3 我が家
すみません冒険者ギルドのギルマスの名前
間違えた為変更しましたマークス→ガレス
申し訳ありませんが宜しくお願いします。
今日はクリアから貰った宝石が売れる日約束の時間は昼過ぎなので
時間的にはまだ余裕が有り私達は朝食を取ってからのんびりして居ると
オルイドがタルトに話が有るとやって来た。
「あの男爵令嬢のリーナとの食事に事だよね。」
「やっぱりオルイド固いわね。」
「でもそれでこそオルイドって感じだけどね。」
カリナがとセティアそしてイズミがオルイドが来て当然とばかりに
その2人の様子を陰から見つめて居た。
2人の話しは意外と早く終わりオルイドが帰ってから直ぐタルトに3人で駆け寄った。
「「「タルト!どうだった?」」」
タルトはニコッと笑うと
目の前の紅茶を一口飲み。
「あのね。彼女来月から学校へ行くんだって。その為暫く会えないからと言う事らしいけど
暫く会えないって事は又会うって事だよね。
オルイドは改めて彼女に好きな人が居るからと断ったらしいけど
どうも聞く耳持たなかったみたい。
でも、学校へ行くって事はこれで暫くは静かになるわね。
その間に対策でも練りましょう。」
「学校か~。それじゃ3年位行ってるのかな?うん、時間は有るね。
その間に結婚しちゃえば?」
「イズミ!何言ってるのよ!まだ私とオルイドはそんな関係じゃ無いもの!」
「何顔赤くしてるの?オルイド満更でも無いんでしょ?
それに私も彼ならタルトを任せられるかな?」
結婚と言う言葉にタルトが頬を赤らめた姿がとても可愛く見えた。
以前タルトがオルイドを迷惑がって居た時の事を思い出すと随分とオルイドも株を上げたと思う。
頬を赤らめたタルトを見て冷やかすカリナはコツンとセティアに頭を小突かれ
えへへと笑いながら羨ましそうにタルトを見てる
何だか幸せな時間だ。
午後ギルドへ行くと既に商業ギルドマスターのカグラとガレスが待って居て
その横には数人の男達が大きな革袋を目の前のテーブルに置き護衛の様に立って居た。
「おお~待って居たぞ既にカグラが全部用意して待って居てくれた。まあ座ってくれ。」
ガレスの言われるまま前のソファーに腰かけると直ぐにカグラが話しかけて来た。
「今回は素晴らし物を買い付け出来る事を嬉しく思う。」
ニコニコ顔のカグラが立って居る男達に革袋を指示をすると私達の目の前にその4つの革袋を移動させると
その男達を下がらせた。
すると冒険者ギルドマスターのガレスが感心する様にカグラに聞いて来た。
「流石商業ギルドのマスターだ。これだけの大金をたった5日で用意できるとはな。」
「いやなに、こいつは商業ギルドで買い取るのさ、
うちのギルドの者に購入希望者を募ったらあっと言う間に集まった。
こんな物一度に売って見ろ直ぐに価格が暴落する。
だからうちで買い取り時間を掛けて売って分配するんだ。
何しろ俺のお墨付きの物だからな、信用は有るさ。」
その革袋の中身をガレスと共に確認し自分達の持って来た宝石をテーブルの上に出して
カグラの方へ渡すとその宝石を一つづつ確認し始めた。
そうして全ての宝石を確認し終わると嬉しそうな笑顔を見せ。
「いや~、実に良い商いをさせて頂きました。どうぞそちらの金貨おう収め下さい」
「でもこれは結構重いですね。私達だけではちょっと持ち帰れないかも?」
セティアが持ち帰る事を心配して居るとガレスが身を乗り出し。
「そこでだ。その金貨を冒険者ギルドへ預けないか?何時でも取りに来ても良いし
そのまま置いて置いても良い。その代わり全額の5パーセント貰う事になるがもし盗まれたとしても
ギルドが責任を持って同額の金額を返す。
まあ全国の冒険者ギルドを敵に回す者等居ないと思うが
自分達で管理するよりずっと安全だし楽だと思わないか?」
「「「5パーセント・・・」」」
「私はそれでお願いします。」
イズミが最初に声を上げると残りの皆も冒険者ギルドへ預ける事に同意した。
そしてイズミが商業ギルドのカグラへ欲しい物が有ると持ち掛けた。
