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スキルを作って習得!僕の趣味になりました  作者: すみ 小桜


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第56話 熟練度取得方法が増えました

 ランクってレベルとは違うのかな?


 見てみたらレベル4が解放になっていた!

 浄化はレベル4のスキルだ。レベル4のスキルは、ランクアップを覚えているとランクアップさせる事が出来るスキルで、ランクアップする事により熟練度50を取得可能。


 これって強くなっていくスキルって事? 凄いね!

 レベル5は、熟練度5,000必要かぁ。でもランクアップさせれば熟練度増えるし、今までよりも解放しやすいかも。


 『どうだ? 魔力が増えたようだが清めるを覚えたか?』


 あ、そうだった。それが目的だった。


 「うん。覚えたよ。二人共ありがとう! 戻ろう」


 サザナミが移動を始めた。

 そう言えばさっき、動きがスムーズだったよね。素潜りのお蔭かな? って僕も自分で移動出来たりして……。


 「ねえ、自分でちょっと泳いでみたい」


 『いいけど、大丈夫? 泳げないようだけど』


 サザナミが心配そうに言ってくれた。


 「あのね、素潜り覚えたの」


 『素潜りか……普通それは、息を止めて潜る為のものだろう?』


 とチェトが教えてくれた。

 なるほど。それちょっとやってみたいかも。戻ったらユイジュさんが煩いからできないよね?


 「潜ってみていい?」


 『何!? 今やるつもりなのか?』


 「今しか出来ないと思う」


 『仕方がないな。そういう所は言い出したらきかないからな。一回だけだぞ』


 「うん!」


 息を止めて……。

 僕は、水の中に潜った。夜なので水の中も真っ暗だ。地上の方がほのかに明るくてゆらゆらとして綺麗だ。


 だんだん苦しくなってきた。どうやら潜る為のスキルで、息を止められるスキルじゃないんだ……。地上に戻ろう。


 ――『肺活量UP』の条件が整いました。『肺活量UP』を作成しますか?


 うん? あ、これがもしかして息を止める事が出来るスキルかも。

 って、もうダメ……。


 ぐいっと、上に押し上げられた。


 「ぷはぁ。げほげほ……」


 『自分の息を止められる時間ぐらい考えて潜って行かないと死ぬわよ!』


 サザナミにそう言われた。確かにそうです。助かった。


 「ありがとう。つい、楽しくて……」


 『そのまま掴まっていて』


 「うん。ありがとうサザナミ」


 ――『肺活量UP』のスキルを取得しました。


 あ、覚えちゃった。

 これってどんなんだろう。

 『息を止める事で肺活量を上げる事が出来る』か。

 これもレベル4のスキルだからやっていたらランクあがるよね。それにこれなら水に潜らなくても出来るからいいかも。


 岸には心配そうに拭く物を手にユイジュさんが立っていた。取りに戻ってくれたみたい。


 「お前な……まったく。で、覚えられたのかよ」


 「ありがとう。覚えられたよ」


 タオルに包まりそう答えた。


 「ほら、たき火に近寄って暖まれ」


 「うん。暖かい」


 「拭いたらさっさと服を着ろよ。本当に風邪を……って、なんだこれ!?」


 ガシッと突然、ユイジュさんに左手を引っ張られ危うくたき火に突っ込むところだった。


 「ちょ、危ないから引っ張らないでよ」


 「これどうした?」


 マジカルマップを見てユイジュさんが言った。


 「買った」


 「買っただとう!? 使いこなせるのかよ!」


 「ちゃんと使ってるよ。水の中も平気だし魔力も自分の使えるし」


 「そうだった。お前、魔力持ち……」


 パッとユイジュさんは手を放した。


 「まあお前の金だし、自分で何とかする為に買ったんだし……けどな、そんなの着けていたらカモにされるぞ」


 「カモって?」


 「その年でそんなのを着けていたらお金があると思われて、色々売りつけられるって言っているんだ」


 『それは既に遅しだ……』


 チェトがボソッと言っている。

 何か売りつけられたっけ?


 「ところでなんで馬までここに連れて来た?」


 「うん? あ、マトルド? チェトが連れて行けって言うから」


 「マトルド? 借りた馬に名前をつけたのか?」


 「うん。でも借りたんじゃなくて買ったの」


 「はぁ!? バカなのか! なぜ買う必要がある!」


 「だって、処分するって可愛そうじゃないか!」


 「それを売りつけられるって言うんだ! いいか。買ったら世話だけじゃなくてお金が掛かるんだぞ? 小さいけど馬だろう? どこで飼うんだ? 家の中では無理だろう? 草代だってバカにならないぞ?」


 「いいの! やっと仲良くなれたんだし!」


 はあっとユイジュさんが大きなため息をついた。


 「一体いくらで買わされたんだ」


 「えーと……10万テマ」


 「確かに安いな。けど、それだけ需要がなく手放したかったんだろうな」


 おじさん、マトルドを綺麗にしてくれてなかったから誰も乗りたがらなかったんだ!


 「で、話は戻すけどなぜ連れて来た? チェトはなんて言っているんだ?」


 そう言えば、ミズウミに入るでもないしなんでだろう?


 『マトルドにも清めるをしてもらいたかったからだ』


 「え? マトルドにも? え~~!! マトルドも実験台になっていたの?」


 「なに!?」


 僕達は、のほほんと草を食べているマトルドを見た。確かに羊と同じような毛色だけど。馬にも実験していたなんて!! その人達、許せないね!

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