだ....結構普通じゃん。』
龍馬は、安心していた。
そして、1時限目の数学が始まった。
『よーし。今回は、あるゲームをするぞー!』
『まじ!?やったー!』
クラスは多盛り上がりだった。
『そのゲームは....隣の人と協力しろ!問題40問対決!!』
『なにそれー』
すぐさま、ブーイングが始まった。
『このゲームはだな、隣の人と20問20問に分けて、問題を解くというゲームだ!それで、自分と隣の人の点数を足して、1番高かったグループが優勝!でも、この問題はとても難しい!先生でも少し時間がかかる問題なんだ!』
『じゃあ、質問質問!隣の人と協力するなら、隣の人が解いてて、でもわからないところがあって、もう1人の隣の人が答えを教えるっていうのはありなんですか?』
『それは、ダメだ!協力しろっていうのは、点数のことであって、答えを教えるっていうのはナシだぞー!あ、あとテスト勉強も必要だと思うから一週間、テスト勉強の日にしなさい。わかったなー』
『はーい』
『じゃ、授業するぞー!』
『お前、頭いい?』
『悪いよ....』
『じゃあ、今日から俺の家で特訓な』
『え?』
『優勝狙わなきゃ、このゲームの意味がないだろ。』
『そうだけど....』
『俺が徹底的に教えるから』
『あ、ありがとう.... 』
特訓ってどんなことするんだろう。
少し不安だけど、頑張ろう!
後ろの掃除ロッカーから物音が聞こえた....
※けして、ホラー小説ではありません。