「カグラさん私このお金で欲しい物が有るんですが探して貰えないでしょうか?」
「おお、大抵の物なら何でも持って来るぞ。」
「はい、それは私達が住む家とアイテムボックス。」
「おおそれならお勧めの物件がある。何件かピックアップして後で案内する。
それからアイテムボックスだが小さなものでも結構な値段がするが小さな物はお飾りに過ぎん
どうせ冒険者として使うならある程度の容量の有る物を進めたいが
そうなると値段の方も上がるが良いか?」
「はい、その金貨で買える範囲内なら問題ありません。」
「分かった用意しよう。家の方は3日後ここに集まって貰えれば俺が案内する。
そこで好きなん家を選べば良い。」
その後全員金貨の一部を貰い残りはギルドに預ける事にした。
ギルドからは各自預かりのプレート(幾ら預かって居るか書かれた)を貰った
これは冒険者プレートと関連付けられもしこのプレートを無くしても冒険者プレートと
本人である事が分かればお金を降ろす事が出来る。
逆にこのプレートだけで他人がお金を降ろす事は出来ないそうだ。
その点私達は既に皆に顔を覚えられている為他人には降ろす事は出来ない筈そんな所は
安心して預けられる良い場所だと思う・・・
5パーセントの手数料が取られるがそれは仕方ない・・・かな?
そして3日後カグラに案内されて行った1件目の家は『何処の屋敷?』
と言える程立派な物、庭も広く部屋の数も多いただ建築年数が結構経って居て
手直しする場所が幾つかあり造りも古めかしい感じだ。
う~んこれはパスかな余りにも大き過ぎるし立派過ぎ
そして手直し?
これは流石に私達の手に負える物じゃないな。
2軒目は庭は程良い広さ家のサイズも手頃でまだ新しい家
ただ部屋数が4部屋、もし増やすとしても部屋の大きさがずっと小さくなってしまう。
『ニシアの風』は4人だけどシェルシアも居るし客間も欲しいかな
価格的にはお手頃?
の様だけれどももう少し大きい方が良いと思う。
贅沢?
3件目町の中心から少し外れるが広めの庭に2階建ての家
造りは2軒目よりは古いがそれ程古さを感じさせない造りで部屋数は7部屋
2階に5部屋と1階に2部屋その1階には10人以上でパーティが出来る程の大きさを誇る
食堂兼リビングが有る。
お風呂も広めでこれもニシアの風のメンバーは大お気に入り。
トイレは1階と2階に1つづつ。これも彼女達に気に入られた原因の一つ。
「ここにします!」
皆と話し合った結果3件目の家に決めた。
実はセティア達もお金を払うと言って居たが私は此方の世界で
自分の家と言える物が無かった為どうしても自分でこの家を買いたかったので
セティア達の申し出を断る事にした。
そしてアイテムボックスだが現在商業ギルドで保管してる中でも大きい方の物を
1つ買う事にした。
それはグリーンの石の付いた指輪タイプの物で収納力は荷馬車5台分は十分入る程の大きさらしい。
それより大きい物も有るらしいが価格と容量を比べるとこの辺りが丁度良いのではないかとの事だった。
そして残りの中から冒険者学校の残りの授業料を払うと私の金貨はグッと減り金貨百数十枚残るのみとなった。
アイテムボックス恐るべし!
兎に角こうして私達は自分達の拠点となる家と荷物を自由に持ち運べるアイテムボックスを手に入れた。
そして気が付くとオルイドがその家の近くに引っ越して来る事となった。
オルイド曰く『女性だけのパーティに何か有ってはいけない、その為護衛も兼ねて近くに住む』
とっ言って居たがただ単に毎日タルトに会いたいからと言うのが私達の同意見だった。
シェルシアは大喜びで勝手に2階の角部屋をゲットして早速飾り付け始めた。
2階の部屋は全て埋まり1階の2部屋が客部屋として残ったが、そんなにお客が来るわけでも無いし
まあ良いか。
食事は交代で作る事になったがシェルシアの番の時どんなものが出されるか恐ろしいが
そん時はその時、何とかなる・・・とっ思う。
そして新しい拠点生活が始まった。




