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男の娘って何ですか?  作者: とらいぜん
2章男の娘って何ですか?
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3 決意

翌日からオルイド守備を引いた私達ツインテール

取り合えず私の方は男言葉を使う事に決まり、だた今男言葉に戻す為特訓中。

但しオルイドに始め自分の事を『私』と言って仕舞った為自分の事は『私』と言う事にした。

『どこぞのお坊ちゃん?』上等だ~!第一既に男でも無いし。


着る物は、今まで通り男性用の服。

但し普段着も男性用を揃えなくちゃならないので財布の中身が・・シェルシア~~。

しかし毎日冒険者服で居る訳にも行かずタルトと一緒に男性用の服を買いに来ている。


「イズミこの服価格も手頃だしデザインも悪く無いし丁度良いんじゃない」


「あっそれ良いね。それにする。」

まずは価格的に安い服1枚をゲット!

後は、少しづつ増やすしかないかな?

タルトも自分の服を買いたい様で私も付き有う事にした。


「イズミ私も服を買いたいな。付き合って貰える?」


「勿論良いわよ」


そこで女性用の服売り場に移動してタルトの服を2人で探し

タルトをモデルに色んな服を着せ替えさせ楽しみながらようやく決めた服を持ち

売り場を移動しつつ他のスカート等見て回ってるとタルトが思い付いた様に


「あっ私買い忘れた物が有った!ちょっと良いかな?」


「付き合うわよ」


「今度新しいのを買おうとして居てまだ買って無かったんだよね。」


そう言ってタルトが見せてくれた可愛らしい柄の新しいタイプの下着


「あっそう言えば私も買って無い!それ私にも見せて、私も一緒に買っちゃおうかな?」

私もその下着を広げて見ていると何故か背中から痛い視線を感じた!


『エッ!何この嫌な感じ』


イズミが後ろを振り向くと店の店員がジト目でまるで汚らわしい物でも見る様な視線を

送って来ていた。

イズミは、

『私は変態じゃない!みっ見ないで!そんな目で私を見ないで!』

心で思うもその視線は止まない。

そしてイズミの背中に嫌な汗が流れ出すのを感じた。

今のイズミの服装は、男性用の冒険者服に同じく男性用のズボン。

肘で男性用の服を挟み持ち女性用の下着を両手で広げて物色して居る怪しい男にしか見えなかった。


そのイズミを見て居た店員がボソッと一言呟いたのが彼女にも聞こえて来た。


「ヘンタイ・・」


『グサッ!むっ胸が痛い!へッヘンタイ言われた!』

その言葉を聞くともうそこには居られなくなってしまったイズミ。

「タッタルトゴメン私先に外へ出てる」


「えっ!どうしたのイズミ?」


イズミは慌てて外へ走り出しそれををタルトが引き留めようとして居たが

それを振り切り外へ駆け出した。

そしてイズミを追い掛けて来たタルトが


「イズミ突然どうしたの?」


「タルト~、私のこの格好~。」


「あっ!ゴメン!すっかり忘れてた・・」


「これも全てアイツのせいだ~。おのれ~オルイドめ~。このヘンタイ疑惑・・・否私がタルトを守り切って見せるからな~。」


全くの逆恨みだったが、この後暫くの間この店でイズミ変態説が続くのが確定した。


その数日後ギルドでタルトを待って居たオルイドに対しその逆恨みからイズミから仕掛けた。


「まだ私のタルトを狙ってるのか?いい加減に諦めたらどうだ!」


「勝手にほざいてるが良い、今にちゃんとタルトが自分の過ちに気が付いて貴様の様な女みたいな男の娘から自分から離れるさ!第一そんな細い腕で何が出来ると言うんだ。タルト一人守れまい。」


『いや、本当の女なんだけれど』とは、言えず


「私は精霊使いだ!腕が細かろうとそんな事関係ない、何なら勝負してみるか?」


「おおう、望むところだ!何時でも来い!」


「それじゃ今日の夕方街はずれの空き地で待ってる。」


「分かった!逃げるなよ。」


「お前こそな。」


『フフこれでタルトから引いてくれるに違いない。コテンパンにやっつけちゃおうかな?』

そう気軽に考えてると後ろからタルトが話しかけて来た。


「イズミ大丈夫?」


「問題無いわ、あんな奴簡単にやっつけちゃうから。」


「オルイドああ見えてエルフの森の中でも1、2を争う位、剣の腕がたつのよ

魔法もそれなりに使うし何しろ彼クラスBの冒険者だし。」


「えっ!思ってたより強いじゃん。しかもアイツがクラスB?信じられない。」


でも、シフォンさんとの経験も有るし何とかなるでしょ。


その日の夕方指定した空き地に着いて有る事に気が付いた。

空き地と言っても広い場所で精々サッカーグラウンド1枚半位その直ぐ後ろには

家々が立ち並びその中にはお店なども在る。

勿論防壁等有るわけも無く力の強い精霊の力が使えない。

『そう言えばここだと周りに被害が及ぶ為精霊の力が使えない!使えるのは風の防壁位か。

これはマズイ・・非常にマズイ!』


「タルト~。もしかして私負けるかも?」


「どう言う事?」


「ここだと精霊の力が強すぎて周りに被害が及ぶから殆ど使えない。」


「それじゃ剣だけの戦いになる?」


「多分そうなる・・早まったかも?」


その時オルイドが現れた。


「おう、ちゃんと来てたじゃ無いか。良く逃げなかったな。」


「私が逃げる分け無いだろう。」

本当は逃げたくなって来たよトホホ。


2人が揃った所でタルトがルールを説明


「武器は剣の代わりに今渡した木刀と魔法そして精霊の力を使う事を許可します。

勝敗は何方かが戦闘不能になるか負けを認めればその場で終了。又は、相手に後遺症が残る様な大怪我をさせた場合もその場で怪我をさせた方が負けになります。良いですか?」


「「了解」」


「それでは、初め!」



オルイドは姿勢を低くしてイズミに突っ込み木刀を横一文字に振るった。

それを跳び跳ねて躱すとオルイドの後ろに周り木刀を振るうと

オルイドは横へ飛び避け直ぐに体勢を整えイズミに向かうと目の前に風の防壁が立ち塞がっていた。


一瞬動きの止まった所へイズミが上からオルイドに襲いかかって来た。


ガッツ!


木刀がぶつかり合う音が響き

オルイドが口を開いた。


「お坊っちゃんにしてはなかなかやるじゃないか。」


「有難う。でもまだまだこれからだ。」


「そうかいそれは楽しみだ。」


オルイドのその言葉にイズミは

『やっぱり早いや。見えていても身体がついては行くのが精一杯だ。何とかしないと。』


そう考えている間にもオルイドからの執拗な攻撃は止まない。

自分の手の届く範囲内でオルイドの気を引く事が出来ないか?

今の様な防壁だと私が攻撃する前に気づかれてしまう。

何かないか?

そう考えを巡らせてる間にも押し負けそうになってる

女の身体だとどうしても力負けしちゃうか。


その時ふっと思い付いた事があった。

その次に木刀がぶつかりあった瞬間イズミはわざとよそ見をした。

するとオルイドも吊られる様にその方向を見た。

『今だ!』


その瞬間風の塊をオルイドの腹に打ち込んだ。

直ぐに避けようとしたオルイドだが余りにも近くからの攻撃で避けきれずその場で仰向けで倒れてしまう。

痛みを堪えて起き上がろうとするその胸の上にイズミが股がり両足でオルイドの両腕を抑え

その顔に殴る為腕を振り上げ。


「これで決まったな。」


イズミがそう言うとオルイドが驚いた様な顔をして

イズミが股がったその部分を見ながら。


「お前…女か?」


「エッ!」

イズミはオルイドが見ている自分の股がってる所を見て一気に自分の顔が赤くなるのが分かった。

そして気が付くと罵倒を浴びせ殴りつけて居た。


「このドスケベ!見るな!そこに意識を集中するんじゃない!感じるな!忘れろ!バカ!」


それを見ていたタルトが慌てて止めに入り。


「イズミもう気絶してる試合終了よ。」


その言葉に我を取り戻し


「タルトゴメン、バレた。どうしよう?」


「兎に角このままじゃしょうがないから一度部屋に連れて行って介抱しないと。」


「う。分かった」


その後オルイドを二人で宿に連れて行きタルトがヒールをかけ傷を癒した。

そして翌朝そのオルイドが目を覚ました。



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